今年もやってきました、食欲の秋、そしてバンジーの秋!(笑)。

(2007/9/17)

今年もまた「みなかみバンジー」の季節がやってまいりました!2003年に、開設期間たった2日間という「超期間限定ジャンプサイト」として始まったここみなかみ町諏訪峡のジャンプサイトですが、Takemaはご存じの通り?初年度から毎年飛びに来ています。今年で5年目かぁ、早いもんだ。そういや2005年に前転ジャンプしたあと、20歳過ぎくらいの若いお兄ちゃんグループに

と声を掛けられ、見も知らぬ第三者から「おじさん」と声を掛けられたのは初めてだったのであの時は結構ショックだったことを思い出します。あれから2年、Takemaはますます「おじさん度」をパワーアップさせていますが(特にオデコのあたり)、なーに、ことバンジーにかけてはジャンプ歴足かけ17年、ブリッジバンジーの回数数十回というTakemaが、


というか、慣れれば誰だって出来る(もっとうまくできる)ことなんですけれどね。

とはいえ1964年製で43歳、近年ボディのガタがやや目に付きつつあるTakema。4月にはあな情けなやギックリ腰で5日間入院の憂き目をみたというのも頭の片鱗に「いつまで若ぶってても、着実に身体は衰え始めているんだからね」という警告とともに思い出されるところでもあるわけです。うーむでは今年はどうする?飛ぶのはともかくとして、奇をてらわずノーマルで飛ぶか、‥それとも?(笑)。

というわけで連休最終日の午後、「ある決意」とともにジャンプサイトに訪れたTakema&おしんこどん+職場同僚2名だったのであります。そしてその「ある決意」とは?

うーむ何ということでしょう、さらなるチャレンジを選択していたではありませんか(笑)。「四十而不惑(四十にして惑はず)」とは論語のなかの言葉ですが、弱冠(うそつけ)四十三歳にして迷うことなき確固たるTakemaの自我は「より一層の精進」を目指していたのであります(笑)。なーに「よどんだ水は腐るしかない」のです。ほーら古今東西の有名人もこんなことを言っているではありませんか!
汝の一生は不断の実行であれ ゲーテ(哲学者)
人生は、思い切った冒険をするか、何もしないか、そのどちらかしかない ヘレン・ケラー(修道女)
「精神的に向上心のない者は、ばかだ」 夏目漱石「こころ」
限界を決めたときに限界は来る、決めなければ限界は来ない 中田英寿(元サッカー選手)
というわけで、「今こそオジサンが輝くとき」なのだと心に誓ったのでありました。

ジャンプマスターのチャールズさんとももう顔なじみなので「いやいやどうもどうも」という感じで話します。で、バック転の話をすると「それならハーネスはウェストにした方が飛びやすい」とのご託宣。なるほど、確かにその方が回転しやすいような気もします。ホントは足ハーネスに多少のこだわりがあったTakemaですが、いかんせん初めての飛び方にチャレンジするのですから、今回は指示通りに腰ハーネスを付けることにしました。でも次回は再び足に戻そうかな(妙なこだわり)。



というわけで装着状況の再確認も終わり、いよいよです!

ちなみにスタッフの方(名前聞くのを忘れたけれど外国人)にコツを聞いたら、「小さく回ることを心がけること、足はお立ち台をプッシュするのではなく軽く身体を上に持ち上げる位にして、上半身の反動をメインにして飛ぶと良い」ということでした。なるほどねぇ。でも、

いくら「初めての人より慣れている」とはいっても、お立ち台上では独特の本能的な緊張バリバリなのは当然のこと。「余裕かましている」ように見えるとすれば、それはそんな心理を悟られないように振る舞っている努力というか、「武士は食わねど高楊枝」的なプライドの賜物なのであります。要は「カッコつけ」ですな(笑)。

さて、そんなわけで「行って参ります!」

「はじめての背面跳び」

左手がおろそかになったため変な回転になってしまい、自分としては納得のいくジャンプじゃなかったです。

Wmv形式、2.35MB、1分2秒

でもまぁ、観客の皆さん(特に女性)の反応がすごくヨカッタので(笑)、まぁ初めてとしてはOKということにしておきましょう。しかしホントに左手は大失敗だったな、それと、全然小さく回ってないし。



下で「収容」されたあと、スタッフの方がハイタッチをして下さったのがありがたかったです、ハイ。

さてしかしどうも納得がいきません。というわけで、下から戻ってきたあと、今回の反省を踏まえて?もう一度イメージトレーニングに励むTakemaの姿があったりしたわけです。同僚さんは放心状態の人が一人、「よしもう一度行くぞ」とやる気満々の人が一人という感じでした。というわけでやる気満々くんともう一度ジャンプすることにしたわけですが‥。



放心状態の同僚(手前)を尻目に、一人イメトレに励むTakemaの図。うーん、アホですな。

次のジャンプの飛び方についてちょっと考えてみると「今度は別の飛び方にチャレンジしてみるのもいいかな」と思い始めました。同じ飛び方で二回というのも何だか芸がないような気がするし‥多分に「観客」を意識した発想ですが(笑)。その一方で「この感覚が残っているうちにもう一度飛び、技を習得する」というのもやはり大切かとも思われます。

で、結局今度は「横回転」で飛んでみることにしました。コードにねじれ系の負担がかかるのでどうかなぁと思っていたのですが、チャールズさんいわく「いいですよ」とのこと。いとも簡単にOKが出た理由は飛び終わって動画ムービーを見て初めてわかりました。つまり、



今度はコードを足ハーネスに固定しました。


「サイドターンは結局イマイチ」

インパクトも後方回転に比べたらイマイチです。これなら2回目は前方回転にしたほうが面白かったかも。

Wmv形式、2.45MB、1分5秒

というわけで、ここ数年「1年に1度、織り姫に彦星が挑む」状況になってしまった今年のバンジージャンプも終了です。あー楽しかった!



今年はこんなパンフレットも出来てました。ではまた来年!

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