ここはいい!脈絡なくおすすめ。


ホントに脈絡なくてすみませんが、「ここはまあまあいいぞ」って感じたところを脈絡なし・順不同で思いついた順におすすめします。
(1) 根室花咲、花咲港わきのカニ直売所(マップルP44 D5 )
花咲ガニというと、とかく根室駅前の直売所が有名ではあるけれど、ここも捨てがたいです。何たって怒濤の安値にびっくり。写真がなくて申し訳ないんですが、何だかものさびしい雰囲気の「根室車石」を目指していき、適当なところから港目指して下っていくと、何軒か直売所のお店が並んでいます。自分はそのうちの一軒に入ったのです。もともとおみやげを送るためではなく、今日、多和平での夕飯(宴会)のつまみにするくらいの気だったのですが、値段を聞いてびっくり。並んでいる中で中位の大きさのやつで何と「2杯で500円」(ただし、「固ガニじゃないけどね」といわれてたので念のため)。さらに、こっちが頼んでもいないのに「しゃーない、これもつけてあげるわ」と、もう1杯お負けしてくれた。足が1本矮化してたとはいえ、また固ガニじゃないとはいえ、3杯500円!1杯あたり170円弱だぞおい!思わず予定外ながら友人にカニ送ってやろうと思い立った。「予算は?」「えーっと、5000円くらいでお願いします。」「悪いわね、ここからだとクール便で2000円かかっちゃうんだけれど・・。」「全然構いません。」ということで品定めにはいる。タラバは置い ていなかったが毛ガニはあったので、花咲ガニ4杯と毛ガニ2杯の混合で送ることにした。しかも今度はもののいいやつを選りすぐってもらったのだ。そしていよいよお支払い。「じゃ、5000円もらうよ。」「えっ??」驚いた。2000円の配送料は明らかに別だと思っていたのだが、なんと予算に組み込んでくれていたらしい。じゃ、都合6杯で3000円か!驚いた!

というわけで、ここ、おすすめです。おそらくはその店だけが格安というわけではないと思うので、あとは適当な店でそれとなく当たってみて下さい。時期とか水揚げ量などによっても値段は変わってくると思うけれど、少なくとも駅前市場よりは安いと思います。特に「今日食べる=無理に一番大きいとか固ガニとかにこだわらない」という場合はまさに強力おすすめです(勿論贈答用のしっかりしたやつもあります)。市内からだってそんなに遠いわけじゃないので是非行ってみて下さい。


橋本カニ店
根室市花咲港123 TEL(01532)5-3332  FAX(01532)5-8111
地方発送もしてくれます。
(2)有名な割にはあまり混んでいない…岩尾別温泉露天風呂(マップルP56 F3 )
ここ数年で、越川温泉や川北温泉のように超メジャー化してしまった温泉もあれば、なぜかここのように「有名なはずなのにそんなに混んでない。しかも無料。」所もあるんだから不思議です。確かに立派なホテルのすぐ近くだけれど、脱衣所もないけれど、でも、湯船からみえるのは木々だけで、結構好きなんだけれどなあ。もしかして風呂の場所がわからないのか?いやいやそんなことはないと思うんだけれど。ホテルの駐車場脇に下に降りる小道があるので(看板もある)、ちょろっと下ればもうそこに風呂が。すぐの所に2つと、奥の方に一つあります(ただし奥はあまり雰囲気良くないし、枯れているときもあった)。誰が来るかわかりませんので女の子だけでは不安かも知れません(しつこいようですが脱衣場はありません)。雰囲気はいいところですので、行ったことのない人は是非一度どうぞ。せっかくだから羅臼岳登ってきて、帰りに一浴って所でどうでしょうか。羅臼岳も、羅臼側から登ると身も心もへとへとになりますが、こっち側からなら、普通の体力さえあれば登れます。
(3) もひとつ温泉 ・・幌加温泉露天風呂(マップルP40 E2 )
別のページでさわと温泉について書きましたが、あそこがなき今、このあたりで楽に行ける温泉といったらやはりここがベストだと思います(岩間温泉については後述します)。少なくともオンロードバイクならここでしょうね。初めて行く人の多くは道の終点の旅館まで行ってしまうのですが、まあそっちも悪くはないものの、とくに内風呂が、脱衣場だけ違って中は全く混浴ということで、すっかり油断して入ってきた女性が堂々と入ってくるのをついつい楽しんでしまうという楽しみはあるものの(いかん、話がそれた)、やはりこっちは無料っていうのがいいですね。場所は、国道を曲がってずっと直進し、最初に進行右下側に見えてきた建物の裏側です。建物の奥側の壁に「露天風呂→」と書かれた看板があるのでわかると思います。湯船はそれほど大きくなく、3人も入ればいっぱいですが、お湯は熱めで気持ちいい(自分で温度調節できます)。なお、ここにも脱衣場はありません。結構藻がついててぬるぬるしていることが多いのですが、時々ボランティアの方が掃除をなさってくれて います。1998の夏に行ったときもその方とお話しする機会があったのですが、どうやら岩間温泉周辺でテントを張ってしまう人たちにほとほと呆れている様子。どうやらキャンプで出たゴミの投棄が結構町で問題になっているらしい。誰が清掃するわけでもありませんから、ついさっき自分が行ってきたことを話すと、「何張りくらいあった?そうか、そんなにあったかあ」と、ちょっと困った様子でした。要は後始末というマナーの問題のようです。あと、もちろん何かあったとき(=山オヤジ出没)の問題もあるのでしょうが。ただ、その方が「来年はあそこにも入れなくなるからなあ」とおっしゃっていたのですが(聞き間違いの可能性もある)、それはどうしてだろうか?

2001/4 上の記述は大いなる間違いだったようです。だってこのページ作ったのは1999、でも2000も入れたようですから。ご安心あれ。

なお、岩間温泉ですが、多少ダートを走られたことのある人なら、距離は長いとはいえオンロードでも行けないことはありません。TakemaはCB400SF-Rでごく普通に行けました。たしかに1か所急坂があるので、そのあたりでは踏ん張っていって下さい。V−MAXで来ていた人もいたくらいです。ただし荷物満載のままの場合はよほど気をつけて下さい。あと、最後の川渡りはやっぱりやめておくべきです。手前の小さな広場の片隅にでも停めていきましょう。でも、苦労していった割には、人が多くてあんまり楽しめなかったなあ、というのが偽らぬ感想でもあります。お盆でもなかったのに。
1999 8月注 : 岩間温泉自体は今年も問題なく入れるのですが、林道の最後のほうが崩壊しているため、たとえオフ車でも岩間まで直接行くことはできません。手前にバイクを置いて歩くことになります。来年はどうかなあ。
(4) 苫小牧でどこ泊まる?
釧路便のフェリーがなくなろうとしている今、東京や大洗からの長距離フェリーといえば苫小牧便と室蘭便で、困ってしまうのが到着後の宿。夜になってからの到着だから、一番近いキャンプ場まで走るのも面倒だし、かといって駅に泊まるのも物騒だし(takemaは2回ほど泊まりましたが)、かといって市内のビジネスホテルに泊まるのもちょっとなあ、と思う人も多いのではないでしょうか。最近は釧路便を利用していたのであまり使う機会もありませんでしたが、そんなときは市内の「湯らり」健康センターはいかがでしょうか。24時間営業だから遅くて迷惑ってことはないし、値段は泊まりだと確か3000円以内だったし(今はちょっと値上げしたかも)、いくつもある風呂(露天もある)をハシゴして、風呂上がりにビール飲んで、仮眠室で寝るってのもいいものですよ。夏の間は家族連れを中心にそれなりに混んでますが、仮眠室は至って静かで落ち着いて寝られます。なぜかライダーは少ないんですが、もっと利用されてもいいと思うんだけれどなあ。ちなみに船中で知り合った外人チャリダー二人組はえらく喜んでました。それにしても、あれだけ乗っていたライダー達は、 いったいどこに泊まってるんだろう。うーんいまだに不思議だ。なお、場所ですが、フェリーターミナルからの道を左折して市内の方に向かった途中だったと思うのですが今一歩はっきりしませんので、ターミナルの係員にでも聞いてみて下さい。

(5) 幌加内は蕎麦生産量全国一 ・・ならば蕎麦を食べなきゃ!(P52 A4 )

朱鞠内湖の南に位置する幌加内町。日本で一番寒い地点として有名ですが、国道275号を走ったことのある人ならおわかりの通り、このあたり、蕎麦の畑がずっと広がっています。生産量も日本一。では地元の蕎麦を!と思っても、小さな町ゆえ蕎麦屋はみあたらない。国道沿いにはないのです。あるのは駅前。とはいってももう鉄道(深名線)は廃止されてしまいましたから元駅前、が正しいのですが、確かAコープの角を曲がって少し行ったところに旧駅舎(今はないのか?いやいや残ってると思う)があり、その駅前にお蕎麦屋さんがあります。食べてみましたが、なかなかいけました。ぜひ寄ってみて下さい。

(6) 何もないけれどのんびりできる ・・能取岬(P55 C3 )

特に何があるってわけじゃあありませんが、のんびりするのにはいいところです。晴れた日(ただし風が強い日は避けるところがないので落ち着けないだろうけど)に草の上で昼寝するには絶好の場所じゃあないでしょうか。海をはさんで知床連山も見えるし、いいところだとは思うのにあんまり混んでるのを見たことがありません。軽食&売店もあるので、軽い食事もできます。

(7) アザラシにエサやって暇をつぶせば?利尻仙法志(P64 G5 )
利尻には高くても是非バイク持って行くべきです。詳しくは道北のキャンプ場編で書きましたが、では利尻島のアクティビティは?といわれるとちょっと困ってしまうのも事実。もちろん登山は最大のアクトではありますが。で、小さなネタとして、この仙法志御崎公園をあげておきます。マップルには「自然水族館」とありますが、別にそれらしき建物があるわけではありません。あるのは海の一部をコンクリートでせき止めた生け簀だけ。そこには1998には2匹のゴマフアザラシがいました(昔は3匹だった気もするんだけれど・・)で、すぐ上の売店でアザラシのエサを売っていて(魚のぶつ切り。いくらだったか忘れた。)アザラシに「こーいこいこい」なんてやってると、「自分ってこんな所まで来て何やってるんだろう・・」というようにうらびれた気持ちになれます。でも、アザラシはなかなか可愛いし、エサやれる機会なんてほとんどないんだから、まあ楽しんで下さいな。ただし、ここは観光名所でもあり、定期観光バスが着くと一時的にどっと人があふれます。でも、バスの来 る時間はだいたい決まっているので(午前9:30から11:00ころが一番多いように思う)、その時間を外すのが手かも。もっともアザラシのおなかが既にいっぱいというときもあるだろうから、詳しくはアザラシに聞いてみて下さい。
まだ思いつけば色々出てきますが、とりあえずこのくらいに。今後さらにアップ&改訂するかも知れません。

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