- 2019/6 黒部立山 (7)最終日は濡れ濡れ修行のあと温泉経由で帰宅 - |
|
(2019年6月14日-16日 その7) |
|
右上画像は前日撮影のモノなので晴れていますが実際はもちろん雨です。 |
|
雨はともかく風はあまりないのかなとも思いましたが大いなる勘違い。地獄谷から強風が吹き上げていたのですが、ちょうどこの喫煙室が風の死角に位置していたので気づかなかっただけです。周辺にはほとんど植生がないのでわかりませんでした。 |
|
|
|
でもまぁ思い悩んでもどうなるわけでもないので開き直って朝一番のお風呂へと向かうことにします。 |
|
|
|
お風呂は完全に風上真正面なので風切り音もそこそこあり、ここで「このあと室堂までの歩行ルート」がどんな感じになっているのかはイメージできました。ええ、遊歩道なんですが「強風で酷い状況になっているだろう」との確信です(苦笑)。 |
|
|
|
さて朝ごはん。ビュッフェスタイルです(最後に従業員さんからご飯とお味噌汁を渡されます)。Takemaはご覧のとおりの盛り具合ですが、これでもカロリー的には日々の朝ごはんの倍はあるかも知れません(平日の朝は必ず食べますが量そのものが少ないので)。 |
|
|
|
さてそして、外気温がしっかり予報通り「2度」に下がった中出発の準備をします。室堂ターミナルまでは30-40分の歩きなんですが、いかんせん強風雨の中の吹きっさらしですからねぇ(今回は登山に来ている心持ちでは無いので憂鬱@元山岳部員)。ザックカバーも装着しまして、さぁって行きますか! |
|
|
|
ええっとわたくしTakemaはもともと雨の行動中には比較的傘を差して動くことが多かったんです(上半身の蒸れを回避するため傘&セパレート雨具のパンツを着用)。もっとも今回は気温も低いし風も強いしということで上も着用しましたが)。今回もやっぱり傘を差しながら出発したわけですが‥ |
|
ま、折れたわけじゃなくてねじ曲がっただけなのですが、それくらいに強い風だったというわけです。その風に乗って雨も叩きつけるわけですから写真を撮影する余裕もほとんどありません。両上画像は風の死角および「少しだけでも撮っておこう」と無理矢理撮影したものなんですが、左上画像、この前日は観光客の皆さんがはしゃいでいたエリアではないかと。でもこの時はあたりまえですが誰もいませんでした(まだ時間的に早いですし)。いずれにせよ人々の行動様式はお天気次第で大きく変わります。 |
|
|
|
少し遅れて歩いていたおしんこどんもターミナルに到着です。のんびりできる場所もなかったので30分を切るタイムで到着しちゃいました。で、撮影用にどうぞのぬいぐるみで到着記念写真ですが、まだ首に白タオルをぶら下げているところに先ほどまでの苦労が偲ばれます(笑)。なおザックカバーを装着していたにもかかわらず、なぜかザックカバー内側底にそこそこの水がたまっていました。どういうこと?ザックの側方部からこんなに雨が入り込むかなぁ? |
|
|
|
いうわけで開店したばかりのティーラウンジへ。このあとお天気が悪いからかどんどん混んできました(そうか、悪天時こそこのラウンジの利用率も上がるのか!)。で、おしんこどんはシフォンケーキ(とコーヒーのセット)、Takemaは迷うことなく生ビールなんでしたが‥ |
|
|
|
もちろんお値段も高めなんですが(コーヒーとのセットで1400円)、この場所じゃしょうがないでしょ@観光地価格。それよりもこの大きさは破格です!下界であっても話題になりそうな?甘いもんが苦手なTakemaですが。甘さはあっさりで悪くありません(ビールとの相性についてはコメントを控えますが、そもそもその取り合わせで頼む人は少ないでしょう)。 |
|
|
|
さてこのあとは帰るのみ!「万が一ロープウェイが強風で運休になったら万事休すだな」と思っていたのですが、アルペンルートのロープウェイはほとんど運休にならないそうです(なぜ?)。もちろんこの日も運行中とのことでどんどん行きますよ。まずは大観峰まで、今や日本唯一となったトロリーバス(分類的には「鉄道」)で向かいます。 |
|
|
|
扇沢-黒部ダム区間のトロリーバスが電気バス(もちろん分類としても「バス」)に置き換えられちゃいましたからね。トロリーバスに乗れるのは全国でここだけ。あ、室堂-大観峰区間にも破砕帯があったんだ(この区間はその昔一度だけ利用したことがありましたが,全然記憶に残ってなかった‥)。 |
|
おしんこどんは顔ハメ系が大好き。ここではロープウェイになってますね。 |
|
さて続いてはロープウェイに先頭で乗り込みます。もっとも乗客は20人くらいで混んでいません。どうせ景色は期待できないのですが、最前方に居場所を定めます。 |
|
でもね、所詮こんな感じなので全然面白くありませんでした。晴れてたら綺麗なんだけれどなぁ。 |
|
というわけで黒部平へ。降車客は少ないのですが、乗車待ちの人数はかなーり多く、どう見ても「1台では乗り切れない」感じでした。やっぱり台中韓からの旅行客が多いみたい。かの国々の方々も個人旅行者の割合が増えてきているそうですが、ここアルペンルートに関する限りは団体客が圧倒的に多いようでした。 |
|
黒部平には展望園地もありますが、しっかり雨で外に出る気にもなりません。 |
|
さて喫煙所に掲示されていた掲示によると、この「黒部平-黒部湖」区間の地下ケーブルカーは「開通当時の車両がそのまま使われている」のだそうな。確かに、昭和44年製造ということで車齢は今年で50年!地下線ゆえ雨に当たることもなく気温や湿度も一定なので車両も長保ちするのでしょう。それに、「新車両を持ち込むのが困難という事情」(黒部ダム上を移動させる必要があるし、旧車両も搬出しなければならないわけですし)もあるのかなと。まぁ、内外装は綺麗に整備されていますし、まだしばらくはこれでいくのかな? |
|
|
|
そんなわけで黒部湖駅に到着です。ここからはしばらく地下トンネル内を歩き、「黒部ダムの天端部を歩いて」反対側に行く必要があるわけですが、風も強そうだなぁ。傘は壊れたし(ちなみに折れたわけではなく骨がねじ曲がっただけなので、帰宅後地道にねじ戻した結果、日常使いには問題ないように修復できました)。 |
|
|
|
|
|
静止画では風の強さもわかりませんからまぁしょうがないですね。とにかく黙々と早足で歩くばかりでありました。そんなわけでレストハウスに入ってしばしコーヒー休憩。 |
|
「安全地帯」からダム天端上で風に難儀する人々を眺めます。でも少しガスが取れてきたかも? ここでのおしんこどんは「カレーの具」になっておりました。やるなぁ(笑)。 |
|
さて時間的には余裕があるので、上方の展望台に行ってみましょう。以前もおしんこどんと行ったはずなのですが、あまり記憶がないので脳内上書きしときます。 |
|
220段ですが、土合駅の階段はこの倍以上だったと思います(何度も上った)。 |
|
さすがに220段の関係か、こちらの方がはるかに空いていました。寛ぐならこちらですね。ちなみに観光放水はまだ行われておらず残念(6月下旬からなので)。こちらには動画視聴エリアもあります。 |
|
(背負っていないときもあるみたいです)。 電気バスで扇沢へと向かいます。バスは2台出ましたが、立ち席OKなら一台でも済む客数でした。 対向車は1台のみ。ピークは過ぎたようですし、やっぱり閑散期なのかも(日曜のお昼過ぎだし)。 |
|
扇沢からはバスで信濃大町駅‥いやちょっと待った、電車に乗る前にひとっ風呂浴びていきますよというわけで薬師の湯へ寄り道します。お昼ごはんもここで食べておく算段です。大町温泉の湯は葛温泉からの引き湯なのでそれほど期待はしていませんが‥。 |
|
|
|
「新旧」があれば間違いなく「旧」を選びます(笑)。撮禁なので画像はありませんが、単純泉、硫黄泉、食塩泉、重曹泉と4つの浴槽があります。でも蔦からの引き湯なのに、泉質ごとにパイプを分けているとは思えないのですがどうなっているのだろうかと?ちなみに湯には若干の塩素臭あり、やっぱり上原の湯のほうがよかったかな?(ただしあちらには食堂がないので断念した次第)。 |
|
|
|
湯上がりビールは鉄旅ならでは!で、こちらにもあった黒部ダムカレー、そしてラーメンセット(右上画像マウスオン)を注文です。ダムカレーはちょっと懐かしい味でしたね(万人向けでしょうか)。 |
|
|
|
そんなわけで信濃大町駅に到着。と、駅前にコスプレ衣装を召した男性が?(左上画像に写っている赤い服を着た方です)。いわく、 |
|
左上画像に見えている「信州花フェスタ2019」はこの日が最終日ということで、残っても困ってしまう?花を無料で配布中というわけです。白花ばかりでしたが、1人2鉢というわけでしっかりいただきました。今もわが家の「某プランター」で花を咲かせております。 |
|
|
|
さていよいよ帰宅の途につきます。1日1本の南小谷から新宿直通「あずさ」に乗車です。その昔は夜行のアルプス号が多く大糸線に直通していましたが、今はさびしい限りです(そのかわり昔はなかった名古屋発の「しなの」が、臨時ながら白馬まで乗り入れているんですね)。 |
|
はい、飲み始めますよ。新宿までは3時間半くらいあるので2本買い込んでます! 諏訪湖が見えた先で2本目の日本酒に。白馬錦、なかなかやりますなぁ(美味しい)。 |
|
すでに松本の手前時点で雨は降っておらず、東進するにつれてどんどんお天気はよくなりましたが、八ヶ岳や甲斐駒の頂上部(左上画像)などは最後までガスっていたようです。 |
|
|