− その2 せっかくブリーチも出たのにぃ −
【その3 ペックスラップ編】
これをペックスラップというのだと思います。胸びれを見せて泳いでますが、何のためにやるんでしょうかねぇ。ちなみに尾びれや胸びれ裏側の模様は各個体によって違っているので、個体識別の重要な目印になっているのだとか。なるほどねぇ。
【その4 悔しかったぞブリーチ編】
ブリーチとはクジラのジャンプです。TVの自然紹介番組でクジラなんぞの特集をやると必ずといっていいほどその映像が出てくる、いわゆる「最大の見せ場」ですね。実は、我々も見ることができたんです!しかし、気を抜いているうちに突然やってくれたものでカメラもスタンバイしておらず、写真は撮れませんでしたのだ(大涙)。
ま、これらの写真すべてに言えることですが、クジラくんたちは突然浮上して、ちょこっとパフォーマンスしてまたすぐに潜っちゃいますから、常にカメラはスタンバイしておかねばなりません。しかしそれでは、カメラマンは「常にファインダーを通してしかクジラを見られない」という、何だかあまりにも切ない状態に置かれてしまいます。
写真を優先するのか、生の姿を自分の目で楽しむことを優先するのか、その辺はあらかじめどちらかに割り切って楽しんだ方がいいようです。
あと、船に乗り込むときはできるだけ舳先の席を確保することが肝心です。濡れる可能性も高いですが、ウォッチング中は常に先頭位置が特等席になります。うちらは後部だったので、見たり撮ったりするときに「ああっ、ま、前の人の頭がじゃま!」と思うことも多々ありました。というわけで、最後に船に乗り込むのが得策?(笑)。
ちなみに、この日は座間味島の北方に多くクジラが出没し、結果的に座間味島を一周する形で帰ってきました。トータル3時間くらいでしたな。
まぁ、天気は最高だし、一応何頭も見られたし、よしとしましょ。
ポイントから港に戻る途中、水深の浅いあたりを通過するときの海の色はまさにこんな感じ。いやぁ、さすがにきれいですなぁ。
さて、座間味島からは再び村内フェリーに乗って阿嘉島へと戻ります。またも観光客はうちらだけ。沖縄の情報誌を見てもこの村内フェリーの存在はほとんど触れられていないし、座間味村のHPを見てもアクセスページの「船」のページには乗っておらず、なぜか「飛行機」ページのほうに載っているだけなので、あまり知られていないんだろうなぁ。
阿嘉港到着直前、岸辺で草をはむケラマジカ×2頭発見!というか、同乗の地元の方が「あそこにいるよ」と教えてくれました。最近は数が減ってきていて、地元の人でもあまり見られなくなってきているのだとか。こりゃラッキー。距離はかなりあったので写真にすると小さいけれどお許しあれ。
さて、お次はキャンプ場前の海にてちょっと遊びます。