2002年5月10.11日 オフキャンプの記録 −夜だお酒だ宴会だ!編−

そんなわけで夜もとっぷりと更けてまいりました。5月中旬とはいえ、この場所は山に囲まれているということもあってずんずんと涼しく寒くなってきます。しかぁし!ここのサイトには調理用の炉が6つもあり、宴会はそれらの炉を囲む形で行いました。その多くの炉で焚き火なり炭火が熾っていましたから、誰しもすぐ近くに暖房が。何と恵まれた場所だろう!しかも貸し切りだしねぇ(笑)。

宴会が徐々に盛り上がってきたところでそれぞれの自己紹介タイムです。去年は幹事である我々が皆さんを紹介という無謀な方法で行ったため「長すぎて盛り下がる」という愚かな結果を招いてしまいました。というわけで今年はノーマルに普通形式で行いました。結果は‥やっぱりこの方が絶対いいや(笑)。

さてさて自己紹介の最後には、間もなく日本縦断の旅に出発するKoh1さんの紹介です。最初は「ここから縦断旅行に出発!」の目論見もあったそうですが、諸般の事情により出発が延期となり、この2週間後に行われる「くまばいくオフキャンプ」が本当の意味での壮行会になりますが、それはそれとしてやっぱりお祝いさせていただかなくちゃ!とはいっても、右写真のような「ミニくす玉」しか準備できずにすみませんでしたぁ(笑)。でも、いいなぁ。ふと思い出す自分のNZワーホリ、だぁれも壮行会などやってくれなかったっけ(爆)。

幹事が運営下手でもお酒さえあれば宴会は何とかなるものとの鉄則通り、サイトのテンションは徐々に上がっていきます。

写真提供:NOBUさん 写真提供:emiさん
さぁって、Takema&おしんこどんはブータン王国の民族衣装に着替えて出没!本当の話、ブータンでは空港職員から街の人から、みなこの服装をしているんですよ。しかしこの時には、お互いかなり崩れた着方をしています。生粋のブータン人が見たら怒るはずです。

            

宴会中とはいえ、皆さん何かとつまみを作りながら楽しんでいます。ダッチ料理に舌鼓、ウニ食いねぇスープ飲みねぇと、至るところで完成した料理が振る舞われます。しかしそんな折、さっきから何やら火の上で竹をぐるぐると回し続けている人がいました。何をやっているんだろう??



焼きちくわを作っているんじゃないんです(笑)。

随分と長い時間をかけ、火の上で竹に巻きつけられた部分がどんどんと厚みを増していきました。そしてかなり時間が経った頃です。

「バームクーヘン、焼き上がりましたぁっ♪」

バ、ババ、バームクーヘン !?ぶ、ぶったまげました。まさかキャンプ宴会で手作りバームクーヘンを作っていらっしゃったとは!一気に場はバーム一色、クーヘン様が上座ご入来と相成りました!

見よ、この勇姿!こんがりときつね色に焼き上がったクーヘン様です。しかも竹に巻きつけてという風情まで考えた演出は心憎いばかり。竹は地元からバイクで持参、しかも長尺物ゆえ途中で切って持ち込み、この場で再びつないだという芸の細かさ。こりゃもう脱帽以外の何ものでもありませんでしたね。

キコキコと竹から身を切り離してみると‥おおっ、「年輪」ができてるぅ!

幹事の特権?という感じで、Takema&おしんこどんが入刀の儀に挑みます。思い起こせばうちら二人の結婚披露宴は、ケーキ入刀はせず一斗樽の鏡開きで幕を開けましたから、こりゃぁまさに初めての経験でした。嬉しかったぁ!その割には切り方が杜撰でごめんなさいでしたけれどm(_ _)m。んでもって、切ってみたらしっかりと「年輪」が刻まれています。バームクーヘンは塗りと焼きの繰り返しですからとことん手間がかかるわけで、その地道な作業にはまっこと頭が下がりました。

んでもって食べさせてもらうと‥ウマイんですこれが!甘み抑えめ、口の中でほくほくと広がる香ばしさ。みんなお酒を飲んでいて、甘いものはどうかというタイミングだったにもかかわらず‥あれよあれよという間になくなっちゃいました(驚)。いやぁ、やっぱり美味しいものはどんなタイミングでも売れるものですね(実感)。

そんなこんなで夜は更け、最後のグループが寝る態勢に入ったのは午前1:30頃だったでしょうか。珍しくTakemaが最後まで元気だったので覚えております。しかし、やっぱりこのサイトはいいなぁ。今回参加の皆さん、どしどし利用して下さいね。無料サイトですしね。

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