2002年5月10.11日 オフキャンプの記録 −山菜取っちゃろ編−



わらびじゃわらびじゃぁ♪

というわけで、オフキャンプ参加者の有志による山菜採りツアーに行ってきました。とはいってもTakemaがこの地域の山菜事情に明るいというわけでもなく、日頃お世話になっている「猿ヶ京温泉センター」の田村さんに案内してもらったわけなんです。たむらさん、この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m。

山菜採りというと、ついつい「深い山に分け入って、急な斜面や崖をへずり登りかいくぐり」というようなイメージがつきまといますが、今回のツアーは「ちょいとお散歩的に山菜を採るような感じ」でやりましょうというのがコンセプト。「毒草を除き『食べられない山菜』など存在しない!」とのいさましきレクチャーをご主人から受けた上で出発します。

んでもって、国道沿いの温泉センターから5分ほど横道を走ったところで目的地到着。「え、こんな近く?」と思いつつ、山に向かっていきます。しかし、このあたりの山をなめちゃイカンですなぁ。

くうぅ、左写真は全然わからないじゃないのさ(悲)。というわけで、ご許可いただいた上でちくわさん撮影の画像を転載させていただきました(右写真)。ちなみに、撮影場所は車を降りて2-3分のところでした。恐るべし猿ヶ京!
道から外れて2分くらいの所で田村さんいわく「ほほぉ、今日はあんなのがいますねぇ」。指さす方向の先には何とニホンカモシカが。私はその場から撮ったのでこんな写真しか撮れませんでしたが、ちゃんと顔も写っているいい写真をお撮りになっていた人もいたようです。しまった、あの時もっと近寄ればよかったぁ(悔)。

さて、今回の採取対象は木の葉系の「こしあぶら」と「わらび」です。まずはこしあぶらを探します。しかし、山菜というとついつい地面を探しがちですが、このこしあぶらは木の葉ですから、木の上方にあります。

田村さんは「これがこしあぶらですよ」と説明して下さるんですが、そうはいわれてもなかなか素人ではその木を特定できません。みんなが林の中をうろうろとしていた頃、誰かが「大木」を発見しました。

田村さんいわく「こんな大きな木は一人じゃどうしようもないんだけれど、これだけ人数がいれば何とかなりますね。」

というわけで、ぐぐぐぅっと力づくで倒した木にみんなが群がります(笑)。根元の方がだいぶやばやばになっていそうでしたが、「これくらいなら大丈夫です」との一言で一同ほっとしました。考えてみれば雪の積もるエリアの樹木は強いんですよね。

こういうところに来るとミョーに欲を出すTakema&おしんこどん、結局一番未練たっぷりにいろいろと物色しておりました。約1時間のうろうろでの収穫物は、こしあぶらとわらび、そしてギボウシ、山椒、ホウの葉(これは山菜というべきじゃないかも)でした。



「車進入禁止」というのはともかく、わざわざ「山菜取り可」と書く必然性は??

しかし、これで終わりじゃありません。この山菜ツアーの目玉はこの後なんです。つまりこのあと温泉に浸かっている間に、さっき採ってきたばかりの山菜を料理してくれるということなんですね。あく抜きやら何やらの面倒な手順を踏まずに(というか、素人がやると結構な確率で失敗しますな)美味しく食べられるというのは何とも言えない魅力です。というわけで、例の畳敷きのお風呂を堪能した後は‥

あんねぇ、いっくらこの後運転がないからって、その笑顔は敵を作りますよ、というのがふさわしいほどに嬉しさ満面じゃないですかぁ!んでもって、出てきた山菜はこりゃもう絶妙の味!ウマウマのざるうどんとともにみんなで一気に食べきってしまいました。



というわけで、Takemaオフキャンプ2003報告、これにて終了です。たぶん来年も同じ日程(GWの次の土日)でやりますので、今回参加された方も参加できなかった方も、ぜひぜひお越し下さいませ!というわけで、ありがとうございましたぁっ!
Takema&しんこ

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