「ウィルスはいやだよなぁ」
「Nimda」が猛威をふるった昨今。さいわい、うちのPCや職場の数十台は被害を免れたようで安心だが、いろいろなところで「やられたぁ‥(力なき声)」「会社のがやられてサーバーが数日止まっちゃいました」という話を耳(&目)にした。
インターネットは内輪の(=信頼できる同士の)通信手段として開発されたものだ。だから、その「内輪」に造反者がいると、そのネットワークは脆くも崩壊する。でも、世界中の、あまりにも多数の人が「内輪」でいられるはずはない。今や小学生だってネットには接続しているし、極端な話テロリストだってネット上では「善良なる」ユーザーの一人なのだ。
作っているヤツに目を移せば、よくもまあ新しいウィルスを開発することよと思ってしまう。そのやる気というか熱意というかバイタリティを社会に貢献する方向に使え、とまではいかなくても、せめて自分の幸せ増進を目指した方向に使ってほしいもんだ。やられる方はたまったもんじゃない。なんでわざわざ自分の負担で自分のPCぶっこわすようなプログラムをインストールしなきゃいけないんだよ。
最近のウィルスは手が込んでいる。プレビューしただけで感染なんてのは、その段階では手のうちようがない。常に最新バージョンにしておけって?まさか制作者の資金源がウィルス対策ソフト会社ってことはないでしょうな。
少し前、うちのPCのアンチウィルスソフトが上の写真のような警告画面を出してきた。添付ファイル名は‥「Happy99.exe」。おおっ、花火君か!いまだに細々と巡業していたのねあんた。何だか懐かしいやつに久々に会ったようで、悔しいがついほのぼのしてしまった。これからはもっとはげしいウィルスが出てくるんだろうな。このいたちごっこはいつまで続くんだろうか。あーメンド。