いろいろなマイホーム

マイホームとはいっても人間サマの話じゃあない。ここでいうのはナミビアの鳥さんの話。え、ナミビア本編で入れ忘れたからここに載せちゃえという魂胆だろうって?そんな、細かいことチェックしないでくださいよぉ(泣き声)。

まずは最初の1枚。この画像は本編でも使ったから見覚えのある人もいらっしゃるかもしれない。この場合は木を使った巣だが、電信柱のてっぺんなどに作る場合も多い。Windhoekからソーサスフレイを目指す道沿いなどではそういうのが多く見られる。で、この巣はいわば「集合住宅」。この巨大な巣にたくさんの鳥たちが暮らしているわけですね。まぁ確かに1匹や2匹でできる仕事でもないよなあ。ちなみにこの写真のもので横幅はだいたい1m弱。ナミビアで見た中で一番大きかったのはEtosha国立公園のOkaukuejoのキャンピングエリア内で見たもので、たぶん幅2mは優にあったと思う(写真を撮らなかったのが悔やまれる‥)。

 

こいつらはいわゆる「一戸建て」ですね。「狭いながらも楽しいわが家ぁ♪」などと唄いながら作ったかどうかは知ったこっちゃないですが、やはり鳥の世界にも器用なヤツと不器用なヤツとがいるようで、新しさは同じくらいなのに「いい仕事している」巣と「おい、こりゃあどう見てもやっつけ仕事だろよぉ」的な巣とがはっきりしています。手抜き側からすれば、「どうせずーっと住むわけじゃなし、当座をしのげりゃいいんだよこんなもん」ということなんでしょうかね。

ちなみに、左のような「新興住宅街」、多い木には20から30個もくっついてました。みんな同じ木に作りたがるのはやっぱり仲間意識というか不安があるからなんですかね。

右の巣は、また何ともいえない造りをしていますねえ(ちなみに左の巣の作り主とは違う種類の鳥が作っているようです)。初めて見たときは「ぶらさがり」とはいえ、「鬼太郎ハウス」を思い出してしまいましたよ。見かけに寄らず結構頑丈なようで、かなり古びた感じの巣もしっかり原形をとどめているようでしたが、しかし、これじゃ風に弱いよ。一年中毎日船酔いならぬ「家酔い」しちゃうんじゃあないかなあ。こんな家で二日酔いの朝は迎えたくないなあ(笑)。

え、「ところでお前のマイホーム計画はどうなってんだ」って?い、いや、困ったなあ。こうなったら鬼太郎ハウスでもいいや(爆)。

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