魅惑のサクランボ狩りっ!
気がつけば40才に近づきつつあるTakemaもゴキゲン(笑)。
先日群馬の方でキャンプをしてきた帰りのこと。
「何だかこのまま帰ってしまうのも何だかなぁ」と思いつつ車を走らせていたら、来る時にちらりと見た看板を思い出しました。「そういや、何やら一風変わった看板があったゾ!」ということを。
(ダサダサだけれどこんな感じの看板だと思ってやってね)
6月下旬といえば、まだ桃やらプラムやら梨やらの主要果物の収穫時期にはちょっと早すぎます。しかし考えてみればサクランボはもう収穫時期なんですね。しかも、「サクランボ?そんな単価の高い果物のもぎ放題なんてあるのか?」と思っていたTakemaゆえ、上の看板を見た時はちょいとならず結構心を動かされていたわけですね。さらにここは山形じゃない、群馬だぞということも手伝って(ちなみに首都圏ではこれまでほとんど見たことがなかったです)。
というわけでいざ行ってみると、ものすごく目立たない場所にその果樹園はありました。しかも最後はダート道というのがまたよろしい。観光バスが来られない場所ならばそれなりにローカルなはずですから。でも6-7台の乗用車による先客はありました。そりゃまあ、しょうがないよね。
さて入場料は‥まぁそれなりにしますよ。梨とかリンゴだったらそんなに食べられないことを見越しての値段になってますが、いかんせんサクランボ、10個食べてもお腹の中は全然余裕ですもん。そういう事情を考えて付けられたはずのお値段は、
時間制限付き(30分)、1600円!
しかし、これを「無茶高いからやってられない!」と考えるか、「自分でサクランボをもいで食べる機会なんてそうそうないんだし」と開き直るかは意見の分かれるところかもしれません。んでもって、うちらはしっかり後者でした。
だぁってぇ、こんななんだよぉ!全部食べても怒られないんだよぉ!(笑)。
サクランボの木は結構高くなりますから(だってご先祖は桜だもんね)、本来サクランボの実は木の上から下までまんべんなく付いているはずです。さて園内にはあちこちに脚立が立てかけられていますが、楽をして取りたいというのが人情というもの、下の方にはもはや全く実が付いていません。というか、一番おいしいのは太陽の光を浴び続けた上の方の実なんですよね。
そうなると脚立を移動して立てる位置と、そこから「いかにして手を伸ばして真っ赤モノをゲットするか」が勝負の分かれ目です。この「手を伸ばす」というのがビミョーなところで、かなりのバランス感覚が要求されます。そのへんの動きははっきりいって体育会系です(笑)。だってバランスを崩したら4-5mの高さから落ちちゃうし、安全圏にはまだ色づきがあまいやつばっかりだし。
なお、脚立の上に立つことは許されていません。というか、業務用ゆえ一番上に立って作業するような構造にはなっていないようです。もっとも普通の人は立てませんね。しかし、「一応」まだ身体の軟らかい(食い意地が張っているともいいますが)うちらは、二段目に足を踏ん張りながらも、おじちゃんおばちゃん軍団が断念した高度エリアに鎮座ましましておりましたウマウマをしっかり食べることができました。ぬはぁ良かったぁ。タンノー堪能、モトは取ったぞ(結局はこれですな)。
さ、次の「狩りモノ」は9月上旬の巨峰狩りだな。待ってろぉ八郷町っ!(笑)。