チョウチョ飼育?日記

ある日、ベランダのプランターに植えてあったミカンの苗木を見てびっくり。そこにはいくつもの幼虫がへばりついておりました。

「こりゃアゲハチョウの幼虫みたいだな、さてどうする?駆除?それとも?」

しかしこのミカンの苗木を大木に育て、いずれはミカン長者になってやろうという大望があるわけでもなかったTakema夫婦は、まぁせっかくだからこのままにしておいてやろうという慈悲情けの心を彼らにかけてあげたのでありました。こりゃ天国行きは間違いなさそうだぞ、うんうん(うそつけ)。

数えてみたら、何と6匹もおりました。う〜む、旺盛な食欲に葉の数が足りるのか?

いやぁ、体色が緑色になってからは食べること食べること。あっという間にミカンの葉は食べ尽くされていきます(何せ6匹分だもんね)。じゃぁ仕方ないということで、別の鉢に植えてあった苗木まで幼虫様の食卓に饗することにいたしました。しかし、助かるはずだった苗木からすればたまったもんじゃありませんな。

怒濤の勢いで食べるもんだから、ほ〜らぁ、葉っぱがなくなっちゃった!
右の写真は、何だか懐かしのSL三重連をホーフツとさせますな(笑)。


よせばいいのに動画編

「いやぁ食べてますなぁ」

MPEG4形式、346KB、25秒(音声なし)
さて、そんな彼らの身体も、着々と「肥えて」まいりました。そろそろサナギになるのかなぁと思っていたところ、毎朝少しずつ個体の数が減ってきていることに気付きます。こりゃどこかでサナギになっているはずだ、どこだどこだと一通りプランター周りなどを探しまくりますが、その姿はどこにもなし。おかしいなぁ、まさか隣の家のベランダまで行っちゃったなんてことはないだろうなぁなどという不安もありましたが、今朝になって2個体を「発見」!

1匹は、何と家のコンクリート壁にてすでに即身成仏と化しておりました。そうか、てっきりプランターに張りついていると思っていたから気付かなかったのね。

もう1匹は、まさにそのプランターに張りついて、今さっきサナギ化行動を起こしたばかりのようです。そうだよなぁ、昨日までは三重連のうちの1匹だったものなぁ。この状態からどうやって茶色のサナギになっていくのか、ちょっと興味の持たれるところではあります。

しかし、普通なら「何とか羽化の瞬間を!」狙いたいところなんですが、このタイミングにおいてTakema夫婦は数日間家を空けることになっています。帰ってきた時、彼らはまだここにいるのか、それともお空の彼方に飛んでいってしまっていることになるのか、う〜む、微妙なところです。というわけで、観察日記もここでおっしまいっと♪

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