うちのベランダは農家の軒先風情
先日、とある縁で渋柿を大量に取ってきました。木を切らねばならないということで、この実も無駄にしてしまうよりはということだったわけですが、いやぁすごい数でした。それほど大きな木ではなかったんですが(樹高4mくらい)、実の数は200個ほど。なんでも「この木はこれまでで一番多く実をつけた」というのですから、木のほうも哀れです。もっとも根こそぎ切ってしまうのではなく一部は残しておくということですから、この木としてはリベンジも可能なのかな(そりゃないか)。
渋柿と承知で取ってきたのには理由があります。干し柿作りです。実はわたくしTakema、干し柿には目がありません。甘いものは別に好きではないのですが(ケーキとかはどちらかというと嫌いなのかなと思います)、フルーツや柿の甘さなどは大好きです。現に、今だってパイナップルをつまみに芋焼酎飲んでます(笑)。
さて、この大量の柿の皮を誰がむくか?結局はおしんこどんが全てむいてくれました。手伝うのはやぶさかではなかったんだけれどなぁ(終わったあとなら誰だって言えます)。そしてハンガーに吊された柿軍団はいざベランダへ。コンクリ3階建ての角ベランダにさっそく干された柿軍団は、秋の日に照らされて徐々に熟成(というかシブが取れる)していきます。
食べられるようになるにはまだしばらくかかると思いますが、この過程を日々見ていくのも楽しみの一つです。こうしてTakema家の秋は過ぎていくのでありました。