暑いよぉ‥お、こりゃあいいかも。

今年は7月だというのに連日の猛暑、つい先日は東京で39.5℃、千葉の市原では40℃を超えるという暑さとなりました。

実は暑さには結構すぐにへこたれるTakema(とはいっても、そのぶん寒さに強いわけではないんですが)、しかしエアコンはおしんこどんの要請により出来るだけ使用自粛というのがつらいところ、肩に濡れタオルを掛けて扇風機というのが夏の常道となりつつあったある日のことです。

家に戻ると室内はいつものように熱風地獄となっておりました。扇風機をつけても、撹拌された熱気が空しくその空間を移動するだけという切ない状態だったのですが、その時おしんこどんが嬉しいものを出してきてくれました。それは‥「ドライアイス」

宅配の荷物の中に入っていたドライアイスは量もそれなりにありますし、どうせ溶けてしまうものであれば、その過程において彼の持つ冷たさを何とかわが家の涼しさ増進のために利用させてもらいたいというのが切なる願いであります。

というわけで、まず最初は薄い布に包んで扇風機の前にかざしてみたわけで‥。



よーく見ると、ほんのわずか白く冷気が出ている気もしますが‥

というわけで大失敗。となると次は、「ドライアイス遊びの定番=水に入れて白煙ぶくぶく大作戦」に決まってます!よぉっし、やるぞぉというわけで、バケツに多めの水を入れ、そこに残ったドライアイスをこれでもか攻撃的にどどんと大投入っ!



来たきたKitaキターッ!、悩ましの白い気体が立ちのぼり始めましたっ!



あふれ出したもわもわ気体は床全体に広がり始めますっ!

さて、こりゃさすがに涼しそうだゾということで、白いエリアの中に素足を入れてみます。すると‥

何だぁ。全然冷たくない(悔)。

やはりこれくらいの生半可な量じゃ大した効果はないのでしょうか。かといってブクブク真っ最中の水の中に足をつけたら低温火傷をしちゃいそうですから、ここはもう黙ってみているしかありません。う〜む、ちょっと期待はずれかなぁ。でも、見ている限りは涼味満点なんですけれどね。
見て聞いて、少しでも涼んで下さいな

「まずはブクブク音で少しでも‥」

音しかありませんけど(笑)。

wav形式、207KB、8秒

「続いては画像も一緒に」

猛暑の中、涼しげな白霧の中にあなたを無意味にお連れします(笑)。

Asf形式、418KB、9秒
しかし本当の涼しさはこのあとやってきました。ほぼ白い気体が出終わった後のバケツ水はとことんまで冷たくなっています。そこに足をつけちゃおうというのが今回の最終目標。というわけでそうっと、そうっと足を水に‥

「つ、冷たっ!」

真の底から冷たい水ですっ!(あたりまえだ)。よく夏の沢水の冷たさの形容に「身が切れるほどツメタイ」というのがありますが、あれはある種の体感的な形容です。しかしこの水はついさっきまで-20℃だかなんだかの固体がブクブクと気化していったあと、そのエネルギーをそのまま奪い取った水なのですから冷たさが違います。物理的にあくまでもどこまでもツメタイのです!

まだビミョーに気体を出し続ける水に足を浸すと、とけ込んだ二酸化炭素(だっけ)のせいで足に気泡がつき始めます。何度も繰り返していたら‥「足指の股の間がサラサラ」になっちゃいました。こりゃ炭酸冷浴泉か?それとも、それまでよっぽど汗でねとついていたのか?答えはたぶん言うまでもなく後者なのでしょうが、それにしても何だか暑さを忘れるおもしろさでした、ハイ。

なお、この日から3日間、おしんこどん御許可のもと、寝る時のエアコン使用許可を頂きました。今日は何だか涼しい感じ、エアコンはいらないかな‥。

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