− その2 そして佳境へ −
午後2時半頃、十両力士の土俵入りが始まりました。もちろん中には記憶のある力士もいるのですが、それは以前幕内に出ていた人なわけで、がんばってまた戻ってこいよぉっ!というところです。そういやこの初場所で優勝した栃東関も、過去には大関から2回陥落しているんだっけ。カド番も何度かあったような気がするし、そう考えると今回の彼の優勝は現十両@元幕内力士にとってもいい励みになったのかなと思います。
さて、国技館でのもう一つのイベントといえば「どすこいFM」。え、そりゃ何だ?という人も多いと思いますが(実は今回行く前の下調べで初めて知りました)、国技館内だけ放映のミニFM局なんです。親方衆が日替わりで解説を行い、中心となるアナウンサーはしっかり女性。こりゃ面白そうだというわけで、今回はしっかりミニラジオを持参したわけです(ただしラジオは保証金を払えば無料貸し出しもしています)。
この「どすこいFM」、何がいいかって、目の前で行われている相撲の様子のみならずいろいろな裏話を披露してくれることにあります。時には土俵の進行を無視して話が無差別級方面に進行していることもあるのがスバラシイです(笑)。そういやわれわれが行った日は、放送席に武蔵丸親方が乱入してずっと無駄話?に花を咲かせていたんでしたっけ。こういうアイデア、まだまだ「芸のない野球界」にも十分応用できると思うんですが‥(一番閉鎖的に見えて、実はかなり進取の気性に富んでいるのが相撲界なんですね。外国人の起用について考えてみればおわかりの通り)。
で、このFMを聞いている人たちにプレゼントなども用意していてくれているのが嬉しい限り。おしんこどん&お知り合いの方は放送席まで行って「日本相撲協会ロゴ入りボールペン」をしっかりゲットしてきました!
これこれっ!フツーはなかなか手に入らないでしょうなぁ。
ちなみにこの日アナウンサーをしていらした方はしっかりブログもお持ちのようで‥。興味のある方はご覧下さい。そういや、この初場所で優勝した栃東関も2006年1月からブログをお始めになったそうな。
幕内力士の土俵入りおよび横綱の土俵入りが始まる頃には、さすがにかなりの席が埋まってきました。そうだよなぁ、ここからは幕内の取り組みなんだからさすがにちゃんと見たいものですわ。
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四股の足が高いですねぇ‥あれ、右の人ってプロレスの高山?(おしんこどんが気付きました)
さて取組は次々に進みます。今日の取組表を見ているうちに、われわれが来てからすでに数十番もの取組が終わってしまったことに改めて気付かされ、「あーあ、一日たっぷり相撲漬けのつもりだったのに、もうすぐ終わりなのね」と何だかさびしくなってきます。
と、土俵を見ると、知名度抜群の力士である高見盛が出てきたようです。となれば‥。
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このあとはいよいよ番付の高い力士が多く登場してきます。残り少なくなってきたお酒をちびちびやりながらじっくり観戦です。ちなみにこの日の大関陣は安泰でした(とはいえ千代大海と魁皇は休場してましたから実質2人だけでしたけれど)。
左はTakemaの贔屓力士である白露山。理由は‥おわかりでしょう(マウスオンで画像が変わります)。右は言わずと知れた新大関琴欧州、やっぱり懸賞の先頭をいくのは明治乳業なのね(こちらもマウスオンで画像変化)。 |
さぁてそんなこんなのうちに土俵ははや「結びの一番」。朝青龍と白鵬、モンゴル出身力士同士の対決となりました。この日の取組解説についてはこちらのページがわかりやすいと思うので見ていただくとして(別ウィンドウが開きます)、それとは関係なく、Takemaはおしんこどんから事前にこんな命令を受けていたのです。
しかし結果は‥。うずうずする気持ちを押さえるのに必死でしたわ(笑)。
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この初場所期間中毎日TVに写っていたあやしいシルクハット親父も、立ち上がって喜んでました(笑)。
というわけで初場所観戦もおしまいとなりました。あとは‥案内所にておみやげを受け取るのみっ!おしんこどん念願の「相撲土産」ゲットです!
さて次の両国は5月かぁ、今度は2階椅子席でいいから、また早い時間から来てまったりしちゃおうかな(笑)。