最悪のタイミング?いやはやまあまあ。
普段はこんな所をのんびりと歩いてはいられませんが?
(2006年11月6日更新)
10月下旬のとある日曜日、ちょこっと新潟方面に足をのばしたTakema&おしんこどんは、さぁてそろそろ帰ろうと関越道を南下しておりました。スピードはごくごく普通(四輪だしね)、交通量も至って少なく、「これなら練馬を16:00より前(渋滞ができ始める直前)に通過できるんじゃないか」とぼんやり思いながら、あと数百mで関越トンネル進入だぁというところで、高速上に設置された、トンネル内部への進行可否を示す信号に目がいきました。
とはいえここまでの情報板に関越トンネルに関する情報は一切出ていませんでしたから、「ま、何かの規制でも行われてるんでしょ」くらいの気持ちでそのまま進行しました。しかし、いざトンネル入り口まで来たところで!
というわけで急いで路肩に車を停めてハザード点灯!その直前の看板にはトンネル内情報として「事故、右側走れ」と表示されていましたっけ。ちなみに自分の少し前(追い越し車線)を走っていた車はそのまま進んでいってしまいました。
後続のワンボックス車は、赤信号とTakema車のハザード停止でそれと気付いたのか、トンネルに入りかけたあたりで急停止、バックで同じく路肩(Takemaの前)に停車となりました。そのあとの後続車はそれこそ続々停止。おーい、いきなり渋滞の先頭に立っちゃったよ(笑)。
あんれまぁ、こんな所で突如の足止め=ALL。
実は前の車がそのまま進行していくのを見て、一瞬「大丈夫なんじゃないか?行っちゃおうか?」と思ったのは事実です(苦笑)。でも万が一この先で車両火災などでも起きていようものなら、それこそ命に関わることになってしまうとも限りません。一応賢明な選択をしたということでしょうか。
すぐ横は土樽のPA。トンネル関係の事務所もあるはずですが、アナウンス等は一切ありません。まだそれだけ「起きたての事故」だということでしょう。最初は車内で待っていた人々も、もはや突っ込んでくる車はないことを確認して、最初はそろりそろりと、そのうち「すぐの開通はない」とみたのか、大胆にもガードレールを乗り越えてPAのトイレまで遠征し始める人も出始めました。
そうなると当然、「普段は撮れないこの場所で記念撮影」となるわけで(笑)。
と、PAに設置されていると思われるスピーカーから大音量で状況についての説明が始まったようです‥が、場所が場所だけに音声が山々に反響してこだまがこだまを呼ぶ状態。聞き取りにくいの何のって(笑)。
でも何とか理解したところによると、どうやらトンネル内で車が立ち往生しているとのこと。詳しい状況はわかり次第連絡するが、現状においては開通の目途は未定だというようなことが放送されたようです。
いやぁな予感が脳裏をかすめます。と、後方からサイレンを鳴らした作業車、そして続いて新潟県警のパトカーがトンネル内に進入していきました。これから状況判断&作業をするというわけね。しばらくしてもう一台パトカーが進んできたと思ったら、トンネル入口の車線中央で停止。勝手な進入は許さんぞということですか。
ここから先へは行かせないぞとばかりに鎮座するパトカー様。
しかし、その後ほどなく流されたアナウンスによると「ただ今清掃作業を行っており、間もなく開通の予定云々」。あれま、これはまた素早い対応じゃないのさ!というわけで車に乗り込んだ直後、パトカーを先導にして車列が発進!
センターラインをまたぎ、「パトカーに続け」の電光表示を出しつつ約70kmで走行中の新潟県警パト。
この下の動画の最後にちらりと出てきますが、どうやら事故車(業務用系のワンボックス車)は、トンネル内でバーストでもしたのでしょうかね。トンネル脇の避難帯で作業車とパトカーに付き添われながら停車しておりました。何とか大事故につながらず事なきを得たというところでしょうかね。
結局足止めを食ったのは20分弱。ま、たまにはこんな体験もいいかもね。
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