今年も干し柿の季節となりました
(2007年12月2日)
先日奈良に帰省した際、干し柿用の大型柿を箱買いしてまいりました。というわけで、ベランダにてこれから「干して干して干しまくる」ことになりますが、ここでちょっとその流れをばご紹介。
買ってきたのは「江戸柿」。奈良の西吉野あたり特産の渋柿なんですが、実はかなり高級品なようです。確かにそう安くはなかったですが、ネット上の通販価格(送料のぞく)よりは全然安かったですね。さすが地元のネットワークというか長年の流通ルートはスバラシイということです。
さてそもそも干し柿用の柿ってほとんど店頭に並ぶことってないんですよね。私らもよく直売所に立ち寄るんですが、いまだに売っているのを見たことはなくて「あらかじめ言ってもらえれば用意はしておけるんですけれどねぇ」と言われるのが常でしたし。
というわけで、「素人がうまく作るのはそれなりに難しい」とされる江戸柿の干し柿、うまくできるんでしょうか?八百屋さんから伺った作り方を参考にしています。
まずは表面についたの汚れを落とすためにざざっと水洗い。きれいでしたけれど念のためにね。
続いて皮むきですが、普通にむくのではなくピーラーで縦にむきます。
このあとがポイント、むいた柿を熱湯に3秒ほどつけます!これでカビが生えにくくなるのだとか。
あとは絶対に雨にあてないようにしながら乾くのを待つのみ!
表面のでこぼこはすっかり取れてまんまるになってます。
ちなみにこの大きさゆえ、干し柿として完成するのは年末近くらしいです。さーてどうなることやら、ひたすらに待つのみであります!