Takema家の屋上にてルピナス開花
(2008/5/18)
すっかり日射しも強くなり、わが家の屋上に置かれた植物群もぐんぐん元気になってきました。そんな中、思いがけない植物が花を付けたのであります!
それがこれ。とはいってもあえて真上から撮影したので全体像がわかりにくいと思います。マウスオンすると横からの画像に変わります(だったら最初から横からの画像をメインにしなさいって)。
この花の名前はルピナス。Takemaが初めてこの花を見たのはNZのワーホリ時代ですからもう20年近く前のことになります(もうそんな前なのか‥)。で、2000年の新婚旅行時にPukaki湖の近くでそっと種を収穫して持ち帰り(「もう時効」ということにしておきます)、賃貸マンションのベランダでプランターに種を蒔いて育てるも全滅。その後北海道は糠平湖畔の旧糠平駅あたりで再び種を収穫するもこれまたうまくいかず。さらには園芸店で種を買って蒔くもやはり失敗。というわけで、「やはりプランターじゃ育たないんだね」という結論に達し、それからは無駄な抵抗はしていなかったわれわれなのでありました。
しかし今年の春になり、チューリップを植え付けた鉢からあの見慣れた葉っぱが顔を出したのです。おしんこどんによれば「これまで別の鉢で使っていた土を流用したからその中に種が混じっていたんじゃないか」ということ。なるほどそういうこともあるんだなと思って普通に水やりをしていました(こう見えてもTakemaは結構マメな面もあるのだ)。
すると、日に日に葉が大きくなり、これまで見たこともない大きさになっていきました。さすが屋上ゆえ一日中日が当たるとこんなに成長するんだなと感心していましたが、小さな鉢ですから土からの栄養もさして期待できそうになく、また「ルピナスは発芽してから2年目以降に花を付ける」という話でしたから、チューリップの季節が終わってからも水はやり続けたとはいえ、それは「来年への僅かな期待(これまでさんざん失敗してますからね)」を込めたものに過ぎませんでした。
しかしある時!これまでに見たことのない大きな茎が!「これって花芽じゃないのか?」。日に日に成長したその茎は、今にいたって大きな花を付けたというわけです。
でも気になるのが「開花は植えてから2年目以降」の謎です。この鉢に土を入れたのは数ヶ月前のことですからどう考えても今年の発芽&開花はないはずなんですが‥。野生種だから条件さえ良ければ1年目でも花を付けるということなんでしょうか?うーんもしそうなら来年は今年の種を使って大量に植えたいぞ(めくるめき欲望)。
さて、それ以外にも「日当たりの良さ」は別の楽しみを与えてくれています。
これはミカンの木。美味しかった果物の種をすぐに植え付けるというのはTakema家の基本なのですが、これまで毎年のようにアゲハチョウの餌場となり一時期にはほとんど葉がなくなるという状態を繰り返してきました。しかし密植ゆえにこの前の冬場に鉢を植え替えたうちの一本です。なんの変哲もない、高さ50cmほど(うち20cmはこの春に伸びた分)の木なのですが?(はーいここでマウスオンね)。
何と!花が咲きました。Takema母によると「ミカンは花さえ咲けば必ず実が成る」ということです。こんな小さな木なのに?じっくり見守っていきたいと思います。
続いてはこちら。もうあらかじめマウスオンした人もいるかと思いますが桃の木です。とはいえこれは花桃らしいので大粒の実になることはないでしょうが、これまたこれまで結実することのなかった木ですからこれからどうなるかが楽しみです。そういえば「桃栗三年柿八年」といいますが、この鉢ももう3年目かもしれません。ちなみにわが家の裏庭にあった小さい柿の木は先日切っちゃいました。
この画像にロールオーバーはありませんのでマウスオンしたって無駄です(笑)。これは何かといえばアマリリス。このあと大輪の花を咲かせるはずです。去年はこの苗が3本の花を付けました。去年頑張りすぎて今年は1本かな?いや、油断しているうちにいつの間にか新たな花芽が出てきたりするんでしょうね(笑)。
去年だったか一昨年だったか、買ってきたものを食べたあとこれまた植えてみたら芽が出たマンゴー。寒さには弱いので冬の間はベランダや室内に避難させていたのですが、それでも上の方の葉が落ちてしまい「こりゃダメかな」という時期もあったのですがなんとか生き延びました。今は日を当ててパワー復活を願っていますが、最上部からは次の葉となる芽が出ています(マウスオンで別画像に変わります)。よしこれからしばらくは成長してくれるはず!
しかし、マンゴーって大木になるはずなんですが、どうしたらいいだろう?(笑)。
というわけで、わが家の屋上の一こまでした。バイクに乗れなくなったり旅行やバンジーが出来なくなったりしたら屋上でちまちまと植物を丹精してみようかな?(笑)。
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