春の房総ミニミニツーリング+α?



Takemaバイクの画像を拙サイトに掲載するのは久々な気がします(汗)。

(2009年4月11日)

ツーリングというのも気がひけるような近場お出かけだったのでこのコンテンツにアップすることにしました。この週末は日曜日に予定が入っていたので出かけられるのは土曜日のみ、しかも金曜日の夜には飲み会が入っていた関係上「翌朝一番」での出動はまず無理だとあきらめておりました。

が、8時に目が覚めたのでダラダラしながら9:30に家を出発。とはいえバイクに跨る直前まで目的地を決められず、結局「時間も時間だから近場に行ってささっと帰ってこよう」という結論に達したのは家の近くの最初の信号待ちの時でした。自分の場合ここが大いなる分岐点でして、そのT字路を右に曲がれば「東名・中央・房総方面」、左に曲がれば「常磐・東北・関越方面」という運命の分かれ道なのであります。というわけで右折して京葉道路の市川ICに向かいます。

とはいえこの時間からわざわざ首都高を通り抜けての東名&中央道方面に向かう気はさらさらありません。向かうは千葉県内なのですが、すでにこの先の京葉道が宮野木JCTの先から4km渋滞しているということだったので、その先の館山道や千葉東金道路に進む気は一気に失せ、目的地はこの時点でようやくはっきりしました。それはつまり、

という、何ともシンプルな計画だったのでありました。

基本的に法定速度ちょいで走っていきます。東関東道に入ると車の流れはとってもスムーズで、成田ICを越えるともーっとスムーズに。まぁこの区間は結構いつものことなんですが、「約1km先に先行車あり、ミラーには点の大きさに後続車あり」なんてことも結構ありましたしね。そうなると大型トラックの法定スピードくらいに落としながら高速なのに結構よそ見をしながら走ったりします(よい子の皆さんは真似しちゃダメですよ)。

佐原香取ICで高速を降りてからは国道を通る基本ルートで銚子方面。ちょうど11:00前くらいに銚子市エリアに入ったわけです。さてどこで海鮮昼ご飯を食べようかとちょっと考えましたが(最初は小見川界隈でウナギでもという算段もあったのですが、ここまでくるとついついいつも銚子まで行っちゃうんですね)、港の近くの目立つ店はコストパフォーマンスが低いんで(要は高いんです)、駅よりも手前、以前も入ったことのある「きみ野」さんへ。



はい、ちょっとゼータクに上ちらし1890円也。普通の丼ものは1000円以下からあります。

これでもか系に埋めこまれた具材と、思ったよりも大きかったどんぶりのおかげで、食べ終わってからしばらくは動けませんでした(ホント)。少食人種はこれだから‥次は「づけ」系の「銚子どんぶり」にしてみようっと(確か1000円前後だったと思う)。

さて、天気はいいんですが今さら市場を見る気にもならないので(お腹いっぱいだし、やっぱり大洗や那珂湊の市場に比べると高い気がします)銚子大橋を越えて茨城県へ。老朽化が指摘されて久しい銚子大橋でしたが、今回久々に通ってみたら何と橋の中央部分はすでに平行して作られた新しい橋を供用していて、その両端部分だけが旧橋を無理矢理使っているという現状でした。こんな変則的な工事までして新橋を使い出したということは、さては旧橋の中央部分の老朽化はのっぴきならないところまで来ていたのでしょうか?

さて茨城側に来てみてもとりあえず何もすることはないのでとりあえず鹿嶋方面に進んでいくとケーズデンキ発見。ふとわが家のマルチファックス機のインクが2食同時に「もうすぐなくなるよ」サインを発していたことを思い出し、別にケーズのポイントカードなど持ってはいませんが入店して購入。大手家電店とはいえほんの少しだけ地域雇用には貢献したかな(よけいな物も買ったので10,000円以上遣った)。

ここからしばらく走りつつ地図を見ると、県道44号が利根川を越えて成田空港近くまで続いていることに気づき、そういえばこの道はまだ一部区間しか通ったことがなかったよなと思いだして成田までのんびり走行。通行量は少なくもないですが多くもなく、道路の風情は面白くないわけでもなく、でもまた来たいと思うわけでもなく、まぁ要するに典型的な千葉県の田舎道でありました。ただし、もう間もなく成田空港の滑走路をトンネルで通過する頃になっていきなり事件発生!

片側一車線の追い越し禁止区間が続く中、先行車は2-3台でしたがわたしゃもちろん無法者になることもなく神妙に先行車の後を走っておりました。ちなみにその時点で後続車の姿はなし。これは間違いない記憶、なぜならこのあと先行車数台が赤信号につかまって停車した時、わたしも停車してギアをニュートラルに戻した際にミラーで後続を確認しましたが、その時点でも後続車は一切いなかったからです。

で、信号が青になり、先頭の(遅めの)車が動き出したのに合わせてTakemaもごく普通に発進。車間は1.5台分くらいだったと記憶していますが、発進直後で交差点内を通り抜けた段階ではこれって常識内の車間ですよね(先頭車が遅い車だったので時速20km出ているかいないか)。しかしその直後アホ車の思いがけない「珍入」が!

ちなみに交差点手前も交差点の先も中央車線の色は黄色でありましたし、そもそも交差点内の追い越しが認められているなんていう道交法はありません。ここまで「千葉の田舎の雰囲気そのままに」のんびり走っていたTakemaですが、この行為には瞬時に怒りました!いやそれも、「軽になめられてたまるか」とかいうメタセコイヤ系発想じゃありません。だって予告なしに一気に車間に割り込んできたんでこっちだって急ブレーキだったんですから!となると‥


(だって、万が一自分がその瞬間よそ見をしていたら完全に接触転倒していたのはどう考えても間違いなかったんですから)

逃げられてはたまらないという気持ちで(ま、相手は軽なので逃げ切れるわけもないんですが=パワーで軽自動車に負けることはあり得ない164馬力バイク)、でもこのあとこのへたれ野郎が追い越し禁止車線をぶっちぎって逃げようとしたら、自分はせいぜい路肩側からすり抜けすり抜け追いかけるしかないし‥と思っていたら、ちょうど滑走路の下を通るトンネルに突入。ここは一方通行路ですから車線幅も1.5車線程度しかなく、いかに軽自動車とはいえ車線中央にいる先行車をすり抜けるのは不可能です。ふっふっふ‥よしよし。実はこの直前までは「横浜?上等じゃないですか、あんたの車が停まるまでいつまでも前後で止まれサインを出し続けますよ、高速上でもね」くらいのつもりではおりました(大人になりなさいって)。しかしそれは行動に移さずに済んだのです。

で、これまたすぐ先の信号でまたもや前の数台とともにストップ。しかしここで、先ほどの数台前の先頭車があまりに遅かったことにより、いつの間にか脇道から「いざというときに頼れる存在」の車が自分から数えて5台くらい前に流入していたのであります。それは‥

厳密にいえばその警察車両は一般道の道交法違反まで取り締まることはやっていないはずですが、たとえばバイクによる集団バカ走り行為があれば当然管轄当局に連絡するでしょうし、道路上でもめている車両があればナンバーも含めてこれまた当局に連絡することでしょう。すなわち、先行のおバカ車は

という「内憂外患」ならぬ「前憂後患」の状況に追い込まれてしまったわけです。さてこの期に及んでのTakemaなんですが‥

まだ多少「心にわきたつ熱い血潮(「ちのり」じゃないよ「ちしお」だよ」)は残っていましたんで(笑)、路肩をすり抜けて彼の車の正面斜め60度にバイクを停めました。もちろんこれは「今さっき信号が赤になったこと、この交差点はこの県道側の方が待ち時間が長いこと(これは以前の記憶にありました)、そして何よりもこれからの行動を例の車を合わせて10台以上のドライバーが見ていてくれるはず」という期待でした。でも実は5台くらい前の公権力行使可能軍団に一番期待していたのは「ちぃちゃいTakema」の真実でもあります。

しかし基本的に「他のドライバーを驚かせる運転がどんな国においても迷惑千万」であることは変わりありません。というわけでTakemaはかのドライバーの進行を阻んだ状態でバイクを降りて運転席に向かい、窓が開いていなくても(開けなかったし)聞こえる声できっちり説諭訓戒の限りを約30秒ほど尽くしたのでありました。なぜ30秒ほどかというと、信号待ちの列が動き出したからです(笑)。

ここで彼とは右折左折でのお別れでした。いやその方がお互いにとって良かったのかもしれませんですけれど(笑)。

さて気を取り直して「さくらの丘」だったかの、空港発着のヒコーキを見られる場所へ。到着直前に1機飛んでいきましたが、あれま今日はこっちが離陸側のようで、4000m滑走路でははるかに手前から離陸してしまう様子。ま、ここまで来たんだしということで(見学場所はもう一箇所あるんですが)そのまま休憩して眺めることに。



先客さんのバイクはタイホンダの110cc。タンデムで来ておられましたが「結構走りますよ」とのこと。



Takemaが見た離陸第1便は3月に不幸な事故を起こしたFedexの貨物便。もちろん無事離陸、いってらっしゃーい!

さて成田ICから再び高速に乗り、週末午後の東関東道は海外から帰ってきたばかりのドライバーが多いのか、追い越し車線は時に150kmオーバー巡航で流れています(確かに外車の比率も高いような?)。あのねー、千葉県警高速隊は何をやってるの?ちなみにこの成田−宮野木区間で捕まっている車はほとんど見たことないんで、もっとしっかり取り締まってもいいんじゃないんですか?館山道の方では何度も覆面を見たし(推定120km/hでもとっ捕まえてましたよ)、つい先日近くで白骨死体の見つかった房総スカイラインのPAだって、ほとんど車が通らない平日の観光有料道路なのに白バイが待機してたし。ちょっと車両&人員配置を何とかして欲しいと思うTakemaでありました。

ま、今日の横浜ナンバーの軽自動車みたいなのはどこでもいますけれどね。ナンバーは全部メモってますが、Takemaの説諭訓戒の時に運転席で目を合わせぬように小さくなっていたグラサン若者だったので、今後の更正を期待してここでは公開いたしません。もうちょっと大人になってよね、横浜50以下省略くん!

このあとは早くも渋滞(4km)になっていた京葉道路を、先行するバイク様をコバンザメのごとく一定の距離をおいて追走し、いつものように「露払いモード」で市川まで帰ってきたTakemaでした。いやー、中身は全然ないのにやたらテキストばかり長くなっちゃったぞ(笑)。

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