頑張れ鱗旅館



ウニもカニもお刺身も煮物焼き物も、ぜーんぶ美味しかった‥。


【函館】1日午後2時40分ごろ、函館市湯川町2の温泉旅館「鱗(うろこ)」(松村京子社長)から出火、木造2階建て延べ約1370平方メートル の内部をほぼ全焼した。函館中央署によると、出火当時、旅館に宿泊客はおらず、松村社長と従業員4人は避難して無事で、けが人はなかった。


同署によると、出火当時、従業員が1階南側の調理場で、宿泊予約客のための夕食の準備中。同署は、調理中に誤って天ぷら鍋に火が入り、燃え広がったとみて調べている。

現場はホテルや旅館の立ち並ぶ湯の川温泉街の一角。消防車約20台が消火に当たり、延焼を防いだ。現場付近には一時、100人を超す市民や観光客が集まった。


「鱗」は1954年創業の老舗旅館。近所の主婦(66)は「なんとか再起してほしい」と残念がっていた。
(北海道新聞)
(2009年6月7日更新)

上記記事の通り、われわれが2007年夏に宿泊した「鱗旅館」が火事で全焼してしまいました。

上記画像は在りし日の宿のお姿です。「建物や設備は古いが食事はすごくいい」のふれこみに惹かれてわれわれ夫婦と義母と3人で宿泊。でも夜景ツアーの集合時間にせかされて目の前にあるウマウマ海鮮料理をがっつくようにしか食べられなかったこと、今でもはっきり思い出すことが出来ます。とても明るい感じの女将さん、玄関内に停められていたホンダGL1500を「もう乗っていないんだけれどさ、何だかもったいなくて」とお話し下さったご主人(息子さん?)、そしてがっつり系のかけ流し温泉‥。

でも幸いなことに宿の皆さんは全員無事とのこと、さまざまな困難はあると思いますが、是非いつかまたこの宿「鱗」を再建再開してくださいませ。陰ながら応援しておりますです。

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