時差ボケ効果で?ちょいとミニお出かけ

(2010年8月14日)

この前日にアイスランド方面から帰国しお昼寝などもしてゆっくりしていたら、なぜかこの日は朝5:00に目が覚めてしまい、プランターに水やりなどをしながら「さーて今日は何をしようかな」などと考えました。と、ここで珍しくライダーTakemaの血が騒いだのであります。

しかしよく考えてみれば世はまさにお盆真っ盛り、しかもこの土日だけが1000円高速適用日ということは、どこへ行っても帰りは大渋滞必至、そりゃまぁバイクですからすり抜ければいいんですけれど、それとておそらくは、

それもまたナニであることは明白なので長距離となる東北道や関越道は即パス。予報では今日の最高気温は34度(東京)ということですから、避暑も兼ねて銚子方面に行くことに決定!まだ寝ていたおしんこどんに「んじゃ、ちょいと行ってくるわ」と声をかけると、「‥そんな予定聞いてなかったけれど?」。はい、だって起きてから考えたんだもーん。というわけで約3週間ぶりにブラックバードのエンジンをかけます。何事もなかったかのようにチャッカマン的一発点火でいざ出発です。ちなみに家を出たのは8:30頃だったので時間的には全然早くないんですけれどね。

さすがお盆の週末、京葉道路も「穴川界隈で8km渋滞、通過に70分」という掲示が出ていました。車の方はご愁傷様ですが、こちらは2kmほどすり抜けたところでいつもながらガラガラの東関道に入っちゃったので特に問題なし。節度ある運転で成田方面へ。いやちゃんと節度はありましたよ、走ってたのは走行車線ばかりでしたから(ホント)。ただし成田から先はほとんど車もいなかったのでエヘヘのへ(謎笑)。

まず目指したのは茨城県神栖町の海石花温泉。何回か来たことがありますが、強食塩泉のにごり湯で加熱かけ流しの湯使いが嬉しい温泉です。営業開始時間に合わせて到着するつもりが気がつけば15分ほど遅れてしまい、駐車場にはすでに先客さんの車が。うーむ残念ですがしゃーない。ちなみにすぐ近くに海水浴場があるためか、この季節は砂を洗い流すためのシャワーが設置されておりました。午後は混みそうですな。

受付でお金を払おうとしてちょっとびっくり。この温泉、ちょっと高めの入浴料=800円というのが難点のど飴だったのですが、何と600円に値下げされているではありませんか!加熱湯だからボイラー代だってかかるだろうに、一気に200円もの値下げは何とも嬉しいお話。これで今後とも犬吠埼界隈の湯(循環湯で1000円以上)に入る可能性はまずなくなりましたな(笑)。しかし場所柄行きにくいエリアにあるとはいえ、銚子からはさして遠くないので有名になったら混雑必定ですな。

今日はちゃんとお風呂セットを持ってきたので頭だって洗っちゃいます。ちなみに以前にも書きましたが、ここのロッカーはヘルメットだってタンクバッグだって余裕で入る大型で(もちろん鍵付き)、しかも石鹸もシャンプーもドライヤーも全完備という「ライダーにやさしい温泉」なのであります。わたしゃ備え付けのリンス入りシャンプーとかは嫌いなので持参したのですが(アイスランド旅行のお風呂セットをそのままタンクバッグに入れただけともいう)。

唯一の先客さんはTakemaの脱衣中に上がってきたので、嬉しい完全貸し切りとなりました(よしよしウヒョヒョ)。いつも通りの黄土薄緑にごりの湯をタンノーしたことは言うまでもありません。湯温は41度に設定されているということで(右上画像マウスオン)、熱くもなく夏のツーリング向きではあります。ただし食塩泉ゆえいつまでも汗が引かないことはご了承下さい。でも浴室をのぞき全館空調が効いており、脱衣場も涼しいんで助かります。確かオーナーは建設会社さんだったっけ、さすがです。

さてこのあとはお昼ごはんですね。特に考えることなく、これまた何度か行ったことのある海鮮系のお店「きみ野」へ。港や海からは少し離れているので行列とは無縁で、値段の割にネタがなかなかなんですよね。今回は無意味に奮発して岩牡蠣付きの「特上ちらし」を注文。ちなみに酢飯は少なめにしてもらいました。そうしないと少食人種のTakemaはお腹いっぱいで運転できなくなるので(苦笑)。ちなみにマグロ&イワシのヅケ丼の「銚子どんぶり」なら1000円ちょいです。上ちらしは1890円ですが、魚市場界隈ならこの値段じゃ食べられませんからね。



注文が通ってから出てくるまでに時間がかかるのはご愛敬。ネタの下にもネタが隠れてており、大トロも牡蠣の下に潜んでました(笑)。

さて、食事前はこのあとにもう一湯と目論んでいたのですが、お腹いっぱいになったらもうそんなのどうでもよくなりました(笑)。南風がかなり強くなってきていて、高速でビクビクしながら運転するのもナニだしというわけで帰りは下道で帰りましょ。

県道沿いには何かのミニ花畑もあったのでちょいと1枚。ホントはキャベツ畑がないかなーと思っていたのですが(銚子は知られざるキャベツ産地なのです)、考えてみたらここのキャベツは春が出荷時期でしたね(おバカ)。この時期は嬬恋村あたりが出荷の最盛期を迎えているのではないでしょうか。



そうなると、やっぱり田んぼに目が行きます。ちょいと横道に入ってライスフィールドへ。



この夏場の暑さ&台風直撃なしということで、たぶん作柄は良好なんでしょうね。



お米だけかと思っていたらタバコ畑もありました。10月から値上げということですが生産者売り渡し価格は変動なし?

さてそんなわけでうねうねと下道で帰ってきたわけですが、そろそろ休もう休もう、でも休むのにいい場所ないかなと思っているうちに地元まで戻ってきてしまいました。気がつけばいつも購入しているタバコ屋さんで窓口越しにバイク談義(笑)。そこから家まではバイクで2分なんですけれどね。そんなわけで4時前に帰還して一件落着です。水シャワー浴びてビール飲んで‥あぁ夏の幸せよ。しょせん230km足らずの走行距離でしたけれどね(笑)。
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