いやーたまりまシェーンカムバーック!(意味ないし古すぎネタでゴメンナサイ)。

申しわけありませんが、直接お会いしたことのある方以外こちらの野湯についての情報提供はご容赦下さい。

(2011年9月24日)
久しぶりのこのエリアなのですが、先日の台風15号によりこの沢筋はかなり荒れておりました。というか「まさかここに?」という場所に巨大な流木が乗っかっていたり、両岸の草木がなぎ倒されているというか根こそぎなくなっているという状況で、あの日この沢はどんなことになっていたのかという感じでありました。地形を知っているからたどり着けましたが。



いい感じの湯の沢。湯温もそこそこあり「掘れば何とかなる」ような気もしますが、今回の目的地はここではないのです。



思っていた以上にえぐられていたこの沢ですが、かえって両岸のブッシュがなくなっていて見通しがいい感じ?

川床の湯花付着がかなり予想されるような色合いです。今回はスコップを持参していませんので手で掘るしかないのが最大の難点ではあります。しかしまずはこの沢の湯温を確かめなきゃいけませんね(必然性ゼロですが)。最近は結構肝心なところで温度計を忘れるポカをしでかすTakemaですが、この日はちゃんと持ってきましたよ、そんなわけでいざ計測してみると‥



ということになれば、掘ってせき止めるしか手段は残されていませんよね!(そうかなー)。しかし先輩方のようにケロリン桶も持たない素人Takemaですから「手で掘る」しかないのです。川床の岩をどけ、砂を掘り、かつてのチリ落盤事故救出作業をホーフツとさせるような難行苦行は約4分ほど懸命に続けられたと記憶しています(大笑)。そして‥




(小さなものですが深いところは25cmくらいあります)

湯川からのお湯供給は必要にして十分です。でもさらには(石や砂をどけているときに気づいたのですが)、すぐ脇から湧出する生源泉もありました(右上画像)。また川床の石を動かす時に「あれ?」という感じのやや熱め感があったりして、もしかしたらこの場所は温泉ファン待望の「足下自噴」かもしれません(大笑)。となれば47才のTakemaですがよーし脱いじゃうぞぉ!(苦笑)。



「深山幽谷まったり湯ったり!」

いやー、ホントに気持ちよかったです最高でした!スコップでもあればもっとスゴイ湯船が出来た気もしますが、いやかえってこれくらいの「湯舟」だったからこそ楽しかったのかも知れません。久々の快適野湯に大満足して帰ってきた次第です。



帰り道には「美しい」風景にも出会いましたしね(これを「美しい」と判断するかどうかはご覧のあなた次第ですが)。

ちなみに誇張でも何でもなく、左上画像はこの湯の道中にTakemaが歩いてきた「道」です。というか道じゃないし(苦笑)。場所はお教えできませんがお教えしてもたぶん迷うと思います(笑)。何とか戻ってきたときにはくっそー湯上がりなのに汗だらけ。近くに温泉宿でもあればきっちり全身を清めたくなりました。でも楽しかったなー。
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