こらこら、勝手に査定しないでよ(笑)。
(2012/5/28)
とある平日。ごく普通に出勤しようと家の前の駐車スペースに止めてあるバイクまで来てみると、何やらちょっと様子が違う。ん?何か貼り紙が付いてるんですが?そんなわけでホチキスでループ止めされた紙を外してみると‥
道路に面したわが家の駐車スペースには塀もなければチェーンなどによる区切りもないため、誰でも簡単に入って来られちゃうわけです。でも一応これは不法侵入だゾMAXさんとやら(笑)。
まぁそれはともかくとして(あまり気にしてない)、気になるのはそこに提示された価格です。今のバイクを売るつもりは今のところ全くないですが(数日後にクラッチレバー部分を新品に交換予定だし)、この「25万円」という買い取り価格は安いのかどうなのか?
わがCBR1100XXスーパーブラックバードは「逆輸入 from イギリス、2000年(H12年)車、走行62500km」でありまして、いわゆる第二世代の最終版です。売りはといえば「フルパワーモデル(164ps)及びアナログメーター装備の最終年車」であることでしょうね。
というわけで、まずは「バイク王」サイトで「お試し査定」をやってみました。最初はバイクと年式を選ぶだけでずいぶんアバウトな査定ですが、そりゃお試しなんで文句は言えません。で、出てきた相場上限の買い取りお値段は‥「500,000円」ときたわけです。なるほどね、でもこれはあくまで上限だから信じちゃイケナイ(笑)。
続いて「詳細お試し査定」へと進みます(何だかやる気満々です)。
1. 外装の状態=「年式相応」 立ちゴケのみ2回。その昔猿ヶ京キャンプで「夜のうちにバイクの向きを変えておこう」とじわじわ移動中にコカした(笑顔の皆さんに助けられました)のと、地元県道をすり抜け中に渡ってきた自転車を回避するために脇の駐車場側に逃げ、止まった瞬間にそのままコテリ。でもどちらもエンジン部分の最下部に僅かな傷を残すのみ。カウリングは基本的に無傷でした。ただし左カウルのクラッチレバー直下に無数の小傷あり。これは前の職場で途中までおしんこどんを乗せてきたあと、最後は左手首にヘルメットを引っかけながら運転してきた時代が長かったからです。大きな傷やへこみはないので年式相応を選択。 2. タンクの状態=「年式相応」 へこみはありませんが、通勤時もツーリング時も常にタンクバッグを装着してきたのでタンクのトップ部分に細かな傷があります。そりゃ12年も日々装着し続ければ傷も付きますわな。 3. マフラーの状態=「年式相応」 マフラーには傷らしい傷はありませんが、長年使っているのでここは謙虚に?年式相応です。 4. エンジンの状態=「極上または新車同様」 いっぽうエンジンについてはこれまでノートラブルですし、異音等を感じたことも一切ないので、ここは勇気を出して(出す必要あるのか?)ちょっと背伸びしてみました。ちなみに「年式相応」を選択すると買い取り価格が3万円下がりました(当然)。 5. 改造の状態=「オリジナルのまま」 トップ&パニアケースのステーは付けていますし、そのためリアのウィンカーは別のものを付けていますがこれはもとに戻せます(純正のウィンカーも保存していますし)。あとは一切手を入れていません。そもそも「オリジナル=バイク会社の方で『これがベストのマッチングだ』と結論づけたセッティング」だと思うので、へなちょこライダーのTakemaには「あえて改造する理由」が見あたりません。いちおう4代目のバイクですが、パーツを純正品以外に替えたことは一度もないなぁ。
さてこれでどんなお値段が付くのか楽しみにしていたら‥今度は「475,000円」と出ました(エンジンを「年式相応」にした場合は445,000円)。
上記チラシの現物査定による「25万円」とはかなり大きな開きがありますが、そもそもバイク王サイトでは「走行距離を考慮していない」という大きな問題があります。バイクの場合車に比べてやはり走行距離に応じたヘタリが顕著に出るはずですから「62,500km実走行」というのはかなりの減額ポイントのはずです。仮にバイク王による無料査定で現物を確認してもらうとしても、おそらく相当の「うーんこれとアレとそれがですね‥と突っ込まれることは目に見えています(いやバイク王が悪いわけでもなく普通はそうですよね)。
そう考えてみると‥
でも、売る気はありませんがね(大笑)。