頑張って生きていくんだよー。


(2013年6月8日)

あー、土曜休みはいいなぁと思いつつ朝方目覚めてみると外からは雨音が。「あーあ、でもまぁ今日はオフ(お出かけなし)と決めていたからいいや」と思いつつ二度寝の悦楽三千大千世界へ。次に目覚めたのは8:00でありました。

うん、よく寝たぞと寝覚めスッキリ状態で屋上へ(朝の一服ですな)。雨はやんでいて天気は回復傾向にあるようです。と、気にしていた「要確認ポイント」に目をやると‥


おお、アゲハチョウがさなぎから出てただ今絶賛羽化作業中!そう、そろそろ出てくるんじゃないかと思ってはいたのですがついにその日がやってきました!

実はこの幼虫、別のミカン果樹鉢ですくすくと育っていたのですが(そのため葉からの栄養吸収が悪いのかミカンそのものに花が付いてくれませんが)、さなぎになるためもそもそと移動して「ここがいい」と見つけたのは「枯れかけたエンドウの茎」でありました。

しかしそのエンドウはそろそろ撤収(引っこ抜く)予定のものでありまして、さなぎになったばかりのお姿(まだ幼虫の形のママ)を見つけたTakemaは「困ったなぁ」と思ったわけです。その数日後、Takemaはさなぎ前後の茎部分だけを切り取って別の杭に針金でくくりつけました(右上画像をよく見るとわかります)。えらいなTakema、これで地獄に堕ちても蜘蛛の糸‥じゃなくてはばたくチョウが「わたしにつかまりなさい」って拾い上げてくれるはずだぞシメシメ。

まぁそれはともかくとして、そういうことをすれば当然「情が移る」のは理の当然というわけで毎朝さなぎの様子をチェックしていたわけです(ヒマですなー)。


この段階でようやく羽が広がったばかりのようで(朝方まで雨が降っていたから羽化のスタートが遅かったのかな?)、時折吹く風に羽がひらひらと揺られておりました。で、このタイミングでとりあえず観察を中断して下へ(朝ごはん)。

で、10:00に再び屋上に上がってみると‥



このあといきなり動き出して杭の上部へと移動、そして10:06、千葉県市川市の空へと羽ばたいていきました。よーし、頑張って生きていくんだよー。だけど、キミが卵を産み付けるのは、できればうちのミカン鉢以外にしてほしいなぁ(笑)。

ちなみに、この屋上ではあと何匹かの幼虫くんたちが「空に旅立つ日を夢見ながら」今日も元気にモリモリ葉っぱを食べてます(嬉悲)。

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