ちょこっと千葉の湯「ながら温泉」ほか
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町民にとっては格安で入浴できる施設(町内:200円、町外:500円)ということで、こちらはかなり人気があるという話を聞いていましたので、浴室系画像を何とかゲットしたいTakemaとしては「いの一番で浴室に突入すること」が至上命題なのです(笑)。 |
館内に早めに入ったので実はすることがありません。と、無料の血圧測定器があったので計測してみることに。結果は‥そこに掲示してあったWHOの基準でいえば「ぎりぎり正常」でしたかね(笑)。あ、でも最低血圧が高いかも(以下記述自粛)。しかしそもそも血圧を測りたくなること自体が中高年の証です(大笑)。 |
そろそろかなーと思って入浴券を購入。でもこちらでは町内町外を問わずチケット購入だけでは入浴できません。すなわち「受付に置かれているノートに記名」しなければならないのです!さすが公共施設っ! |
というわけでいざ脱衣場に入り「静かなバトル」を繰り広げるわけですが(いや自分以外の方々はさらさらそんな気はなかったと存じますが(笑))、すぐ上で何気なく「来たか長さん‥」の懐かしいフレーズを久々に使ったところで「ちなみにこの言い回しの原典って?」と思い調べてみたところ興味深い結果が出ましたのでここでお知らせいたします(雑学タイム)。 |
「どうも済みません。もっと早く来るはずだったが、生憎珍らしく客があったもんだから」「来たか長さん待ってたほい。冗談じゃないよ。使でも出そうかと思ってたところです」。比田は健三の兄に向ってこの位な気安い口調で話の出来る地位にあった。(以下略)」 |
したがって「道草」が執筆された1915年(大正4年)にはすでに人口に膾炙していた言い回しだということがわかります。で、さらに調べてみると、どうやら上州だか信州だかの地域民謡に端を発するようなのです。ネットサイトからの引用ですので原典を確認したわけではありませんが、 |
「碓氷峠の権現様よ、私が為には守り神、スイ、来たか長さん待ってたほい、お前ばかりが可愛うて、朝越なろかいなあ」 (「明治年間流行唄」1915年刊) |
と、どうやら「長さん」は人名呼称ではなく「長く待ってたよ」の「長く」にあたる表現だったようなのです。へぇーなるほどねぇ、勉強になりました。 |
やっぱり全景画像だけは欲しいですからね(満漢全席みたいなもんです=全然関係ないって)。で、数枚撮ったところで「そろそろ後続の方々がお見えになるはず」と考えてお風呂セットにカメラをしまった約10秒後に後続第一号様がご入来。何とか間に合いました。 |
こ、この湯はかなりいいですしびれます!黒湯の濃さは左上画像の湯足を見ていただくとわかると思いますが、黒湯の定番=洗面器での視覚検査(右上画像マウスオン)においても「かなりの濃さ」であることがよくわかります。 |
いやぁ皆さん長湯だわ、身体を洗ってあらためて湯に浸かるともう誰も動きません(笑)。というわけで左上画像の注意書きもわからないでもありませんね。でも加温湯なのですから、たとえば湯温をあと1度上げるだけでも長湯率はかなり減るのでは?でもあくまでこの湯温にこだわっているのでしょうね、「福祉センター」なのですから(健康のためにはぬるい湯に浸かる方がイイのです)。 |
整備された階段が続いており何の問題もない‥はずですが、何だかこのところおしんこどんにパワーがなくてゆっくりゆっくり。大丈夫かなぁ(おしんこどん、あなたはパプアニューギニアの最高峰Mt.ウィルヘルム4507mを元気に登った人なんですからね!)。 |
しかしこういう「胎内くぐり」があったりすると、こちらが何も言わないのに自ら率先してくぐっちゃうくらいですからまぁ大丈夫でしょう(左上画像マウスオン)。そんなわけでお寺の山門まであがってきました。境内に入ると‥ |
調べてみるとこのお寺の創建は784年らしいのですが、そびえ立つ堂宇(観音堂)は1595年までに「再建」されたものなのだとか。再建とはいえ十分な歴史を持っており、国の重要文化財にも指定されているそうなのです。上にあがるにはTakemaの嫌いな「拝観料」が必要なのですが、「1人100円」なのでまぁいいかと(案外ポリシーないのね)。 |
堂内ではちょうど勤行が行われていましたが、内部は撮影禁止ということで真横から撮るだけにとどめました(左上画像)。お堂の中では「経文をざざーっと」系の、チベット仏教の「マニ車」の発想に類似した勤行が行われていましたが(これ以上詳しい説明は省略します)、どこでも人間の発想というのは同じなんだなぁと妙に納得。でもあのリズミカルさはどこかで聞いたような‥。あ、自衛隊「総火演」の「だんちゃぁーく‥いま!」と似てるのか(詳しくはこのページの動画の中に出てきます)。 |
さてこのあと大多喜の手前まで来たところでお蕎麦屋さん(専業じゃないようでしたが)があったので「まぁいいか」というわけでお昼ごはん。この時点で「大原まで行っての海鮮丼は面倒くさくなった」というTakemaの深層手抜き心理をお酌み取り下さい(笑)。 |
左上画像がこちらのお店の「生ゆば刺身」です。何だか「切って出しただけ」感もありますが、やっぱりこれで530円はお値打ちです(冷蔵庫で保存していたのか最初はやや冷たい感も感じましたが)。添え物にワカメおよび柚子のスライスが添えられているのもヨロシイ! |