(2014年8月21日見学）

「そうかえん＝総火演」。正式名称は上画像の通り「富士総合火力演習」、陸上自衛隊主催の夏の一大イベントなのであります。いろいろあって本番前の「予行」チケットを何とか手に入れまして2年連続で見学できた次第です。あ、来年以降はTakemaルートもかなり厳しくなることが予想されますので今年が最後かなと（たぶん）。

昨年よりも早く到着したので御殿場駅横の市営駐車場の最上階（屋上）に何とか車を駐められました。でもぎりぎりだったことは間違いありません。ここからはシャトルバスで現地へと向かいます。昨年は路線バスの立ち席でしたが今年はたまたま観光バスでラッキーでした（運次第＠右上画像マウスオン）。

しばし列に並び誘導されるのは昨年と同様。右上画像チケットにある「Eスタンド席」はいわゆるわれわれのような有象無象というかいろんな方々のごちゃ混ぜ席のようです（笑）。もちろんスタンド席が満席になったあとは前面シート席となるわけですが‥

ところでこの日はガスが出たり離れたりという感じでした。そんなわけでここからは画像メインで当日の様子をば（正直言って手抜きです）。

で、ここからはある意味の「本番」です（「実際の本番」があってはならないことなので‥）。その前の演習では予告アナウンスなしにドドンとやってくれるのでかなり心臓に悪いのですが（笑）、ここからはアナウンスがあるのである意味安心できます。

この演習は陸上自衛隊が主催していますが、海自の哨戒機や空自の戦闘機も参加していました。でもその連携は本当のところどうなっているのかなとも思います。あくまで自分が感じる限りですが、陸海空の自衛隊の風通しはそれほどよくはないという気がします。

それをさておいても、シビリアンコントロール下といえどいざというとき「だけ」は、そんなもんくそ食らえで現場が判断して動かなければ取り返しのつかない事態を招くような気がします。

韓国は先日北朝鮮との小競り合いの中で「現場トップの判断での砲撃」を実行しました。その判断は尊重しますしやむを得ない策だったとも思います。翻って自衛隊の行動については「がんじがらめに手足を縛られている」のが実情です。

それはもちろん「過去の失敗」を踏まえて定められたものではありますが、万が一どこかの誰かが攻撃を加えてきた場合、その相手がこちらの手順というかマニュアル通りに攻めてくることなどあり得ません。「今までこれでやってきて特に問題がなかったから、これからもこれでいく」という経験則は、歴史と照応してみれば何らの合理性がないことに気づかなくては。

もちろんそれは「すぐさま戦争をやる」こととは全く以て別の次元のことです。要は「備えあれば憂いなし」という慣用句をまさに地でいくだけの話なのですが、一部の人はそれを無理矢理に結びつけることにより話を無駄にややこしくしています。いずれにせよわたしなどは思うのです。それは‥

このあとは陸自機材の一般公開タイムとなりました。自分は「無防備に日なたでいた結果（8月上旬までの旅行でも一皮剥けたのに）」何だかぐったりしてしまい早々に日陰に避難しましたが、同行の皆さんはかなり濃厚に見学なさっていたようでした。

ちなみに性格ひねくれ系につき「10（ひとまる）式戦車」には近よりもしませんでした（笑）。

このあとは御殿場駅までバスなのですが、昨年は「御殿場駅行き＝スイスイ」、「指定駐車場行き＝大行列」だったのですが今年は真逆！ええっと、「公共交通機関利用を推奨」なさるのであれば今年のバス配車はとってもヨロシクナイと思いますので来年以降の再検討をお願いしたいですね。

さてそれでは最後に「見たい人だけ」系の動画です。長いのであくまでお時間に余裕のある人だけというわけで。ちなみにしつこいですがたぶん来年はチケットも手に入らないかなと思いますので念のため。