2021 年始から2月にかけてのいろいろ拾遺編




2月中旬、今年もわが家屋上のフキノトウが開花(このあと天ぷらにして食べました)。

(2021年3月2日)

さて1/2に奈良帰省から戻ってきて以来、本日(2/15)に至るまで一歩も千葉県から出ていないTakemaです。さらにいえば、銚子に行った1日を除けば千葉県市川市からも一歩も出ていないわけでひたすら自粛しています。これがあたりまえになってしまうと「お出かけ=億劫=おうちが一番文明堂♪」になってしまうのではないかと心配ですが、まぁ大丈夫でしょう(根拠なき楽観)。

さて1月も半ば過ぎのことですが、何と義兄からいきなりすんごいのが届きました!





冷凍ではありますが、これは相当にお高いモノのはず‥義兄、そんなにお気を遣わずにお願いします。といいながら、早速自然解凍してわしわし食べちゃったんですけれどね(節操なし)。

そういえば1990年台前半だったか、網走からウトロに向かう道沿い(斜里界隈だったか)で、直売所にて今まさに大鍋で茹でたばっかりのアツアツ毛ガニを格安で購入し、ウトロのキャンプ場で食べたことが複数回あったなぁ。その後はやらなくなったようでしたし、今となっては考えられない悦楽でした。



続いてはミニネタ。小松理虔さんの本が出たというので「新復興論」に引き続き早速購入。いわき出身&在住ながら、中国での生活経験(しかもローカルエリア)をあてはめながら、いわば「グローカル」についての引き出し満載本です。地域に住む人は客観的にその地域を見られないから外敵視点として東京などのコンサルタントに支援を求める、しかしコンサルは逆に地域の実情を知らないから地域不在の企画しか出せず不毛の提案を導き出す‥。地元発の決めごとが必要だとおっしゃる小松さんのような視点&発信力を持つ人がいわき(というか浜通り)におられることは大切なことですよ。以前「うみラボ」で一度わずかにご一緒しただけの関係ですが。

続いて右上画像は地元スーパーのY's mart(ワイズマート)こだわりの品「浦安シュウマイ」。同じカテゴリーに「浦安メンチ」があるのですがこの日はメンチの販売はなしでした。Takema自宅の近隣には徒歩10分圏内にそれこそスーパーが幾つもあるのですが(行ったことのないところを含めれば5軒)、ワイズマートは遠いのですが、ついつい車でも行っちゃうんですよね。たぶん震災直後の夏に「いち早く福島の桃を売り出した」ことによるひいき目もあるのでしょうが。でもそれって大切なひいき目だとも思うのです。

ただ、普段訪問する西船本郷店のお総菜餃子は「かなりニンニクきつめ」で、お昼に食べても翌朝まで臭うパワフルさだったりします(笑)。ただ、仕入れや運営は各店舗の裁量権がかなり自由らしいので、この支店だけのことかもしれませんが。



さて続いては、年始以降初めての県内お出かけです。この日はおしんこどんと銚子に行ってきたわけですが(市川からは遠いですがあくまで同一県内には違いない)、東関東道大栄ICを下りて少し行ったところで、以前からちょっと気になっていたローカル農産物直売所(いや、県外のものも売ってますが)に立ち寄ってみることに。平日なのに駐車場(未舗装)は満車に近く,その奥には上画像のように落花生が干されておりました。千葉ですねぇ(笑)。

お店の外観は撮影しませんでしたが、ここ、また立ち寄りたいなぁ。「大栄青果」「~価値なりの安さを提供します~」というキャッチコピーも秀逸です。実際、単なる安売り店ではないですし。ここでイチゴ(最近出てきた白いやつ)と高菜系の漬け物、そしてお米(確か近隣地域産。多古米だったっけ?=一応地域のブランド米です)を購入。

このあとは銚子まで移動して、いつもの「きみ野」さんでランチです。





おしんこどんが頼んだ「ミニ海鮮丼&うどん」(左上画像)は案外常識的な量だったようですが、こちらのお店のフラッグシップたる「海鮮丼(舟)」(右上画像)は、ごはんを減らしてもらったにもかかわらずやはり怒涛の量!だってですね、右側にマグロ刺身が見えてますよね、そしてそこは「舟」の構造上一番深い場所ですよね、で、その下には‥


(そして底部にはしっかり酢飯も詰められております)

苦しみながらも何とか完食(少食Takemaです)。なおこのあとデザートの配膳もあります(笑)。いやぁ苦しかったわ。

食後は、少し手が空いたご主人とマスク歓談をさせてもらったわけですが、そこで「きみ野」さんの驚くべきおもてなしスタンス?が判明しました!ご主人いわく「いやぁ、たとえばごはん少なくって言われるでしょ、でも出来上がりのビジュアルとかを考えると『その分どうしようかな』って考えちゃうわけです。で、気がつけば海鮮増量ってこともね。」


いや、もう10年くらい前だったかに初めておじゃましたときも「それぞれ基本的に大盛り系だな」と思ってはいたわけですが、少食Takemaがなぜか来てしまうこちらの「きみ野」さん、特に大盛り大好き系の方にはお勧めです。その時々でのいいネタを直接仕入れているということで当然新鮮。ゆえに定番定食よりもホワイトボードに記されたその日のお勧め定食をお試し下さいませ。

なお、ご主人に「これだけ多めの盛りつけをなさるということは、ご主人も普段の食事量は多めなんですか?」と伺うと、「いや、全然食べないです。少ないですよ」とのお返事が。一瞬「え?」とも思いましたが、あとから考えれば料理人として「お腹いっぱい食べる」人は少ないのかなとも思いました。



なおこの日は、持ち帰りのお土産として天ぷら二人前をオーダーしておりました。1つはTakema母に、もうひとつはわれわれの夕食用にというわけでしたが、結局この日のわれわれの夕食でこの天ぷらが消費されることはなかったのでありました。だって夕方以降も全然お腹が空かなかったんだもん(笑)。そんなわけで翌日のおかずとなりました。



食事後は、すぐ近くにある神社にお詣りいたしました。お賽銭箱がなかった‥。



続いては、これまで一度も訪問してこなかった犬吠埼界隈の「温泉」へと向かいます。観光ホテルの温泉ばかりで日帰り入浴もお高めだし(当然最低1000円以上)というわけでこれまで足が向かなかったのです。近隣の茨城県側には海石花温泉があったしねぇ(閉業しちゃいましたが、最後の時期には600円でした)。

また歴史も浅く(西暦2000年前後に掘削して湯を出した)、上記きみ野さんのご主人にどこかお勧めは?と伺ったところ「いやぁ、行ったことがないからわからりませんね」とのお返事が。もともと「温泉の日常利用」という生活文化がない地域では、新たに湯が湧いたからといって地元の人はなかなか足を向けません。しかも平日で1000円(訪問時はコロナ禍ということから休日料金の1200円でしたが)となるとさすがに日々通うわけにもいきませんし。

こちらのお宿に限らずどこかのお宿で、平日だけでもいいからもう少し安くして(たとえば地元民は700-800円とか)、日ごろからの温泉利用文化を醸成してもいいんじゃないかなとも思います。または個室ではなく大広間滞在での1日滞在プランで、お風呂には何度でも入れて1500-2000円とか。この場合飲食物持ち込み不可にすれば館内飲食施設の利用促進にもつながりますし(どこの施設もやっていることです)。

ちなみにこちらのお宿の湯使いは加温循環濾過湯ではありましたが、塩素臭は感知せず。湯ざわりもツルすべ感ありでまぁまぁ(加温源泉の直接投入もあるようです)。でもできれば、小さくていいから加温かけ流し浴槽を作ってほしいなぁ。なお撮禁ではなかったようですが(後日再訪問した際に「撮禁」の記載を目にしました)先客さん複数ありで写真はなしです(お宿の温泉紹介ページはこちら)。



左上画像はロビーの外のテラスからですが、建物の続きに見えているすぐ先が露天風呂エリアなので、公式サイトにある「波打ち際の‥」という文言はまったくもってその通りだといえるでしょう。岬の先に見えているのは犬吠埼灯台です。

脱衣場前には休憩可能な席が多く設置されていますが、このエリアには窓がなくやや閉鎖的な空間です。でもロビー側にはガラス張りで海が一望できるオーシャンビュー席も多くありますので、休憩ならやっぱりロビー側ですね(冷水も自由に飲むことが出来ます)。



ご覧のように優雅なソファーもあります。逆光ゆえ2枚とも写りがイマイチですみません。

そうそう、ロビーにおられた若い男性従業員さんはとても気が利く方で、右上画像に見えているテラスに出る扉がやや重くて「閉めてあるのかな」と思ってその場を離れようとしたTakemaを見て飛んできて下さいました。いわく「出られますので大丈夫です。(そして開けてくださった上で)そのまま換気タイムといたしますので、戻る際もお閉めになる必要はありません。わたしどもが閉めますので」とのこと。

実際扉の開閉は重かったのですが、それを「換気のため」としてお客(とはいえ一介の日帰り客)に手間を取らせないようにする心遣いからのお言葉は機転も利いていて実にいいなぁと感じた次第です。ありがとうございました!



なお非喫煙者にはどうでもいいことだと思いますが、左上画像は「オーシャンビューの喫煙室」です。ちょっとぶったまげました(笑)。こんなに恵まれた喫煙室はそうそうないでしょう。感謝しつつ何服か。お宿の前には足湯もありましたが、今回は見るだけにとどめました。この日は平日だったので加温湯が供給されていたのかも定かではありません(それくらいは確認しろって=自己ツッコミ)。

このあとは旭市のワークマンに立ち寄った(おしんこどんが仕事用の雨具購入)だけで帰りましたとさ。



さて最後は久々に献血です。コロナ禍前は近隣のショッピングセンター内に献血バスが来てくれてとても便利だったのですが、最近は密を避けるということか、駅前にテントを張って行う方式に変更されています。この日は風が強く、すきま風により確かに換気良好ではありましたが、そもそもテント内の待機場所は狭いしどんなものなのかなと。まぁ、日赤としても「まさか献血によるクラスターを自分たちが出したりしたら大変」ということなのでしょうが。

なお「献血による血が足らない」という医療状況は現在も続いているようですが、油断して午前中受付時間のど真ん中あたりに行ったら「ただ今混雑していて云々」というわけで、駅前で30分ほど時間を潰した上で再訪したらそれほど待たずでした。事前に時間指定予約が出来ますので、よろしくご検討ください>各位。

おしんこどんは今回(人生で)初めての「400mL献血」となったようです(これまでは献血条件に合致せず200mLのみ)。担当の看護師さんに「貴重な血液をありがとうございます」と言われていたのはここだけのヒミツです。



そして最後に、ページトップにあったフキノトウの収穫です。花芽は10個ほどありましたが、収穫して天ぷらにしたのは4-5個ほど。残りはそのままにしています。というのも宮城栗駒、駒の湯温泉湯守の菅原さんによると「こっちでは花芽よりも伸びた茎を食べるなぁ」ということだったので‥というわけで、この日3/1現在そこそこ伸びて来つつある花茎、そろそろかなぁ?(昨年は一切収穫しませんでした)。

というわけで2021/1.2月の小ネタでした。実はこのあと「年明け後初めてちょっと千葉を飛び出して云々」というのをやったのですが、それはまた別のページにてご紹介しましょ。

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