何はともあれお祭りだっ!「第2回 鶴居ビアフェスティバル」っ! 

いやぁ、これでこそ宴会気分が盛り上がるってぇもんです。

結局鶴居キャンプ場には3泊もしちゃいました。生活面での立地条件(風呂&買い出し)がいいこともあり、もともと2泊はするつもりだったんですが、お風呂行きがてらにふと見たチラシには「8/2 鶴居ビアフェスティバル開催!」とあったわけです。3泊ということにすれば、最終日にはお祭りに参加できる!お祭り好きのおしんこどんは、日頃から「お祭りお祭りお祭り!でもいつも行程がずれていて参加できない!」と不満を口にしていたわけで、こりゃもう一泊するに如(し)くはなし(漢文調)!と心を決めていたわけです。

この日は遊びに行った先でも結構風が強かったんで(帰ってきたら隣テントのご夫婦が「タープが風で外れたんで直しておきましたよ」とおっしゃってくれました。すみませんでしたm(_ _)m)、「こりゃ夜は寒くなるだろうなぁ、何たってビールがメインみたいだし。かといって「急遽『熱燗フェスティバルに変更!』」なんてこともないだろうし、ちと困ったなぁ」などと思っていました。

しかし、夕方になるに従って風はどんどんやみはじめ、スタートのころにはほぼ無風!気温はもともとそれほど低くありませんでしたから、こりゃまさにビアフェスティバル日和ってぇもんです。


日没直後に会場に行ってみたら‥会場はガラガラでした(上の写真)。「このフェスティバルって、案外流行ってないのかも知れないなぁ」などという危惧が頭をもたげます。それならば先に温泉入っちゃおう!ということで、まずはゆったりナトリウムかけ流し温泉に身体を沈めます。ぬぅぅ、気持ちいいっ!

さて、風呂上がりの火照った身体に夜風が心地よい頃に再び会場に来てみると‥それがこのページのトップだったんです。「ヤバイ、もう席が空いてないぞ」。ついでにいえば、「ビアフェスティバルなのに臨時駐車場が満員だぞ(笑)」

それでも何とか(偶然)席をゲットしました。しかもステージ前の特等席。こりゃ嬉しいです。まずは飲み物&つまみの調達に向かいます。生ビールのほかにも、ちゃんとGODO焼酎もあるし日本酒もありました。つまみは海の幸系がちょいとあるけれど全体としては少し物足りない感じ。でも、その方面の方々を招かず、すべて地元の有志の方々で運営なさっているわけですからこりゃ文句のいいようがない。いい雰囲気でしたよ。

 

屋台テントは長蛇の列。肉や貝の焼ける匂いが漂ってます。
お腹にたまる焼きそばを売り切れ前にゲットしてほっとしました。これ、夕ご飯だもん。

さて、まずは地元バンドの演奏です。失礼ながらあんまりうまいとは思えなかった一番の若手バンド。なんでも「去年ここで失敗した曲を、今年リベンジのつもりでもう一度!」とのこと。そういうことであればうまさ下手さの問題じゃないですね。うーむ頑張れ(実はあまり聞いてなかったんですけれどm(_ _)m)。そして次々とバンドが出てきます。



この人達はなかなか風情ある曲の数々を聞かせてくれたんです。
バンド名忘れてしまってごめんなさい。たぶん来年も出るでしょ?

 

「みんなぁ、踊っていいんだよぉ!」の声につられて踊り出した、たぶん地元ではそれなりに格好つけなのであろうおにいちゃん。でも、ソロで舞うその姿に一種の感動を覚えたTakema&おしんこどんなのでありました。「一人でやれるあんたはエライ!」つるんでしか何も出来ないやつはサイテーだもん。

そして、いよいよこのお祭りのメインイベント、「大ビンゴ大会」が始まります!

賞品のラインナップは次の通り。

一等 旅行券(10万円) 1名
二等 旅行券(5万円) 1名
三等  お米(なぜか「あきたこまち」)
‥(このへん記憶定かならず)
五等 缶ビール500ml×24(5名だったかなぁ)
六等 缶ビール350ml×24(5名だったかなあ)
飲み始める前にみなさん1枚100円で買い求めていたビンゴカード、さぁここからはこれに夢中。もちろん我々も2人で4枚ほど買っていたわけです(ちなみに「一人1枚」という制限はなかったみたいでしたので)



若手のお兄ちゃん達は前に出てきて「次は俺か!」と気合いを入れてます。

いよいよビンゴ大会の熾烈な幕あけです。Takemaはスタートこそ順調。「こりゃ10万円、もらったぁ!」と一瞬だけ確信しました。でも、ビンゴってスタートがいい人ほど伸び悩むんですよね。はい、わたくしもその定石通りでした(悲)。

旅行券、お米と、いろいろな席から「よっしゃぁ!」と声があがり、また無言で(たぶん心の中で雄叫びをあげながら)審判席に向かう人も多く、うちらは「ふぅぅぅ」とため息をつくばかり。しかし、新たな番号が読み上げられた瞬間、うちらの座るテーブルの向かいの(テーブルをシェアしていた)ご夫婦から声があがりました。

「あ、当たった!」

見事にビール500×24本、ゲットです。実はそれまでは直接話もしていなかった方なのですが、こうなればもう話は違います。

「いやぁ、おめでとうございます!」
「いやぁどうもどうも。まっさか当たるとは思ってなかったねぇ。ところであなた達はどちらから?」
「千葉からなんです」
「はぁあ、千葉、そりゃまた遠いとこから!」
「ええっと、そちらは地元の方ですよね」
「あぁうちらはこの鶴居の幌呂から来たんだよ、幌呂ではお盆にお祭りがあるんだけれど、去年からここでもお祭りが始まったから来るようにしたんだよ」
「え?この祭りは去年から?」
「そうそう。」

いやぁ知らなかった。まさかホントに去年から始まったお祭りとは。確かによくもあしくも「つたない」ような雰囲気はありましたが、まさか2回目とは思いもよりませんでした。

でも!だからこその良さはありましたよ。ゆったりのんびり、「まぁ〜みんなで楽しみましょう!」系のこの雰囲気は、悪いけれどお役所や○○祭実行委員会という団体が一手に仕切っている雰囲気とは全然違ったから。あえていうなれば「お酒の解禁された高校の文化祭」ともいうべきなのでしょうか(しつこいようですが、「いい意味で」です)。好きなんです、そういうの。

めでたく500ml×24本をゲットされたご夫婦。あれ、お母さん、まだ残ったビンゴカードをチェックされてますが‥その穴数じゃ、そのカードはスカですねぇ。
でも、すぐ近くにあるキャンプ場から(どうみたってマイクから流れる大騒ぎ声は聞こえるのに)この会場に流れてきた人はあまり多くなかったようです。あ〜もったいない!これを見たライダーの皆さん、7月下旬に鶴居あたりを通過するようなことがありましたら、ぜひこのビアフェスティバルへ!キャンプ場から歩いて行かれます!

さて、いよいよ翌日は我々も出発です。目的地は「幌加温泉」。三国峠を越えて糠平に向かう途中にあるひなびた温泉です。わたしはいつもそこにある無料露天風呂ばかりお邪魔してましたが、いざ(実はこの翌日の朝)電話を入れたら「今晩部屋空いてます」とのことなので、北海道最終日の夜はゼータクにも「旅館泊まり」に決定いたしました。って、1泊2食付きで5000円ちょいなんですけれど。安い!

おっとそのページに行く前に大障壁あり!それは次のページをクリックするとわかっちゃいます。さて北海道フリーク(死語だね)のあなた、わっかるかなぁ?