3連休初日。JALの千歳行き始発便に乗るため、最寄り駅(武蔵野線、始発が遅い)じゃなくて総武線の駅までタクシーを飛ばした甲斐があって、羽田着はまだまだ余裕の時間。普段だったらここで「ビールをプシュっ♪」といきたいところですが、今回は現地ですぐにレンタカーを借りるということもあり、勇気を持って「自粛」といたしました。しかしおしんこどんは、そんなTakemaのけなげな態度の裏に秘められた苦渋の決意に気が付かなかったらしく、「そぉかぁ、何で飲まないのかなぁと思ってた」だって。くぅ〜。

それはさておき、千歳に着いたのはまだ午前8:00過ぎ。3連休という限られた日程の中、初日をフルに使えるというのはなかなかいいものです。レンタカー屋に移動して手続きが終わり、いざ乗り出すという段になってもまだ9:00を回ったくらいの時間。よっしゃ、走り始めます!

今日の目的地は上富良野なので、まずは夕張方面へ。何度も通った道なんですが、今回はいつもと微妙に経路が違います。いつもはバイク@Tマップルとにらめっこ、なのですが、今回は文明の利器カーナビがついてますからね。微妙に裏道のショートカットをしてくれるんで、まぁたしかにこれは便利ですな。うちの車にはつけてないからなぁ(慣れてない)。

さて清水沢から国道452号に入り、しばらく行ったときでした。ふと横を見ると、なぜか機関車と客車がとまっています。こりゃ何だいな、去年も通った道だけど気づかなかったぞと思いつつ、まずは最初の「観光」ということに。やっぱり「鉄の血」がそうさせるんでしょうか(笑)。

近づいてみると、どうやらかつての三菱大夕張炭坑関係の鉄道だったようですね(詳しくはこちら)。車内に展示された写真を見ていると、かつてはこの地に放置され、荒れ放題だったこれらの車両を復元維持しているもののようです。屋根なども全部張り替えていますから、こりゃこりゃ本格的です。

三菱系の鉄道だったということもあり、機関車もしっかり三菱製です。ちなみに今回のレンタカーは三菱コルト、うちの車も三菱、そういえばうちのPCのディスプレイも三菱だったぞ、と、なぜか関係のない方面にまで思いは必然性なくふくらんでいきます。

それにしても、自分が子どもの頃の北海道は「鉄道王国」だったんですよね。かなりマイナーな地域にまで鉄道の支線が伸びていたことを思い出します。というわけで、意味なく当時(といっても1981年3月)の時刻表に載っている北海道の路線図を載せてみましょ。これまた意味がないけれど(苦笑)。まだ十勝三股まで鉄路があった時代です。

1981年当時の北海道鉄道路線図

鉄道の見学後は452号を北上します。通行量の少ないこの国道、紅葉見物にはちょうどいいかなと思っていたんですが、いやぁやっぱりきれいだなぁ北海道の紅葉!そして、いやぁデジカメだけ持参したのは失敗!ということも(悔)。

とか何とかいいながら、途中「あれも昔の鉄道橋梁なんだろうなぁ」などと未練がましく写真を撮ったりしてます(笑)。