懐かしい「適性検査」と一本橋


普通二輪免許持っていれば、教習所では12時間の実技のみ。なのに、法外に(?)高いのは「入校料」のせい。\50,000だよ。そりゃないんじゃない!ま、少子化の影響か、教習所の経営も大変だっていうし、一発で取ろうという根性のないTakemaのこと、文句言えた筋合いじゃないか…(^.^)

しかし、いまから約15年前に車の免許を取ったTakemaではあるのですが、何だか思い出しちゃったなあ。というのは、皆さんも記憶にあるでしょ。「適性検査」という名のペーパーテスト。何の役に立ったのか立たなかったのかわからないけれど、とりあえずさせられましたよね。で、15年前のTakemaは、その「総合所見」の欄にこう書かれていたのでした。いわく、「あなたはもっと控えめに行動することによって友人を増やすことができます」。……う、うっさいわーっ!なんでコンピューターにそんな診断されにゃいかんのだあ!
で、あれから十数年の時を越え、出てきた問題はあの頃と全く同じバージョンであった。例の「ロールシャッハ心理」とか、「Aという字を時間の限り書き続けろ」とか、Yes No式で「あなたは前後に車がいないところでは一気にスピードを出してみたいと思いますか?」とか。これって、人間の本質は世代を越えてそうそう変わるはずがないからいいということなのか、それともただの怠慢なのか?ま、懐かしくて良かったけれど、でも、もしかして今回の結果も15年前と同様だったら悲しいような気がする…
さてさて、それが終わったらいよいよ実技の最初の時間だ。最初は「バイクを起こせるか」「取り回しはできるか」という感じなのでとりあえずは楽勝。教習車にはいろんなバーもついてるからね。簡単です。8の字引き回しも、400ふだん乗っている人なら大丈夫だし、乗ってなくてもコツだしね。不安だったら「腰にのせちゃえば」大丈夫。そのあとはとりあえず簡単なルートを乗るだけ。と思うと大変。なにがって、例の、徐行&低速&確認!正直言って「そこまでするかっ!」って感じの、いわゆる「作法」があるよね、教習所って。ミラー見るだけじゃ駄目、ちゃんと首振らなきゃっていう「作法」が。あれが大変なんですよ。
でも、それ以外に久々に大変だったのが、あの「一本橋」。やっぱり重いんだ、750って。しかも普通二輪よりもゆっくり走れっていうんだから自然の摂理に反してる(笑)。膝締めて、遠くを見て、10秒以上で…。いまだに苦手です。(クランクとかは大好きなんだけれど…)

【一本橋】クリアのポイント
* とにかく正面を見る。前輪のすぐ前を見るのは最低。細かなフロントの動きに気を取られ、あたふたしてしまうのがオチ。ちょっと左右にずれたなと思っても、細かな修正などしないで流れに。
* そのためにも、重心を胴体のほうに持ってくること。ハンドルのほうに重心がかかっていると、車体がずれたときにどうしようもなくなる。指導員の人はなかなか言ってくれんけれど、姿勢は大事です。背の低い人でも、重心を腰の近くに持ってくるようにすべきです。普通二輪の時はいいかげんでも何とかなることが、大型だとどうにもなりません(自分だけかな?)。自分の時は腕3:7腰くらいの体重配分でやるのがいちばん楽だったような気がします。
* バイクの基本ではあるらしいのですが、わたしゃ全然できていなかったニーグリップ。ひざでバイクを抱え込んでいかに安定させるか。でも、ハンドルさばきであたふたするより、このグリップとクラッチワークで進んだ方が結果的には安定します。後輪ブレーキも効果的に使わなきゃと言われるかもしれませんが、いざとなりゃノーブレーキでもクリアできます(卒検の時にはブレーキ使いませんでした)。

えっと、このあとは次のページで。