ああ、心も体もビギナーに戻った!8月のラスト2時間教習!


さて、8/22、Takemaは再び教習所通いを開始した。最後に大型乗ったのが7/23だったからほぼ1ヶ月のブランクである。指導員には「すみませんねえ、1ヶ月ぶりなもんですから、だいぶ下手になってるとは思いますが、よろしくお願いしますね」と、まるで近江商人のように腰を低くして印象度を高めようという精神作戦を実行してみたものの、そんなもん効くはずがない(あたりまえだ)。まずは普通のものよりかなり小さな8の字走行にはいる。なあに、北海道では400ccとはいえ、荷物を満載してたんだし、とちょっとたかをくくってみたが、それがいかに教習所では通用しないかということをすぐに思い知らされる羽目に。げげっ全然できないではないの!立ち姿勢も駄目だった。内心「はぁぁぁぁ、これじゃまたオーバーするよなあ…」と、かなり落ち込む。ところが、落ち込んで強引さが消えたのか何なのか、ちょっとやってるうちに何となくできるようになる。不思議だ。

「どうやらできるようになったか?」と勝手に判断してくれた指導員はここで、「じゃ、コース回っててください。もう一人のほうを見てきますから。」と言って去っていった。しめしめ、これで人目を気にせずにコース練習できるぞ。
でも、いざ走り始めて、「これはまずいゾ」と気づくまでにそう時間はかからなかった。1本橋は規定10秒以上のところ、なんと8秒くらいですいすい抜けてしまうし(やばっと焦った結果脱輪なんてのもあった)、スラロームにいたってはパイロンを「なんじゃこのやろ邪魔なんだよ!」と言わんばかりになぎ倒してしまう。幸い指導員はそばにいなかった。しめしめ。というわけでもう1度ずつやってみる。今度はさっきよりはうまくいった。そしてクランクまで来たところで指導員再び登場。へっへぇ、クランクは得意なんだよーだ。というわけで何事もなかったように通過。教習の最後にもう1回コースを回ったときも、危なっかしいとはいえ致命傷はなかったのだ。あー最初の一本橋とスラロームの時指導員がいなくて良かった。

そして教習終了後、「じゃ、Takemaさん、、危なっかしいけれど次見きわめですね」。めでたく見きわめまで来た!あと一声だ!しかし、自分の技術レベルの低下には目を覆いたくなるモノがある。果たしてどうなるのか。はっきり言って不安だが、ま、やるしかないよね。

ところがその2日後に受けた見きわめは、われながらほれぼれするくらいうまくできるようになってたのだ。陰で400ccで練習を積み重ねたわけでもないのに。久々とはいえ1回乗ってバイクのクセつかんだのかなあ。あの時ばっかりは今でも謎だ。とにかく、教習の最初に「じゃ、回ってみて」と言われ、一通りやって戻ってくると「うん、いいでしょう!」の明るいお言葉。そしてしばらく今回の北海道ツーリングについての世間話(おいおい(^.^))。指導員曰く「北海道はスピードでつかまると減点も大きいからねえ。」…どきっっ!である(なぜ「どき」なのかわからない人はここからその理由を見に行ってね)。そしてその指導員がもう一人のほうを見ているうちにしばらくまた一本橋&スラロームの秘密(じゃないか)練習。時間の終わり頃もう1回コースを回り、終わったときの指導員のお言葉は、難癖なしに「じゃ、急いで卒検を予約して下さいね」。「よっしゃあ!!」である。いよいよ大詰めだ!