残念ながら猿ヶ京バンジーは2002年9月をもって正式に閉鎖されました(悲)。
今やバンジージャンプのゲレンデは日本各地にあるようで、遊園地のバンジーまで含めれば一体どこにいくつあるのか見当もつきません。でもその中からいわゆる純粋な「ブリッジバンジー」だけを選ぶとなると、実は山形の朝日村バンジーと、ここ猿ヶ京の赤谷湖に飛び込むバンジーの2つだけだったんです(2002/9現在山形だけです)。で、山形のほうはさすがに千葉から遠いということもあって、いつの間にかここ猿ヶ京がTakemaのバンジーホームグラウンド化していました。ツーリングのついでによく飛んだりしてたなぁ。
ここでは初めて飛んだ1999当時のことを中心に書いておきますが、実際はその後幾度となく飛んでいましたので、その模様はバンジービデオのページでお楽しみ下さい。
以下は、在りし日の猿ヶ京サイトの記録です。現在は存在しませんのでご了承下さい。
ここ猿ヶ京のバンジーは、国道17号が赤谷湖の入り江を小さな橋でまたぐ、その橋から見ることができます。よく考えれば、海外を含めて「ブリッジバンジーを下から眺められる」場所ってほとんどないのではないでしょうか(タワーバンジーはのぞく)。もっともその橋からジャンパーまでは少々距離があり、間近に見ることが出来ないのは残念なところです。
さらに、その橋のあたりは駐車禁止帯でもあり、車をちょいと停めて眺めてみよう的な気軽さがないのは残念なところ。さらに、初めて自分が飛んだときは土曜日の午後、しかも他にお客さんなしってことで(自分も一人で来ていたし)、誰からも「看取られずに」さびし〜く飛んだという記憶があります。一人で飛びに行くのはやめようね(笑)
なお、橋自体は水道関係の橋ということで、歩行者しか渡れませんが鉄骨造りで立派です。バンジーの衝撃で橋にダメージがどうこうということは全く考えにくいですが、ただし構造上歩道から真下を眺めるのは非常に困難です。歩道の両側に太い水道管が走っているので、「真上からジャンパーを見る」のは非常に難しいんですね。
ところでここのサイトは61mということなのですが、下はダムの入り江の湖。ということは、渇水期(秋)にはどうなるのかと思って聞いてみましたら、案の定水位が下がり、すなわちその分長いジャンプができるということらしいんですね。で、素朴な疑問。「61m」ってのは満水時?それとも渇水時?これはいまだに聞いていないなぁ。
で、とりあえず飛ばなくっちゃ話にならない。この初ジャンプの時は、2ヶ月前に飛んだNZ102mの感覚が残っていて、、さしたる恐怖感はなく飛べました(「異常な感覚」ともいいますが)。とはいっても緊張感はやはりすごいものがあるわけで、クルーの人がTakemaのカメラで写真を撮ってくれるというのでお願いしますと渡し(ちなみに500円。これは格安!)、バックで飛ぶことにしてさっさと(?)ジャンプ。しかし、足を蹴り出すタイミングが早すぎ(もっと身体が傾いたあとで蹴り出すべきなんですね)、何だか無様な失敗ジャンプになってしまったぁ。う〜む。
かくして猿ヶ京61mの初ジャンプは無事終了。しかしこれで終わったと思っていたらまだまだでした。というか、千葉在住のTakemaとしては、ここ群馬は十分な日帰りツーリング圏内。ということですっかり味を占め、この後やたらとジャンプすることに。途中からは「正会員」となり、さらにジャンプのペースに拍車(笑)。そんなこんなで、これからまだまだ楽しませてもらえそうな猿ヶ京なのでした。
しかし今となっては悲しいコメントですね。二場さん、新たなジャンプサイト構築を目指してがんばってください!
その後CBR1100XXでツーリングの途中に立ち寄った時、事務所の前で責任者の二場さんと記念撮影。
おまけのおまけ
この猿ヶ京バンジーのオフィスは古い温泉街のはずれにあったのですが、「古い温泉街」だけあって、周りには何だか懐かしい看板が目に付きます。うわぁスマートボール!射的!ちなみにオフィスの隣の店はもう営業していないようですが、もう少し離れた場所にあるスマートボール屋さんおよび射的屋さんは台もまだ並んでいて「営業中(盛業中ということはないでしょうが)」ということのようでした。なんだかタイムスリップした感じで不思議。バンジー後に是非遊んでいただきたかった施設です。
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