うーむバイヨンじゃ人面じゃ



バイヨン遺跡を裏側から見る。ここに限らないが、全景を撮るとき、正門側を外せば
ほとんど旅行者の姿が入ることはない。かといって危険なわけではないのでおすすめです。



外壁や屋根のところどころに生えた草が、無機的な石の世界に彩りを添える(キザだね)。



遺跡のあちこち顔だらけ。研究熱心でないTakemaのこと、この顔の意味などは知るよしもなかった(笑)。



バイヨンの壁画その(1) 豚が鍋にくべられようとしている。
その右では豚肉かどうか知らないが、串刺しになった肉が焼かれている。
数百年の時を越えてうまそうである。しかしリアリティあるなあ。



某地球の歩き方にも載っている「闘鶏」。
人間のやることってあんまり変わってないんだな。



ちょっと見にくいんだけれど、真ん中にワニがいるのわかります?
そしてそのワニが何かにかみついている。そう、それは人間の足。
海戦をあらわす彫刻なんだけれど、まあなんともマニアックというか、
こだわりのある作者の性格が伝わってくるようだ。



あ!狛犬!なのかなあこれって。
やっぱり宗教的なつながりがあるのかなあと感じさせられる。


ところで、ここバイヨンの遺跡は、正門側を除く別角度から全体を眺めてみるのがいいでしょう。周囲の寺院や、小さな池に映る塔の数々は、中にいてはわからない美しさです。でも、広角レンズは必携ですね。今回は例の一件ゆえにコンパクトカメラで勝負せざるを得なかったのですが、いやあ入りきらないのなんのって。