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さっきまでピンク色に輝いていた鉄山。しかし時すでに遅く、しっかり普通の雪山に(笑)。
というわけで、翌日はしっかりいい天気。稜線のほうまでしっかり見えており、上の方の風はやはり強そうだけれど絶好の雪山日和。でもわれわれはとりあえず小屋のしばらく上までお散歩しただけ。ま、いずれ行くこともあるでしょ。
ゆっくりと準備をした上で8:00頃に出発。来た道を戻るだけだけれど、来るときは周りの景色も見えなかっただけに気分はのんびり。どうせ1.5hもあれば下まで下りちゃうしね。というわけでいくつか写真をば。
いやぁ雪山日和とはこのことですな。着ぶくれしながら気持ちまで暖かになる一瞬。
でも頂上付近には雪煙が上がっていたから、あそこまでいったら顔が凍るな(笑)。
立派なくろがね小屋をあとにぽこぽことトラバース気味に道を行くと、
対岸上方に樹氷群が見えていた。蔵王みたいで雰囲気あるなあ。
そしたら、実際に本家本元の蔵王連峰が見えていたっけ。
勢至平からは、早くもガスの流れ始めた縦走路が見えている。
ちょっとズームを効かせて撮ってみた写真は右写真にマウスオンということで。
ま、そんなわけで気持ちよく下り、特に勢至平あたりはやたらに気分が良かったなあ。岳温泉まで下って「岳の湯(公衆温泉浴場)」に入り、二本松でタクシーの運転手さんおすすめの蕎麦屋に立ち寄り、新幹線に乗って東京駅に着いたのはそれでも午後3:00ころ。いやぁ早い早い。というわけでミニ雪山歩きについてのご報告、これにて終了ということでございます。え、「ほんとうの空」はどうなったのかって?そりゃ本物でしたよ。「ほんとうのガス」とか「本当の吹雪」じゃなくて良かったということじゃなくて、抜けるようながら近く、そして大きくて濃い青色の空。小気味よいまでのコントラストをしっかり楽しませていただきました。