風呂上がりのタオルが干したままなのが泣かせますな。
千葉〜東北道〜那須塩原IC〜板室温泉〜那須湯本〜ボルケーノハイウェイ〜大丸温泉〜黒羽〜大子〜水府〜日立南太田IC〜常磐道〜千葉(日帰り、走行490km)
ひっさびさの日帰りツーリング。寒かったからというのもあるのだけれど、気がつけばバイクで「遠出」というのは去年の10月末以来だから何と半年ぶりということになるのでした。え、2月に房総でコケてたじゃないかって?うーむ、あれは同じ県内での出来事でしたから遠出という点ではノーカウントなんです(その基準は曖昧ですが)。いずれにせよ、毎日通勤で使っているから乗ってなかったわけじゃなかったけれど、高速を100km走るのだって久しぶり。地元をテレテレ走るだけでしたから、いいかげんスーパースポーツバイクの名がすたってました。
家を出てすぐのT字路を右折し、100mも行かないところですぐにストップ。なぜって?この日は選挙だったんですよ!国民の権利はきちんと主張しまショー!ちなみに滅多に棄権はしないTakema夫婦なのでありました。
ここでおしんこどんと別れ、いざ三郷ICへ。ここまで来たところで「とりあえずは東北道を北に向かおう」と決め(家を出るときはそれすら決めていませんでした。よくあることですな)、案外空いている東北道を北上。栃木ICあたりまで来ると「おいおい、前後の見える範囲に車がいないぞ!」なんてこともしばしば。何で空いているのかなと考えるに、桜のシーズンだから皆さんそちらに行ってるのかなと思いましたが明確な答えはなし。まぁいいや。いやぁ、久々に「高速を堪能」しましたわ(謎)。
さて、西那須野塩原ICでアクシデント発生。ハイウェイカードで支払おうとしたら「このカード、データが読み取れませんよ」と係員さんの弁。おかしいな、額面50000円のそのカード、残額16000円の現在に至るまで何の問題もなかったんだけれど‥。というわけで料金所の管理施設へ。あれ系の建物には初めて入ったけれど、何だか係のおじさんの一言一言、妙に腰が低くてなぜか内心びっくり。そりゃ、データが読み取れなくなったのは自分のせいじゃないけれどさ。
何だか気が軽くなったところで、なぜか塩原温泉には向かわず、県道を北上して板室温泉へ。塩原の露天風呂には何度も入ったことがあるけれど、せっかくならお初の温泉に入りたかったのです。
結論。公共施設のお風呂なので可もなく不可もなくというところですね。ちょっとカルキ臭があったのがやっぱ難点。でも露天では湯を手にすくってみても臭いがなかったのになぁ。
このあとは県道を北上して那須湯本へ。鹿の湯まで来たところでどうしようかなぁと思ったけれど、まぁ去年おしんこどんと入ったしなぁということでパス。白濁系のお湯だし風情もそこそこあるので、空いている平日にまた来ることもあるでしょう。
んでもってさらにボルケーノハイウェイ方面へ。「ハイウェイ」というにはちょっとなぁという感じのワインディング系有料道路ですが、ここも結構古くからの有料だし、そろそろ無料開放も見えてきたかなぁという感じですね。もっとも最高所のロープウェイ周辺の駐車場のスペースがあまり広くないので、無料化されたときには大混雑必至?
どんどん上がっていくと、さすがに標高も高いので道のサイドに残雪が出てきました。
先週群馬の猿ヶ京に行ったとき、「猿ヶ京温泉センター」の田村さんが「いやぁ、今年は春先になってからよく降りましたよ」とおっしゃっていたので、たぶんこちらも同じような状況なのでしょう、山肌を見ても(降雪量そのものはそれほど多くないこのあたりでも)雪がかなりべったり付いているのが見えます。
せっかくなんで遊び心発揮。ミニミニ雪だるまを作ってみました。
さて、さっきの板室からまだ1時間くらいしか経っていないのに、「せっかくだからお初温泉をもういっちょ」ということで大丸(おおまる)温泉へ。知らなかったのですが、ここの売りは「川の湯」という「川がそのまま温泉」、すなわち群馬県尻焼温泉のミニ番だったのですね。
左写真 | ま、内湯はこんな感じでフツーですね |
右写真 | んでもってこちらが露天。気持ちよさそうに見えます。でも‥ |
ここの売りは上にも書いた通り「川の湯」のようです。しかし、四方を建物 or 石垣に囲まれているのはちょいと(いや、だいぶ)いただけません。地形上仕方なかったのだろうという気もしますが、これはちょいとなぁ。せめてどこか一方だけでも自然の山肌だったらヨカッタのに。ちなみに、川の水にお湯が混ざるという関係上、底のほうにいけばいくほどぬるくなります。もっとも雪解け水のこの時期ですら「冷たいっ!」というほどではなかったですから、無雪期は問題ないのかもしれません。
さて、温泉をあがった後は早めに帰ることとします。とはいってもすぐに高速に乗っては面白くもクソもないので、個人的に結構好きな茨城の山ん中を経由して帰りましょ。
というわけで、黒羽町で地元産のお茶を仕入れ(考えてみれば今は新茶には一番遠い時期だったということに帰ってから気付きました)、途中の鯉のぼり軍団の立派さに思わず写真を撮り、気がつけば朝から缶コーヒーしか摂取していないことに気づいて水府村のJA直営そば屋で遅い昼ご飯を食べ(もう15:00近く)、んでもって四輪の方はかわいそうに的な約10kmの常磐道渋滞をすり抜けすり抜け帰ってきました。
あ〜いい気持ちだった!やっぱりバイクで走るのは面白い!毎年この時期に思うことですね。んでもって、帰ってきたら何だか疲れて早寝してしまうのも例年通り(爆)。
田舎に住む男の子は幸せだなぁ、とうらやましく思った一瞬。