いよいよ秋ですなぁ。稲も蕎麦も刈り取りが始まってます。

木賊温泉までは大した距離じゃありませんからすぐに着いちゃいました。共同浴場の駐車場には車が2台。まぁ貸し切りを欲張っちゃいけません。階段を下りていくと、おばちゃん2人と初老のご夫婦が入浴中でした。まぁこんなもんでしょう。湯船が貸し切りになったタイミングを見はからってとりあえず証拠写真。

そういえばずいぶん前にこの半露天の施設が台風で壊れて建てかえられたわけですが、今回何気なく天井の方を見ていたら、「平成5年10月建造」の文字が。なるほど、もう10年になるのね。考えてみればその前から来ているわけで、こういう自分の温泉ツーリングもワンパターン的にずいぶん長くやってるんだなぁとあらためて実感。

変わらないのはここの雰囲気と熱めの温泉(硫黄臭あり)。変わったのは‥いろいろあるなぁ(しみじみ)。

さて、入浴終了後は山越えルートで檜枝岐方面へ。実は、このルートは結構お気に入りなんです。完全舗装だし、それなりに楽しめる系のカーブが連続する区間もあって、ブラックバードくんもキビキビと車体をくねらせ‥てはいませんでした。ここ数ヶ月、ワインディングらしいワインディングを走っていなかったこともあって、オーナーのテクががくんとレベルダウンしていたようです(笑)。でもそれなりに楽しんだのは事実。もっとガンガン行けるようにしなければと実感した次第です、ハイ。



国道沿いの田んぼにバイクを停める。稲穂はちゃんと首を垂れているけれど、
実入りはどうなのかなぁ。ひそかに豊作を祈願したTakemaでした。って、もう遅いか(笑)。

しかし、このあたりで進行方向後方より雨雲がどんどん攻め寄ってくるようになりました。雨から逃げるようにしてバイクを進めますが、ちょっと止まって写真を撮っているとまた降り出します。途中で水汲み18リットルなどもやったモノだから、一時はしっかり雨中走行。こうなったら逃げるしかない!

最初考えていた「檜枝岐〜只見〜六十里越〜小出」のルートはどうやら峠で雨の直撃に遭いそうなのでパスすることにして、仕方ない、来た道を戻ることにしました。幸い雨雲の東進には限界があったようで、途中からはほぼ快晴の中を走ることが出来ました。はぁ走りを堪能タンノー。

しかし単純往復では飽きるので、欲をかいてもうひとっ風呂、塩原の新湯に寄り道を決めました。でも時間がやや遅くなってきたので(16:00少し前)、むじなの湯まで降りていく時間と手間を惜しみ、道路のすぐ上にある寺の湯でいいやと心に決めます(決めるほどの手間じゃないとも言いますが)。

最後は濃厚白濁ちょっと熱いな系のお湯に身体を沈めます(さすがに塩原、6人くらい先客がいたので内部の写真はなし)。お風呂から上がって外に出ると、さすが秋ですな汗がさっとひく。いつまでも発汗が止まらなかったちょっと前までとはやはり温度が違うわけで、いよいよ秋なんだなぁと実感しながら再び高速へ。夕日を見ながら高速をひた走っておうちに帰りましたとさ。

(走行550km)

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