− キツイけれどすごいぞ新草の湯ポリバス風呂 −
実は草の湯の近くに新草の湯という別の野湯があることは聞き知っていたのですが、入口がわかりにくいということと道が険しいということで「今回は行かれないだろうな」と半ばあきらめておりました。地元の方も「あそこはちょっとねぇ、大変だよ」ということでしたし。しかし、草の湯からの帰り道、「ここしかあるまい!」と思われるマーキングを発見、物は試しと行ってみました。そうしたら‥
入口はここです。わかりにくいです、ハイ。
入口付近は笹が生い茂っていて道なのか何なのか判然としません。実際はビニールテープが要所要所に付けられていて迷うことはあまりないかもしれませんけれど、
マークはあってもヤブが濃い場所もありますから、草の湯と同じような気持ちで行くのはやめた方がいいでしょう。しばらく笹をかき分けていくと、今度は急激に下り始めます。かなり急です。ということは、風呂上がりはここを登ってくることに‥(嘆)。おまけに、下り始めたところで雨まで降ってきました。樹林の中ゆえ直接びしょ濡れにはならないですみましたが、何となく気分もブルーになってきます。
しかしある地点まで降りてきた時、樹林の切れ目のその先に何やら‥
ここからは小沢沿いの湿地状の所を通り(足場はあまり良くないです)、最後に沢を渡って到着となりました。草の湯歩道から一気に120m下ったところでした。足場が悪いせいもあって25分程度かかりました。さぁてどんなもんでしょポリバスの湯!
他のサイトでも書かれていましたが、一体こんな場所に誰がこのポリバスを持ち込んだのでしょうか。地元の方か、温泉好きの篤志家の方か‥いずれにせよ、かなり「濃い方」とお見受けいたしました(笑)。しかし、そのおかげでありがたく入浴させてもらえるのだから感謝感激火事親父モノです。というわけでさっそく入浴っ!
それにしてもこのお湯の量は半端じゃありません。温度は41℃くらいだったでしょうか、とにかく極楽浄土ここにあり!という感じ。これで小雨さえ降っていなきゃなぁ(笑)。なお、浴槽には思いがけず結構湯花が付いていますので、上がる時は源泉で良く身体を流しておかないと、身体中湯花だらけになりますので念のため。
出てくると思ったでしょ?動画編! |
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そして、いよいよ帰りは大登りです。とはいっても一度通っている道ですからまぁ何とかなります。結局、登りも下りも同じ時間で歩いてしまいました。
よっしゃぁ到着っ!