朝一番のお風呂はいい感じ。肘折温泉。


ライダーの皆様へ: この旅行は車での移動でしたのであしからずご了承下さい。

5/2、夕方6:00前に千葉県を出発。翌5/3はどうせ各地で鬼のような地獄渋滞になるに決まっているから、フェイントをかけてこんな時間に出ることにしたのだ。しかも念には念を入れて?東北道を使わずに常磐道へ。多少料金が高く、距離的にも数十km長くはなるが、やはり最大のメリットは車の数。いやぁ空いてた空いてた。水戸ICを越えたら前後の車なんてもう数えるほどしか走っていない。

とりあえず行けるところまで(=眠くなるまで)走ろうと思ってたら、郡山を越えたあたりで欲が出る。「このあたりのPAで仮眠を取って寝過ごしたら、福島あたりの渋滞にはまるかもしれん。」そう思ったら気合いが入る。もともと今回は秋田の新庄周辺をベースにあちこちまわるつもりでいるのだから、せめて山形道には入っておきたいのだ。そして気が付けば、山形北ICからさらに深夜の国道13号を北上し、午前0時頃には新庄市内に入ってしまったのだった。しかし、13号沿いには道の駅が・・ない。そこで、少しルートを外れ、最上川沿いの「道の駅戸沢」にてようやっと仮眠場所を得たのであった。あ〜、でもここまで渋滞ゼロ。よかったあ。

翌朝は6:00過ぎに起床。曇ってはいるが雨の降る気配はない。とりあえず自分も行ったことのない肘折温泉に行って朝風呂を楽しんじゃおうコースに決めた。ここからだと県道57号でダイレクトに行けるはずだ‥ったんだけれど、いざ向かってみたら、肘折温泉に近いあたりは冬期通行止め。そうかぁ、まだ雪が残ってるもんなぁ。幸い国道458に出る道が開いていたのでそちらに逃げる。



肘折温泉から寒河江に抜ける国道458号は、いまだ除雪すら
なされておらずこの有様。さすが豪雪地帯をなめちゃいかん。よくわかった。

肘折温泉に3軒ある共同浴場はいずれも朝8:00オープンということでしばし散歩しつつ時間をつぶす。あたりはまだまだメートル単位で雪が残っていて、この奥にあるはずの無料露天風呂へ行こうと思っても道すらわからない。なんだぁ、そこへ行くのも目的だったのに。

川沿いの源泉などを眺めたりしているうちに、浴場オープン時間ということでまずは入りに行く。湯船が広くてお湯も豊富。結構(いや、かなり)気持ちいい。やはり昨日のうちにこの近辺まで移動しておいて良かった。朝一番から有意義に使えるもんね。来年もこのパターンかな。来年はバイクかな?



道の脇に大きな雪の山。何だろうと思ってよくよく見てみたら
巨大な雪だるま。だいぶ汚れているのは季節柄仕方ないけれど、
GWの東北、山あいはやっぱりまだ春の入り口に差しかかったくらいだね。

さて温泉を後にして、新庄駅前にて購入せし名物くじら餅(お店がオープンした頃に買ったらまだアツアツ系だった)をほおばったりしながら瀬見温泉を通過(温泉街には行ったが入浴はパス)、一路鳴子温泉へ。と思いきやあっさり通過して鬼首方面へ。だってここの共同浴場のあたりには車を止めるスペースもほとんどないんだもん。さてTakemaにとっての鬼首といえば‥あそこしかありません。それについては次のページで。