時は5/3のお昼過ぎ。GW真っ最中の昼間にもかかわらず、
タオル片手に訪れた温泉は…無人!しかも誰かが立派な湯船を作ってくれていた!
肘折温泉から瀬見温泉、鳴子温泉という2つの有名どころをあえてパスした上でたどり着いたのが、こちらの「荒湯地獄」。とはいっても宿などの観光施設は一切ない。「地獄」という名がついていることからもわかるように、ここは硫黄や火山ガスの噴出口。ということで、駐車場周辺を歩くだけでは入浴できるようなお湯などどこにも湧いていない。
しかし、Takemaは以前何の予備知識もなしにここに来て、「それでもどっかに湯が湧きだしていないだろうか」などと周辺を探り、期待通りに「入浴」を果たしたことがあったのだ(この時のデータについてはこちら)。そして今回はおしんこどん@妻と一緒なのだが、ここには当然脱衣場等というしゃれたものはない。それどころか、湯船がなければ自分で作るしかないのだ。まぁGWということもあり湯船が流されたままになってるということはないだろうが、まぁ当然先客が入浴中だろう。そう思っていた。し、しかし。
上の写真のように、来てみたら見事に無人。しかも、どなたか(作業規模から考えて複数のグループ)が木材を組み合わせつつものすごく立派な湯船を構築してくださっていた。いつもの通り適温。なんといってもこのお湯はしばらく上で湧きだした熱湯が流れを下ってくるうちに冷やされて適温化しているものだから、水を加えることなしの源泉100%かけ流し、しかも湯温が一定だから入っているうちに「あちっ!」なんてことも一切ない、まさに極楽の風呂なのであった。
他に人もいないことだしということで、貸し切り状態で入浴。ちなみにメイン湯船のすぐ上に、人一人がやっと入れる天然の岩の窪み風呂もありますので、そちらもご利用下さいな。
湯船から上方を見上げるとこんな感じ。右の写真では、おしんこどん@妻が
岩の窪み@一人用湯船に入っているのが見える。あまりに小さい湯船ゆえ足がはみ出てるぞ。
拡大するとこんな感じ。こちらのほうが上方にあるせいか微妙に熱いが、気になる程じゃない。
メイン湯船を見下ろすと、お湯が青い色をしているのがわかる。さすが源泉だな。成分が濃い。
メイン湯船のすぐ脇には、青いドカシーも痛々しく?作りかけの湯船が放置されていた。
このすぐ脇に源泉が出ているが、あまりの熱さゆえ脇の沢水を引き込まねば熱くて入れない。
右の写真は源泉の湧出口の上で撮ったもの。湧出口付近は暑くて写真も撮れない。
結局のんびりすること数十分、、うちらが着替えを終えた頃になって家族連れ&ソロライダーが前後してやってきた。さすがGW。でもまぁ存分に貸し切り湯ったりを楽しめたのでありましたそんなわけで、次はいよいよ今夜の宿というかここ数日の定宿になるはずの木地山キャンプ場へ。ええですぞぉ、敷地内に源泉を持つ露天風呂つきキャンプ場っ!