大雪連峰縦走!(その1)

層雲峡〜黒岳〜北海岳〜白雲岳


うーん、やっぱり縦走はいいなあ。でもあんな遠くまで行くのかと思うと気が重くもある…


スタートは層雲峡にしようか旭岳温泉にしようか迷ったが、なぜか思いつきで層雲峡へ。だからこの時も、そして今もわたしゃ旭岳頂上には立ったことがないんです。今後の課題だな。そして、もう一度この縦走をやってみたいTakemaなのであります。

さて、層雲峡は曇り。駅で寝た上川では雨。天気はよろしくないかなあとは思いながらもとにかく出発。ロープウェーに乗り、さらにリフトなんぞで楽をしたりしていよいよ歩き出す。下界に比べて空が明るい。これはもしや!と期待しつつちょっと歩くと…晴れたぁ!ド快晴!やっぱり雲は雲海だったのでありました。

黒岳の小屋まで降りる。ここはもう雲上の別世界。風もないし、景色はいいし、もう気分は最高。そしてここからはお鉢平の中を気分良く歩くことに。雪は多いし、人はいないし、花は多いしで、完璧なまでの夏山登山を満喫する。



 

なお、このあたりの高山植物についてはこちらのページにまとめておきましたのでご覧下さい。でも重いです。

 

さてこの日は北海岳を越え、白雲岳を往復して白雲石室わきのキャンプ場まで。白雲岳への往復の道は、「なんでこんなところにこんな真っ平らなところが?」と不思議になるほど平らな場所があります。山自体は大したこともありませんが、話の種に行ってみることをおすすめします。
小屋わきのキャンプ場はシーズン中ゆえに満員御礼状態。何とかスペースを見つけてテントを設営し、持参のビール(この時はなぜかSingaporeのTigerBeer背負っていったんだった。どこで買ったんだろ。謎だ)をプシュッ、ウグウグ、プハァ!…とまではいつものこと。そうしたら隣に張ってたソロの人から「いいですねえ!」の声。そこですかさず「よかったらいかがですか?」と誘う。そしたらもう大変なことに。どんどん宴会モードにはいっちゃって。揚げ句の果てには「酒がない!(実はまだ持参のウォッカとかあったんだけど)何とか小屋で売ってもらおう!」となり、避難小屋ゆえ売店すらない小屋の管理人さんの個人的な酒をつまみ+心付けで売ってもらい(確か7〜8合くらい)、山上の大宴会となったのであった。あーっ、やってること変わらんなぁ俺って(笑)。