−　その15 いよいよ帰るんだなぁ　−

というわけで戻ってきました。午後には背後のおが丸に乗り込むんだよなぁ‥。

さて、父島帰着後は（もう宿もチェックアウト後なので）、父島のメインストリートをうろうろと。昼ご飯は「アカバラーメン」がお勧めのラーメン屋さんへ。ここで、船上では舵取り等でお忙しかった船長＠尾野さんとようやく一緒の写真に収まることが出来ました。

「かっぽれ」に惚れて今がある船長さん、すごいです。自分もあのNZで‥いや、言っても詮無いことですね（笑）。ついでに半身丸々のラーメンもすごい。



もうすでに町は「次の入港を待つ」態勢に入っています。ふぅ。

というわけでいよいよおが丸に乗り込みます。ここで何とも笑ったのが、乗船時にもらった一応の「二等雑魚寝指定番号」。何と行きも帰りも、Takema＆おしんこどん共々全く同じ番号（26&27）で、そこがまた壁際だったもので何とも安心しちゃいました（ま、この往復に関する限り二等船室はガラガラだったんですけれど）。

船内モニターによると‥やっぱり片道1000kmあるんだなぁ。

場所は確保されたし、あとは甲板に出て去りゆく父島を‥と思ってデッキに出てみたら、いやぁどんがらどんがらの大騒ぎにこれまた嬉しいっ！

こんな可愛いお見送りも♪

「おがさわら丸、出航の図」 「どどんがどん、どどんがどん」の太鼓は観光協会等のものかもしれませんが、子供たちの歓声は確か転校生に向けられたものだったっけ。彼らにとってこのあと何度も繰り返す「声」にならないことを祈ります。でも、薩摩硫黄島とは状況が違うかな‥。 Wmv形式、1.22MB、44秒

さて、ラーメン屋さん（「海遊」さんだっけ）で一足先に戻られた船長＆谷やん、その理由は何と、

ということだったんですね。で、おが丸が出航するかしないかのタイミングで、やってきましたかっぽれ丸っ！（いやホントはもっと前から先回りしておられましたっけ）。

かっぽれの他は全てクルーザー、だからこそ格好いいぞぉ！おお、谷やん、どうもお世話になりました！（こっちは見てくれていませんが）。

しかし、フェリーおが丸が加速して二見湾を出ようとする頃、かっぽれ丸、そして昨日お世話になったPAPAYA号、さらには自分らはお世話にならなかった各ボートが、乗船員の状況を無視して「それでも最後までお見送りいたします！」モードに入りましたっ！

一件穏やかな走りに見えますが、乗り心地は無視してますから2階で立っている「見送り人」さんはかなり大変！

いやぁだって、こんなに激しい波しぶきを上げながら「それでも見送る！」というのですから頭が下がります。そりゃまー、純粋な「お客さん」は乗っていないとはいえねぇ。ちなみに、さっきまで乗船していたかっぽれ丸が右上画像ですが、画像にマウスオンするとTakema&おしんこどんの乗船位置が示されるはずです。そんなぁっ、大間のマグロ一本釣りじゃないんだからっ！と同時に、クルーザーの向こうを張って見送ってくださったかっぽれ丸関係者の皆様に大々感謝っ！

で‥ものすごく残念だったのが、PAPAYAさんクルーザーがお別れの際「3人連続ダイブ」をして下さったことなんですよねぇ。でも、「おっ、おおっ、おおおおっ！」と思っているうちに全てが終わってしまいました。撮る余裕もなくてくっそぉ残念（本当）。

というわけでダイブはともかくとした「海上見送り風景」を動画でお伝えいたしましょ。

おが丸は順調に北上していきます。数時間後の聟島列島、うわぁ昨日はこのあたりまで来たんだよなぁ、イルカくんたち今日も元気かい？（そりゃ元気なはずだよなぁ）などと思いつつはるかな日々に思いを馳せます（昨日のことだけれどね）。

これはおしんこどんに「夕日を見ながらコロナビールを飲みなさい」と命令して撮ったやらせ画像（笑）。ただしビールそのものは彼女の所望ね（笑）。

この夜はゆっくり寝たなぁ。そして朝ものんびり、昼ものんびり（要はほぼ寝続けてる）。午後も夕方近くなったころにはもうすでに東京湾なんですからねぇ。小笠原の想い出に浸るよりも寝る幸せに浸っていたような（あのね）。

しかししっかりこんな画像が残っていたりするわけですが。

というわけで駆け足小笠原旅行、これにて終了です。うわぁ駆け足すぎてすごぉく残念、次回はもっともっとゆっくり訪問したい！