(2006年8月)
ミニ休みを利用して関西、いや南紀方面に行ってきました。しかも何と「秘湯を守る会」加盟の温泉宿に2泊してきました!野湯?もありでかーなり満足でございました。
ところで、Takemaの国内編旅行記にはこれまで西日本の旅行を扱うコンテンツがありませんでした。だから以前訪問した湯の峰温泉などは苦し紛れに「今日の一枚」に紛れ込ませちゃっていたわけですが、このレポートを機にこれまでの「東日本あちこち」を安直に「日本あちこち」に改名し、関西ほか西日本の旅行記もこのコンテンツに収納することにしました。老舗の温泉旅館じゃないですが、随分つぎはぎの苦し紛れ系増改築モードとなりつつあるTakemaサイト、そのうち再構成した上で新築しなきゃいけないのかな?(やる気ないけれど)。
(宿の湯編)
紀伊半島の内陸界隈に結構いい温泉があるというのは知っていましたが、今回はどこがいいかなぁと調べた上で「上湯」に決定したのは出発の前日でした。しかしまぁ、毎度のことながら十津川村の道はしんどいなぁ。
十津川道の駅の足湯。源泉は熱いのにここはちょっとぬるい?
今宵の宿は神湯荘。「秘湯を守る会」に最近加盟した宿のようですが、確かに場所柄「秘湯」というにふさわしい立地ですね(行くのが大変)。いや、今回は加盟宿だからここを選んだわけじゃなく、夏のキャンペーンで少し安く泊まれることがわかったので決めたんですけれどね。
到着するやいなやまずはお風呂へと向かいます。この宿、源泉はかなり豊富らしく男女別内湯のほか別館にも内湯、さらに男女別の露天風呂に貸し切り湯も2つ、そして宿から少し離れた河原沿いにも男女別の露天風呂を持っています。もっとも泉質はみな同じということですから、無理して全部入らなくてもよいかなというところです。日曜夜の宿泊だったためお客さんが少なかったのと、湯船がたくさんあるためか、どの湯に入るときも貸し切り状態でした(嬉)。
貸し切り内湯と同じく貸し切り露天風呂はこんな感じ。お湯は気持ちいいんですが雰囲気はいまいち‥かな?
続いて男性用の露天風呂へ。こちらはなかなかなんですが、天気のせいかちょっと湿っぽい感じでしたね。
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「ランプの湯」は混んでいるだけでいまいちでした。だって「ランプである」ことの必然性がないんだもん。
一番気に入ったのが本館の内風呂。窓を広く取ってあって内湯らしくない明るさがよろしいです。
とまぁ偉そうにコメントしてしまいましたが、やはり山の中腹どん詰まりにあるという立地はなかなかのもので、Takemaとしては結構落ち着けました。1泊2食で10000円というのも(キャンペーン価格)ほどよい感じだし(笑)。設備は多少くたびれているところもありますが、それもまたよろしき哉というところです。
お風呂上がりには、tettさんにいただいた「國稀」をちびりちびりといただきました。くぅ、もちろんビールもいいけれど、去りゆく夏を惜しみつつ夕暮れ時の山(果無山脈)を眺めながらの日本酒はまた格別ですなぁ。
そうこうしているうちに夕ご飯。アマゴの刺身を筆頭に猪肉のしゃぶしゃぶ(イノブタだと思うけれど)やら鮎の焼き物などなど、山のご飯という感じに統一されているのがなかなかです。ここで天ぷらに海老があったりすると評価もがた落ちなんですよね(笑)。
翌朝も湯っくりした上でチェックアウト。で、車を走らせること約1分、早くも「次の目的地」に到着です。Takemaたるもの、ここ神湯荘に泊まったのなら絶対にやらなきゃいけない「神事」があるのですから(笑)。詳細は次のページにて。
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