−　その5 何だよ自分らのいるところだけ雨だったの？　−

朝早く（5:00過ぎ）にきっちり目も覚めました。しかし「（中）高年の皆様」のお目覚めはさらに早かったようでありまして、貸し切り湯とは行かなかったのがちょっと残念（笑）。お天気はといえば、うっはぁやっぱり雨（笑うしかない）。どうやら一晩中降り続けていたようです（夜中も雨の音が聞こえていたし）。

ちなみにここ小谷温泉に宿をとったのはもう間違いなく野湯目当てでありました。そう、某沢の野湯。しかし、これだけ連続して雨が降っていると増水の危険もあるし、危険はないとしても水量は増えてうまいスポットがないかも知れないし、そして何よりも「せっかくこの野湯を目指すのであれば、出直してでもいいから天気のいい日に気持ちよく入りたい！」

というわけで、この天気による気持ちの萎えは結構なものでした。宿予約の電話を入れた前日のお昼過ぎですらそんな気持ちがあったのですから（そうでなければもう一つの宿に泊まっていたはずです）、今朝の雨を見てなおかつ湯の沢入り決行という気持ちには毛頭なれませんでした。

一応気になっていた温泉マークが完全にこぼれ湯なしであることを確かめたら、もうこの日の小谷温泉には用はありませ‥おっと、せっかくだから誰もいそうにない例の露天風呂に入っていきますか！

というわけで、貸し切りゆえ好き勝手に傘を差しながらの入湯でした。右上画像で湯面が乱れているのは雨だれです（悲）。

ちなみにここ小谷温泉から妙高に抜ける乙見山峠の林道はまだ開通していませんでした。鎌池の駐車場だって雪が残っていたくらいだし、まだ峠付近は整備ができていないんでしょう。ちなみに開通予定は6月下旬頃なのだとか。

来た道を同じように松本まで下っていくのも芸がないですし、白馬からオリンピック道路で長野市に出るとしたら‥あとはもう帰るしかないってこと？（一部に気になる源泉はあるんですが）。というわけで今回はとりあえず日本海まで北上し、カニ横町だかどこだかで食事をして、最後に妙高のメジャー露天に立ち寄って帰ろうという計画が立ち上がりました！（ちなみにTakemaにとって妙高周辺は完全に未湯エリア）。

「カニの駅」ではカニしか食べられそうにないので（しかもこの時期のカニはといえば冷凍？）というのでパスして、トラックドライバー御用達系のお店にて昼食。うーん一番美味しかったのはイカの塩辛かな。いや誤解のないようにいえば、ちゃんとワタ入りの本格塩辛で、できれば土産にしたかったくらいでした（今考えればリクエストすべきだったなぁ）。

というわけで妙高は燕温泉の「河原の湯」「黄金の湯」へ。休日ともなれば怒涛の芋洗い必定の湯らしいですがこの日はどうだ？

車を止めて、まずは河原の湯へ。むむ、その手前分岐の看板を見ると「もしかしたら行かれるかも？」と少しだけ期待していた惣滝方面の湯は通行止め？しかしその辺は柔軟に対応してくれている貼り紙もありました（右上画像にマウスオンで貼り紙拡大画像に）。どっちにしろ今回は時間がなくなっていたから行かれないんだけれどね。だって、

あなおそろしや（笑）。間に合うのか？

その河原の湯ですが、うーんしかし先客4人で「何だかなあ」系のオーラを感じないでもなかったので、おしんこどんに「黄金の湯」（こちらは男女別湯）へ先に行ってもらうことにして自分だけひっそり浸かりました（うふふ）。

この時期はぬるいけれどまあそこそこの湯ではあります。でもこれ以上混んでいたら入らないっと！

そそくさと上がり、黄金の湯に向かったおしんこどんの後を追います。あれま、到着はほとんど変わらなかったみたい？（かなり早足で歩いてきたので）。

で、こちらの黄金の湯は温泉街からすぐそこにあるにもかかわらず男女湯とも誰も入っていませんでした。お湯はこちらの方があったかいし、何だぁ最初からこっちに来ていればよかった！

はぁ、今回の温泉行脚の総括を最後の湯船にて‥するはずもありません（笑）。

というわけでこのあとは妙高ICから藤岡のPAで休んだだけで千葉まで一気に帰って来ちゃいました。到着は18:30、おしんこどんを「よーし、濃厚なる硫黄臭をふりまきながら宴会に参加してきなさい！」という感じで送り出そうと思ったら、何とPCメールに「18:30スタートとなりました」との受信が（笑）。よって、あたふたとお出かけしていったおしんこどんだったんのでありました。

それにしても悔しいのは、せっかくの平日連休（6/14.15）にもかかわらず14日は温泉活動開始の直前から終日雨、15日は関東は天気がよかったみたいでしたが日本海側はダメダメ、結局きっちり雨が止んだのは最後の黄金の湯の時だったんじゃなかったかな？で、長野市まで下ってきたら雨は止んで晴れ間も出るし、上信越道に入ったらもうほとんど快晴！何だか「われわれのための雨」だったの？と悔しく思いましたわ。ちなみにこの翌日は全国的にド快晴だったんだから‥。

ま、こんなこともあるもんなのだということで‥。でも悔しいぞーっ（やけくそ笑）。