− 広河原の湯(山形)編 その3 「寄り道しぃしぃ帰りましょ。」 −

温泉から舗装路に戻り、さらに県道に出て国道に戻り福島県に入るまでは民家の数も少なく、一気に走り抜けるしかありません。大峠トンネルを通り抜けて福島側に戻ったら日中温泉か熱塩温泉かどちらかに入浴して帰ろうと思っていたのですが、ちょうどその頃、わがRVRくんは記念すべき、最初で最後の一瞬を迎えていたのでした。



おお、累積走行「123456km!」。ビシッと揃ったぁ!

あと数日で現役から引退する車だけに(年式・走行距離からしてそのまま廃車でしょう。ブータンのカルマさんなら喜んで引き取ってくれるんでしょうけれどねぇ‥)、何だかこの記念すべきストレートフラッシュにもちょっと切なさを感じたりします。ちなみにネタばらしをするならば、ストレートカウンターまであと2kmと迫ったところでちょうど大峠のトンネルが目の前でした。しかし、そのトンネルの全長が何とジャスト4000m!というわけで入口の目の前から引き返しこの写真を撮ったわけなんですね。

ま、そんなこんなで撮影の儀式を無事執り行った上で福島側へ戻ってきました。日中温泉か熱塩温泉に入ろうと思っていたのですが、どうも気が向かずやっぱりやめたっと(どっちも温泉施設までは行ってみたんですが。ちなみに熱塩温泉の足湯だけは「湯をぺろっとなめて」きました(やめなさいって(大笑))。

さて来た道を戻る途中、往路でも気になっていた看板に心惹かれます。それは「ヒメサユリ群落、ここから6km」というものでした。手持ちのツーリングマップルにも「6月中旬にはヒメサユリの群落が花をつける」とあり、この時期なかなかここまで足をのばすことはないだろうということで、ちょっと行ってみました。



というわけで来てみたら‥あれ、山腹の遊歩道には誰もいないよ。
駐車場もほぼ貸し切り、さすが平日の午後。でもってヒメサユリはどこ?

ちなみに花の最盛期は過ぎていたようで、お疲れモードの株が大半でした。しかしそれ以上に苦労したのは今回のカメラ。ミニムービーカメラの静止画モードで撮ったんですが、コツがつかめず四苦八苦。花の画像でそれなりにうまく撮れたのは上の2枚だけでしたとさ(笑)。



ほらぁ、現物にピントが合ってないよぉ(これでも至近距離モードにしたんですが)。
安いのは安いだけあるなぁと心底苦笑。普段のデジカメを職場に置き忘れたのを後悔。



でも、丘の上からの会津盆地方面はきれいだったぁ。あ、でもこの画像は
盆地方面じゃなくて磐梯山方面ですな(中央の高みが磐梯山)。

というわけでいよいよ15:00を回ったわけで、このひなびた場所からもお別れせにゃなりません。このまままっすぐ磐越道に乗って帰ってもいいんですが、「朝食=なし、昼食=おにぎり1個」という流れでここまで来たTakema、長距離高速運転の前に少しはちゃんと食べたいような気がします。というわけで喜多方市街に乗り込み、ラーメンでも食べようかということにしました。

ちなみにわたしゃ滅多にラーメンは食べません。インスタントを含めても月に一回食べるかどうかという感じです(ちなみにお蕎麦&うどんは好きですけど)。ごく稀に「ギトギトべったりニンニクばっちり系のラーメンを食べたくなる」ことはあるんですが、それを食べてしまった直後「だめだ、もうラーメンはいいやぁ‥」と思ってしまうのがいつものパターンなんですね。しかし、「ラーメンの町」で売り込んでいる喜多方ゆえ、食堂の看板を見ても‥「喜多方ラーメン・そば」というものばっかり。土地柄、メインがお蕎麦という店はなかなかやっていけないのかなぁ(たぶん蕎麦の美味しい店もあるんでしょうけれどね)。

というわけで15:30、市内中心部の某ラーメン屋さんへ。お味は‥「お腹が空いていたから美味しかった」というのが真実の評価かもしれませんね。ま、ラーメンを常食としないTakemaの勝手な評価とお考え下さいませ。

16:00、喜多方を出発!磐越道を一気にいわきJCT(往復とも東北道経由というのは飽きるし、空いてますしね)、そして三郷ICまで。休憩は1回+電話のためのストップ1回だけでした。最後の最後にRVRくん、よく働いたね!

今日は木曜日、そのRVRくんは駐車場でゆっくり休んでおられます。明後日の今頃、同じ場所には新しい「新古車」@フォレスターくんが停まっているはずです。何はともあれお疲れさまでしたぁ、ちまたではいろいろ噂になってる会社の車とはいえ、本当に楽しかったよ。

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