【その2 神白温泉】(2005/03/13)
翌週もまた常磐道を北上です。この時期なので昼ご飯でアンコウ鍋でもつついたあとでゆっくり温泉へ‥という野望はもろくも崩れ去りました(笑)。
出発が遅かったこともあって小名浜港に着いたのは11:00過ぎ。まずは魚市場でも眺めようかと思っていたら、何だかすんごい施設が出来ておりました。その名も「いわき・ららミュウ」。いったいどういう意味なのでしょう(笑)。場外市場と食堂街が入った観光客向け施設のようです。結局そこでアンコウ鍋ではない普通の定食を食べたんですが‥うーん、やっぱり北茨城の某所の方が明らかに味は上という感じでした。もうここで食べることはないかもしれないなぁ‥。やっぱり市場食堂に行けばよかったかも。
おみそ汁がぬるい&妙に具が少ないのだけは何とかした方がいいと思うなぁ。
しかも、よせばいいのにすぐ近くにある水族館「アクアマリンふくしま」まで見学しちゃったものだから(しかも1.5時間もかけてゆっくりと)、何だかもう温泉などはどうでもいい?いやいやそれじゃやっぱりねということで、お次は塩屋崎灯台へ。温泉への道のりは随分遠かったりしました(笑)。
神妙に写るTakemaくんの一方で、はしゃぐおしんこどん@花粉症。
さて、目指す神白温泉は小名浜からも灯台からもほど近いところにある鉱泉ですから、もう結構観光化されちゃってるのかなぁと思いきや、まだまだ十分にいい雰囲気を残しておりました。周辺とのギャップが何だか不思議で結構気に入ったTakemaです。
ね、いい雰囲気でしょう?
ここの温泉は源泉温度14度ということで当然加熱しています。何でも一応は循環式だということですが、沸かし温度を高めにしてそこに源泉をどんどん入れているらしく、どんどんオーバーフローしてきますし、塩素系の匂いもありません。これならOK、許せるでしょ!という感じ。泉質は含芒硝重曹食塩泉だということです。
一瞬だけ貸し切りになったので急いでデジカメを浴室内に持ち込みました!(貸し切り時間約2分)
味も素っ気もない浴室のようですが、この温泉はなかなかイイ!
さて、お風呂を上がったらまずはビール、いや違った車ですから腰に手を当ててコーヒー牛乳でも飲みたいところです‥と思ったら、どんぴしゃりっ!
これこれ。缶コーヒーじゃない、地元メーカーの牛乳がいいよね♪
し、しかぁし!ここ神白温泉にはもっと効能パワーのある設備がありました。それは‥こちら!
廊下の上の方に何か看板が出てますね(左写真にマウスオンすると画像が変わります)。
そう、ここ神白の湯(というか鉱泉水)はちゃんとお上からのお墨付きを得た飲用泉でもあるのです。聞くところによると、かけ流しならイコール飲用泉というわけではないらしく、ちゃんとした基準(どういう基準なのかはわかりませんが)のもとに効能がはっきりしていないとこのお墨付きは出ないそうなのです。ちなみにここ神白の飲泉による効能は胃腸関係らしいですね。わたしは結構胃腸が元気なほうなので飲んでみてもあまりわからないのですが‥。
ちなみに味は‥何だか効きそうな感じでした。独特の味ですが決してまずくもありません。ポリタンなどでのお持ち帰りが可能なのかどうかは聞くのを忘れましたが。
さて、おしんこどんが上がってくるまで(ちなみにここは完全男女別浴室です)待つ場所というか部屋は、何と小川の上。何だか落ちつくような落ち着かないような微妙な感じですが、まぁ風情はあるからこれでいいんでしょうね(ついでに男湯も一部見えちゃったりしますが、まぁそれは風情ある対象でもないし(笑))。
こちらが川の上の休憩室です。流れはほとんどないのですが何だか落ちつきます。
というわけで神白温泉は何だかなかなかです。これで美味しい食べ物屋さんでも見つけられれば、日帰り旅行でも楽しいだろうなぁ(近辺のどこかに絶対あるはずだし)。