− その4 湯ったり熱塩温泉共同浴場&ガスに煙る沼尻元湯 −
というわけで熱塩温泉へ。ここは6月にも来ていたのですが、なぜか道路沿いの共同浴場は見つけられなかったんだっけ。でも改めて訪れてみると「どうしてここが見つけられなかったんだろう?」と思うくらいにわかりやすい場所にありました。
最寄りの商店にて入浴料200円也を支払い、いざ浴場へ。ここの面白いところは、脱衣場=男女共同、浴室=一応男女別、というところにあります。もっとも浴室も入口付近は男女共用なんですけれど、いずれにせよほのぼのしていいよなぁ。というわけでそれぞれ湯っくり堪能して出てきました。そのあとすぐ近くの示現寺なども散策したんですが、しばらく汗が引かなかったのはさすがに食塩泉の保温力ということなのでしょうね。
さてお風呂上がり、表で小豆を干していた商店のおばさんに「ありがとうございました、いいお湯でした」と感謝の言葉を述べましたら、枝豆をたっくさん頂いてしまいました。時期的にはかなり遅いんですが、家に帰って茹でて食べたらすんごく美味しかったです。いやぁありがとうございました!
さてその後は道中蕎麦を摂取し(「美味しかった!」by おしんこどん)、いよいよ「この週本来の目的地」沼尻元湯へ。温泉街からぐいぐいと登るダート道も、さすが4WD&地上高の高くなったフォレスターなら何の問題もなし、駐車場まで結構なスピードで一気に登りつめました(ちなみに前車RVRの時は途中でスタックした記憶が‥)。
天気はガス時々霧雨というイマイチの天気だったんですが、どしゃ降りになりそうなほどではなかったので傘とタオルと飲み物という軽装でいざテクテクと歩き出し、約30分ほどで目的地の元湯に到着。おやおや、去年の6月に来たときには何とか自立していた木造の建物がすっかり倒壊しちゃってました。
独特の風情ある建物でしたが‥ | こうなってしまうと寂しいですねぇ。 |
というわけで雨もほぼやんでくれたのでさっさと入りましょ。
ガスの中をうろうろ動画編 |
|
しばしタンノーしているうちにポツポツと雨が落ちてきたので、長居は無用と帰る準備をします。着替え終わって立ち去ろうとする頃、山の上からは数人の登山者、下からは温泉目当ての人がそれぞれ到着しました。ついでに雨もさらに強くなってきたのでタイミング的にはぴったしでしたな。
下山後は駐車場から千葉の家まで途中休憩1回だけで一気に帰ってきました。ふーむ、今週は高速代だけで2万円以上使ってしまった!少しは節制しなきゃいかんなぁ‥。
というわけで今シーズンもそれなりに多くの野湯に入ってきましたが、たぶんこれが今年の納め湯めぐりになることでしょう(あくまで「たぶん」ですけれど)。さぁ、来シーズンに向けてまたいろいろ調べなくっちゃ♪