− 後半その3 栗駒ソフトと鉄砲まつり −
さてNORAさんおかさんともお別れとなるわけですが、結構美味しいのだとかで是非とも栗駒アイスを食べに行ってみようということになりました。ということで車2台とバイク1台で向かったわけですが、NORAさん車が突如として路肩に停車。どうしたんだろうと思ったら、
見ると、道下の一段下がった場所に「妙に気になる」湯だまりか水たまりかが目に入りました。そして、そのあたりからは仄かに湯気らしきものが立ち上っているではありませんか!うーむ確かにヒジョーに気になる人工物であります。というわけで下りていき、ちょっとトキメキながら手を入れてみると‥
しかしその一方で、右上画像が何となく白っぽく写っているのがおわかりでしょうか。これは正真正銘湯気が出ているため。どうやらこの渡し木の下に熱源があるような感じです。ということは、ここは昔の共同湯か何かがあった場所なのでしょうか?というわけでいにしえの湯船に思いを馳せるTakemaでありました(うそです)。
さてそんなわけで今度こそ栗駒ソフトの工場兼直売所へ。まずは工場見学。とはいっても建物の外から見るだけなんですが、最初に右下画像の配置図をよく見ていたら、ちょっとヒジョーに気になる記載がありました(右下画像マウスオンで別画像に変わります)。
別の掲示には「摂氏98℃のお湯が一時間あたり10トンずつ工場に入ってきます」との記載もありました。となると、1分あたり166リットルの湯?
そんなに豊富な湯をそれほど大きいわけでもない(失礼)この工場だけで使い切れるのか?というかこの源泉は果たして業務以外に利用していないのか?様々な疑問(2つだけですが)が浮かび上がってきます。よって「そういう目」であたりを見回してみると‥
建物の脇奥にしっかり足湯の設備がありました。看板も何もありませんが、NORAさんが聞いたところによると使っていいらしい?うーん、さすが豊富な源泉です。これならもしかして事務所内にも職員専用のお風呂か何かがあるのではないかと更なる野性の勘を働かせたNORAさんでしたが、さすがにそこまではなかったみたい(笑)。しかしその積極的なアタック姿勢に心の中で脱帽したTakemaでありました。わたくし、気弱な43才でございます(笑)。
さてここでは当然ソフトクリームということになりますが、どうやらワッフルも販売しているようなので両方購入しました。ちなみにソフトクリームのコーンはきちんと手作りで焼き上げており、直売所付近にはその香ばしい匂いも漂っておりました。なお牛乳はリクエストすると1杯無料でもらえるようです。「ようです」というのは、この手続きは全てNORAさんにやってもらったため、いまだに自分ではよく分かっていないのであります。ダメじゃんTakema(苦笑)。
「普通に美味しいです」なんて若者語で表現したら怒られるかな(誰に?)。いやきっちり美味しかったです!
さてここでNORAさんおかさんとはお別れです。お二人は花山峠を越えて直接湯ノ倉温泉へ向かうということでしたが、Takema&おしんこどんは、これまで7年連続で木地山に来ていながらいまだ未湯の大湯温泉に入ってから、「状況によっては」湯ノ倉を目指すということにしたのです。阿部旅館の立ち寄り湯が空いてるといいなぁと願いつつ、一足先に出発したわけです。お二人、どうもありがとうございました!(しかしNORAさんとは翌週のオフキャンプでお会いしたのでしたが(笑))。
というわけで小安峡温泉街を抜け、たった2軒の宿からなる大湯温泉へ。阿部旅‥うわぁすごい車の数!駐車場を見ただけで心の中では尻尾を巻いて逃げたくなるような感じです。というわけで急遽進路変更!いや進路は変えていないか、すぐ向かいにあり以前から気になっていた民宿「よし川」さんへ。
阿部旅館の混雑とは見事に一線を画すとはこのことか、先客は1組のご夫婦だけでした。しかも男性はTakemaと入れ違いでお風呂から上がられたのでしっかり貸し切り湯をタンノーできたというわけです。ちなみに玄関脇には源泉が汲めるように蛇口がありましたが(要寸志賽銭)、いかんせん高温のお湯ですから水汲み用のポリタンクに入れたらタンクがへにゃへにゃになってしまうこと必定、世の人はどうやって持ち帰っているんだろうと気になりました。
窓の外の緑がしみじみいい感じです。お湯はさっぱり系。
ちなみに源泉は対岸崖の中腹から自噴しているものをホースで引いてきています。思い切りうらやましいけれど、保守は大変だろうなぁ。
さてここからは峠を越えて宮城県側へとNORAさんおかさんの後追いとなります‥が、標高を上げるにつれて徐々に霧から小雨模様になってきました。どうやら宮城側の方が天気が悪いらしく、温湯温泉まで下ってもやっぱり降ってるんですねこれが。というわけで途中までは行きましたが湯ノ倉温泉はやっぱりパス。まぁまたそのうち目指すこともあるでしょ。
さて花山周辺で食事をとり(いろんな意味でかーなり大量のお客慣れしていないようでしたが)、しばらく進んで道の駅に行くと、ここに来るのは確かにいつもGWだから混んでるんですが、この日の混み方は尋常ではない様子。仕方なく駐車をあきらめて先に進みますが、何だか旧花山村中心部にはやたらに車が多い!どこかでお祭りをやっているようで、道沿いに建てられた幟には「鉄砲まつり」と書かれておりました。
「まぁいいや」的に進むべき道(県道)を進んでいくと‥うわ、会場の真横に出ました。となれば、「お祭り好き」おしんこどんの無言の意向を無視することも出来ず(笑)、少し先に行った駐車スペースに車を停めて見に行ってみたというわけですね。
グランドをぐるーっと人が取り囲んでいます。森重流砲術?初めて聞きました。江戸期からの伝統があるみたい。
銃の規制がある日本で、この人たちは普段どうやって生計を立てているのかふと心配になりました。
でもきっちり統制の取れた砲術披露でした。それにしても銃の音ってスンゴイのね。
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さてそんなわけで、そろそろ今宵の「宿」に向かいましょ。実は木地山からは直線距離にして20kmもないような場所なんですが、さてどーこだ?
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