食べた食べた食べた!

(2008年2月11日)

たまにはファンシーな壁紙でかわいらしくしてみました。うふふ(苦笑)。

さて、某N氏に誘われ房総に日帰りツーリングに行ってまいりました。N氏といえばKatana1100ccを操るなかで様々な「伝説」をお作りになった方としてごく数十人にはとみに有名な方なのです。一昨年の同企画では集合場所の市原SAに「赤紙」とともに颯爽と走り込み(笑)、確か解散した後もなにやらいろいろとあったような‥。帰ってみたら家の鍵がなかったとかいう「伝説」、もちろん現場を見たわけじゃないですから真偽のほどは不明ですけれど?(微笑)。

というわけでTakemaを含めて全5人が「無事」市原SAに集合しました。しかしそれにしてもバイクがみなさんすごいわ。「SUZUKI GSX1400」・「KAWASAKI ZZR1400」・「BMW K1200RS」・「SUZUKI 刀1100」、そしてTakemaのCBR1100XXですからねぇ。ブラックバードは確か1137ccなんですが、それでも排気量でいけば下から2番目‥(大汗)。ちなみにライディングテクに関しては間違いなくTakemaが一番下です(笑)。一番上は‥いや、やめておきましょう。

連休最終日ということもあり下り線は比較的空いてはいましたが‥あのぉRSさんいきなり「夢のスピード巡航」にしないで下さい(笑)。しかしそれも君津まで、片側一車線になるとぐんと流れが遅くなりましたんでTakemaとしては少しホッとしました。

で、鋸南保田ICで降りたらまさに目の前にイチゴ食べ放題時間無制限の農園が。Nさんもおっしゃっていましたが、確かに「時間無制限」というのはこのあたりでは珍しいですよね。でも一方でTakemaの中には「三連休の最終日だし、結構食い尽くされているのではないか?」という不安もあったわけなのです。しかしいざビニールハウスの中に入ってみると?


(あたりまえでしょ)

というくらいの甘々イチゴ軍団が「食えるもんなら食ってみろ」系の怒涛量にて待ち受けていたわけです。

こうやって見ると「数はそんなになさそう、しかも大きさも大したことない」ように見えますが、実際は「食い尽くした上で前に進む」ことは不可能です。特に畝(うね)の上のあたりに時折「さぁかかってきなさい系巨大なイチモツ」(おっと表現がよろしくない)が潜んでいるので油断は出来ません。

一時休憩ということでハウスの外に出てきたところでヘタの数を数えてみるとちょうど30。前回参加した時には確か「おしんこどん=40数個」だったので、ここは「男Takemaの意地」を見せるためにも何とか50の大台に乗せたいところ。というわけでさらなるチャレンジに挑んだわけですが、中には「約5cm四方」という超巨大イチゴもあったりして、このバトルはかなりキビシイものとなりました。もっとも、マエダンゴさんのおっしゃる「バトル」とはケタが違いますが(笑)。

ちなみに右上画像は「先日の雪でビニールハウスの枠がへし曲がった」の図。今回参加の皆さんが「ここはみんなが足を踏み入れにくいゆえ上物があるに違いない」と狙いを定めた場所でもあります。でも誰しも考えるところは同じとみえ、かえって奥のビニールハウスの方が上物は多かったぞ(笑)。

ということで50個完食。このあとお風呂に入ったんですが、ゲップをしたらイチゴの香りがしたのでちょっと閉口(笑)。

普段は完全にソロツーリングなので、こうやってお知り合いの方と一緒に走るというのは新鮮なんですけれどやっぱり走るときは気を遣いますね(笑)。いつも好き勝手わがままに走っているんだなぁとあらためて実感。で、イチゴいっぱいのお腹をこなすために保田の「ばんやの湯」へ。ここは人工炭酸泉なのですが、お風呂にでも入らなきゃお昼ご飯が食べられません。

湯上がりは全然汗が引かずに大変でした(いやほんと)。朝獲れ寿司はネタはともかく酢飯のにぎりが機械なのでこれはアウト。でも考えてみれば2年前も同じ印象を持ったような記憶がよみがえってきました。学習しないなぁ。ちなみにNさんIさんの焼き魚定食はそれぞれ何と「1人前3尾デフォルト」!いやぁ見るだけでお腹いっぱいになりました。お二人とも完食されたのはさすが、私はイチゴの件もありたった9カンの寿司だけでもう眠くて眠くて‥(笑)。

このあとはTakemaのわがままに皆さんが合わせて下さり、ライダーハウス「Papasunchi」にお邪魔してみることに。房総スカイライン出口近くにて「営業」なさっていた頃以来顔を出していなかったんで、連休の最終日とはいえ今日はまだいらっしゃるかなぁと思ったんですが‥



あちゃー、「883」トラックが停まっていなかった瞬間に「しまった」と思いました。

「もしかして買い出しに行かれているだけかも知れん」と思って携帯電話に連絡してみたら、「旧正月おめでとう!」とお元気なPapaさんのお声が。どうやらこの連休は別の「お仕事」でこちらにはいらっしゃらなかったということです。「何だよー、連絡してくれれば」ともおっしゃって下さいましたが、ごめんなさい、つい数時間前に訪問を決定したものですから(笑)。

というわけで、そこからはほんの一投足のところにある温泉(鉱泉)、実はずっと前から行ってみたかった「曽呂温泉」へ。沸かしとはいえ黒湯&微硫黄臭の湯はやはり一度は入ってみなければと思っていましたから。特に温泉には興味がなかったであろう参加者の皆様、Takemaのわがままを受けいれていただきありがとうございます!



本館はともかく日帰り側の建物外観は何だか一昔前のレストランだかスナックを連想しました(笑)。

入浴料1000円也は自分としては高いのですが(東北だったら絶対パス)、ここは千葉、しかも前から気になっていた温泉なのでまぁOKです。ものすごくシブイ日帰り入浴の受付で、これまた「ここは秋田か青森か?」と思ってしまうようなおばあちゃんに(失礼)入浴料を支払います。値段はともかく雰囲気は商売っ気がない感じなのでなかなかかも。ちなみにおばあちゃん、あの部屋の灯りは付けないのがポリシーというか習慣なのでしょうか?何だかあの空間だけつげ義春的な世界になっていたんですけれど(笑)。

まぁそんなことはいいとしてくだんのおばあちゃん曰く、「今日はすいてるからね」。むむっ、もしかしてモシカスルかも?



期待にワクワクしながらいざ浴室方面へ。何だかわくわくするような但し書きまであっていい感じ。


よーしラッキー、三連休(の最終日)だというのに偶然先客のお姿はなし。というわけで今回参加の皆さんが入浴する前に急いで浴室内のお写真を♪ご覧の通り黒いです。私は東京南部の黒湯温泉銭湯に行ったことはないんですが、多分似たような感じなのではないかと‥。ただし実際は濃い茶色と表現した方が正しいかもしれません。ちなみに全然関係ありませんが、先日の青森旅行中に「長年温泉ガスにさらされ続けたためなのか接点不良になり」入院したマイ温泉カメラ(Lumix FZ5)は今回の旅行から復活です(そんなのどうでもいいことですがね)



続いて入浴足画像も。これまた定番です。最近、他サイトでもこの手の画像をよく見るようになったような‥一部ですが(笑)。

さてすごいのがこの湯の浴感です。もう入った瞬間に「わがぬるぬる王国をあげてあなたを大歓迎いたしますぬるぬるぬるぬるぬるるん♪」という感じで、なかなか驚異のヌルヌル感なのです。一緒に入った皆さんも口々に同じ感想を話しておられたので間違いありません!ただ、ここの湯のレポートによると「微硫黄臭あり」ということでしたが、これは感じ取れなかったです。その代わり何人かは「石油の臭いがする」と話しておりました。でも自分はこれも感じ取れなかったなぁ。Takemaの鼻は寒さに弱いんで(すぐ真っ赤になるし)、この時は「感知機能が低下していた」ということにしておきましょう(苦笑)。

ちなみに沸かし湯なのは当然として、気になったのが源泉の湧出量。2.6リットル/minってかなり少ないのに、浴槽への投入口+洗い場のシャワー合わせて5つの流し口があるのに全部加熱源泉を出しちゃって大丈夫?確かに外からはボイラーの作動音のような音が時折聞こえてくるけれど、でも源泉投入非投入にかかわらず作動しているような‥と、ここでRSさんだったかがひとこと。

浴槽壁から熱い湯の投入口を発見なさいました!そうか!蛇口からたまに加熱源泉を注ぎ入れるだけでは湯の冷めるスピードの方が早そうだし、浴槽内の湯温も「上部に優しく(アツアツ)底部にきびしい(ぬるい)」ということになるのは必定。さらに源泉の消費量も必然的に多くなるわけですから、浴槽内の湯を常時加温するというのが一番安全確実&地球と源泉に優しい湯使いだということなのでしょう。

ただし宿やお風呂の雰囲気からして濾過循環まで行なっている設備を備えているとは思いにくいです。つまり浴槽内の湯は常時加温+湯口から足したボイラー直結の加熱源泉はかけ流しにしていると思われます。これならある程度の大きさのタンクさえあれば身体を洗うことによる「一時的な大量消費」にも何とか対応できそうだし。ただしあくまで仮説ですので念のため。

というわけでTakema他の皆さん(の多くだと思う)にそこそこ喜んでいただき、ふたたび房総(暴走?)ツーリングが始まります。えーんみんな速いよぉ、ペースについていけないよぉ(苦笑)。しかし高速に乗る直前の休憩で「乗ったら市原SAまではフリー走行ね」と打ち合わせたのに、乗って数十秒で渋滞に巻き込まれ、前のバイク集団についていく形でのすり抜け走行が延々と続きました(やっぱり変わらない休日の房総半島上り線!)。

で、片側2車線になってぐぐっと空いたところで、あちゃまーみんな変態になっちゃった(大笑)。唯一かろうじてまだ「ジェントル」だったのが、ZZR1400さんとCBR1100XXさん(あ、こりゃ自分か)でしたね。KATANA1100さんに至っては、オイルを燃焼させながら&ブレーキフルードを漏らしながら吹っ飛んでいったぞ。なお「ジェントル」という評価はあくまで相対的な(この集団内での)評価に過ぎませんので念のため(笑)。

実は途中で先人のライダーが「御用」になっていたのですが、5人中4人はそこでブレーキをかけて「真のジェントル」になったのに対し、約1名の方は「K察さんはライダー君との積極的コミュニケーションに忙しいはずだし」と判断なさり、速度をゆるめずそのまま通過したという豪の者でありました。まぁたしかにそうなんですが(笑)。

市原SAからは皆さん降りるICも含めバラバラになるのでここで解散です。私は最初に出発したんですが、「気がついたらどなたかが真後ろにいたりしませんか?」と、常にミラーを確認しながら走ってましたっけ。もっとも京葉道のいつもの場所で渋滞し、こうなればいつもの戦法=そこそこのスピードですり抜ける前のバイクと微妙な距離を置きながらついていくで行くのが一番楽だし安全ですわ。というわけで17:50に無事到着しました。あー、楽しかったけれどやっぱりわたしは曽呂亀んライダーなのだなぁと実感したのも事実だったりして(笑)。

走行260km、ま、冬ですしこんなもんか。

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