− その8 八丁の湯で奥鬼怒4湯完湯、山歩きの汗を開運の湯で流す −
「こうやって見ると?」風情がありますね八丁の湯(微笑)。
というように「但し書き」を付けたのは、道沿いに居並ぶ「今ふうログハウス群」に敬意を表してのものであります?というか玄関部分の風情と思い切りミスマッチなので「?」を付けてしまったわけですが、どうせ自分が泊まるにしても昔からある本館にお世話になることでしょうから「あれは見なかったことにしよう」ということでTakemaの中では勝手に一件落着。
さーて奥鬼怒最後の湯である八丁の湯にやってきました。ここにはいくつか露天湯があるということですが‥こちらも今は誰も入っていないということなので、よーしさっさと入浴しましょうすぐしましょうそうしましょう!
まずは脱衣場の真ん前にあるちょっとぬるめの露天「雪見の湯」へ。うーん、アブもいないしぬる湯だしでヒジョーに快適です。ちょっと浴槽内がぬるぬるしていますがまぁご愛敬の範囲でしょう。で、このすぐ下には「滝見の湯」があるんですが、おしんこどんに「石楠花の湯」の存在を知らせたら、誰も来ないうちにということなのかさっさと上がっていってしまいました。
で、「早く写真を撮って!」とポーズを取るわけですね。でも足まで出さんでもいいのよ(笑)。
で、Takemaも上がっていきました。景色は滅法いいです。1号源泉ともう1つの源泉投入、硫黄臭そこそこ。
下ったあとは滝見の湯でまったり。やがておしんこどんは女性専用露天風呂へと消えていったのでありました。
左上は滝見の湯、右上画像は女性専用露天(マウスオンで別画像に変わります)。
というわけで湯を上がったあとにテラスで涼んでいたら、ふとこんなことを思い出しました。
ちなみにおしんこどんは「お腹が減ると途端に力が出なくなる」直結直列タイプの人間なのであります。一方のTakemaは「腹は腹、力は力」と完全に分離分割方式ですから食べないでもどうとでもなります。というわけで宿の受付の方(Takemaの叔父をホーフツとさせる方なんですなこれが)に昼食の可否を伺うと「そばセットかカレーセットでよろしければ‥」とのことでした。お値段はともに1200円とそこそこしますが‥
ひろーい食堂にわれわれだけでまずビックリ。そして出てきたそれぞれのセット、結構なボリュームじゃあーりませんか!(おかげさまで家に着くまでお腹が空くことはありませんでした=少食夫婦)。それにしてもこの小鉢料理のいくつかは、たぶん夜の食事にも出されるはずですよね、何だか得したというか片鱗を見させてもらったような気がします。
で、湯上がりの火照りも空腹もそれぞれクリアしたところで、先ほどの「叔父さん」に内湯にも入れさせてもらえないか聞いてみると、快諾してくださいました(というか「内湯は日帰り×」というようなきまりもないような‥)。
八丁の湯の元祖はこの湯船から始まった?らしいです。
というわけでお腹もこなれたところでさーて帰りましょ。ちなみにこの頃になると昨日同様雲が出てきまして、「さーてあんまり遅くなると今日もいくよー降らせるよー」という風神雷神獣神サンダーライガーだか何だかの気配が少しずつ増してきます。まぁまだお昼過ぎですから大丈夫でしょうが‥。
八丁の湯出発は13:05。勝手知ったる道だしやっぱり下りは楽ですねぇ。
女夫淵温泉までは55分でした。何だ、登りとあまり変わらなかったのね(笑)。
それぞれにお疲れさんのポーズを取ってみました。おしんこどんは‥何やってるんでしょ?(笑)。
そんなわけで車に戻り、軽登山靴を脱いだりしているうちに僅かながら小雨の襲来。あれまーナイスタイミングだったのね。というわけで奥鬼怒4湯の湯破これにて終了!でもねぇ‥
という心の叫びがTakemaの内奥より悶々と聞こえてくるのですよ。いやそれは決して「昨日山に入る時リュックにパンツの替えを入れ忘れたもんで、昨日今日とこれだけ汗をかき、着ているものも全部替えたにもかかわらず、パンツだけは相変わらず替えられていないのだ」という個人的事情からではありません(笑)。やっぱり頭も洗ってさっぱりしたいもんねぇ(いやそれもあるけれどさ)。
というわけで、この界隈の共同湯のうち唯一入ったことのなかった「開運の湯」へ。
パイプが詰まったとかで一時期休業していたようですが(帰ってから知った)、この土色の湯は健在でした。ちなみにシャワーも石鹸もシャンプーも完備とは立派です。熱めの湯に身体を沈めながら今回の湯めぐりを振り返ります。どんなことを振り返ったかというと‥
ということでありました。えーっと、甘湯新湯で1+1で2、ひみつ基地で夕方と朝とで2、報恩温泉で1、その後一気に手白沢では夕方1、夜1、早朝1、出発前1で合わせて4、日光沢では1+1で2、加仁湯では2、八丁の湯は1.2.3‥4つか。それにここ開運の湯を足してみると‥
という結論に達したのでありました(笑)。まぁまぁかな(大笑)。
共同湯前の遊具ではおしんこどんが子供に対抗してブランコをこぎ始めました。もう帰ろうよー(うそ)。
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