− その2 ルンズ・ファーム「天地の湯」、お湯よし、眺めよしでスバラシイ −
秋ですねー、ブドウ畑もすっかりさびしい感じです。でも空気に透明感がありますね。
続いて訪問したのは、伊香保から上越線を挟んで反対側の赤城山中腹にある「ルンズ・ファーム赤城ぶどう園(ロマンの森倶楽部)」。2010年の9月に一般オープンしたばかりの新しい施設なのですが、この園内に源泉かけ流しの温泉があり、しかも「湯道の先達」諸兄によると「お湯がいい!」と専らの評判なので、「これは早いうちに行っておかねば」と心していた温泉なのでありました。伊香保からは車で30分くらいなので「はしご湯」にも好適です。
駐車場に車を止めていざ園内へ。「お買い物小径」なるエリアもありましたが、そちらはまぁ後回しでもいいでしょうということで奥にある温泉施設「天地の湯」を目指します。受付で入浴料600円をお支払いすると、丁寧な応対の女性が「時間は無制限ですのでごゆっくりどうぞ」とのことでした。ちなみにこの「時間無制限」ですが、「その日のうちなら回数も無制限」だとか何だとか?直接聞いた話ではないのですが、だとしたらすごいなぁ。
さすがにオープンして間もない施設ゆえピカピカです。木をふんだんに使用した造りもGood。
休憩所は畳敷きでしたがテーブルなどはなくちょっと殺風景&小さいかも。男湯と女湯の間には家族風呂も。
と、まぁここまで写真を撮ってきたところで「あ、しまった車にタオル置いてきた!」ことに気づいてあたふたと戻ったTakemaでありました。タオルを忘れて湯に向かうとは、湯めぐりファンの風上にも置けない愚かさですね。いやちょっと待て、こういうのがアルツハイマーの初期症状なのかもしれん(笑)。ま、今回は「ワクワクしすぎて基本を忘れた」ということにしておいて下さいませ。
かなり大きな靴箱に、先客さんの靴は‥5つ。祝日のお昼時の観光施設としては少ないようにも思われますが、まだ知名度が低いからかも知れません。でも先客5名ということであれば浴室や露天のカメラ持ち込みは難しいか‥。
と、脱衣場に入ってみると2名が着衣作業中。むむ?もしかして望みがあるか?というわけでお風呂セットとともに内風呂へと進んでみると‥
(3名とも露天風呂でまったり中)
というわけで何はともあれ内風呂の撮影を敢行!
3枚ほど撮ったところで先客さんが戻ってこられたのでこれにて撮影は終了。しかしこちらの湯の素晴らしさはその造りだけではありません。何と‥
(何を以て「高尚」とするのかの基準については公表を差し控えます(笑))。
うわーこりゃいいわ!というわけでゆっくり身体を洗いつつ湯っくり湯ったり。ちなみにこちらの源泉は51.0度と高く、もちろん加温や循環、そして加水も行っていないというスグレモノなのであります。願わくは源泉の温度や湧出量が変わらぬよう願うばかりです。と、そうしているうちに何だか皆さん内風呂に戻ってこられたような?ということは「今度は露天が?」。そんなわけでささっと外に出てみると‥
(物事がこんなにうまく進むってのは滅多にないですよね)
ちなみにこの露天風呂の展望は絶景でありまして、渋川市街や榛名山方面も見事に一望できます。この温泉施設は夜にも営業しているので夜景を楽しみながらの入浴もOK、うーんかなりのスグレモノ温泉であることは間違いありません!
お風呂の正面には榛名山が!塀がなければもっといいのですがなければないでアブナイですからね(笑)。
そのかわりちゃんとベンチが2箇所に設置されています。湯口からは結構な量の源泉を投入中♪(右上画像マウスオン)。
なお塀の近くまで近寄って立ち上がると、左上画像マウスオンのような景色が眺められます。夜の関越道を赤城方面から南下してくると、渋川伊香保IC手前の橋上から見事な夜景を楽しめるというのは多くの方がご存じかと思いますが、ここもまた夜景を眺める好スポットでしょうね。もっともこれからの時期は寒さとの戦いになることでしょうが(笑)。
そんなわけで大満足の「天地の湯」でありました。で、湯上がりに何か飲みたいなと思ったので先ほどの「お買い物小径」に向かってみました。ブドウジュースとかがいいなぁと思っていたのですがなぜかブドウ園なのにブドウジュースもワインもない?(いのししカレーを売る店はあっても)。そしてそかわり?にあったのは‥
すると、油断をしていたTakemaにお店の女性がいきなりロックオン!(笑)。
Takemaは「焼酎ですかー」と愛想のありそうでなさそうな返事をしたわけですが、すでにその時点でお店の方の術中にハマっていたのでしょうね。「お客さんは麦ですか芋ですか」「え、あぁ、芋で御願いします」(笑)。
すると、お店の方は50mlくらいのプラパックに甕から焼酎を注入開始!あのぉ、車で来てるんでこのご時世それはさすがに(大笑)。
しかし香りは悪くないぞというかなかなかイイように感じたので気がついたら1.8リットルペットボトルに注いでもらっているTakemaでした(右上画像)。専用ペットボトル代を入れても1500円台だったのでお財布にも優しいぞ。まぁそんなわけでぶどう園に行って芋焼酎を買ってしまったわけですね(笑)。
このペットボトル、実は取っ手も付いていてなかなか使い勝手がよさそうなので長持ちさせようかな(笑)。
なお、何でブドウ園オリジナルのジュースやワインがなかったのかについては後で知りました。ここは昔からのブドウ園というわけでもなく現在もまだ建設作業中でもあり、まだワイナリーもなければ「ブドウの収穫」も本格的には行われていないからなのですね。公式サイトによると「順調にいけば2011年から醸造を開始したい」ということでしたので念のため。
そんなわけで帰宅後のお楽しみまでも仕入れたところで一気に帰りましょう。赤城ICまで7分というのですから速攻で高速に乗れちゃう(or ICから速攻で来られちゃう)という利便性も大であります。が、途中の信号脇に直売所があったのでついつい寄り道。
さすがに大根は買いませんでしたが(ちなみに左上画像の女性グループは20本くらい大人買いしていたような気もしました)、Takemaはキノコとサトイモを購入。キノコはともかくとして、帰宅後おしんこどんに「何でサトイモ?Takema母から大量にくるのに!」と怒られました。そういえば母の畑でも‥うはぁ失敗。
ちなみに家を出たのは8:30少し前、家に戻ったのは15:30でありました。とっても効率的な1日だったというべきか?
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