− その22 大島編(5) いよいよ帰宅、また来るぞぉ! −
3/21の夜行便で出発して今日は3/29、ということで考えてみれば「8泊9日」というあまりにも悠長な旅行を続けてきたわけですが、こんな生活を続けていたらさすがに本業復帰への御赦免船も来なくなることが予想されますんでそろそろ帰りましょう(笑)。
レンタカーはこの日のかめりあ丸出港に合わせて返却の予定なので問題なしです。しかし御神火茶屋で軽食を食べたとはいえ、船に乗ってしまえば竹芝桟橋到着は20:00近く。やっぱりお腹が減るよなぁというわけで、昨日偶然ローカルロードを走っていた時に偶然見かけたお蕎麦屋さんに行ってみることにしました。
お店の名前はご覧の通り「樹璃庵(じゅりあん)」。ウッディな造りの建物の半分がお店になっていて、右半分はご自宅なのかな?
それはともかくとして、先日この店の前を通過したときにのぼり旗を見つけて「こんなところでやっていけるのかな?」と思ったわけです。でも「この場所(都道のメインルートからはかなり離れてます)で営業ってことはかなりこだわりがある=ウマイ店ってことでしょ!」と思ったわけで、大島最後の食事をここで食べることにしたわけです。
正直言ってわれわれ2人ともお腹は減っていませんでした。「これから船に乗って、船の中でマズイもん(失礼)を食うくらいなら島で食べておこう」というくらいの気持ちだったんですが、やっぱり上記のような「この立地ゆえのうまさ」は間違いありませんでしたね(右上画像マウスオンで天ざる画像に変わります)。このお店はお勧めっ!
樹璃庵さんのブログはこちらです。ただしブログ内にも住所表示がないですし、ネットで検索しても明確な場所は出てきません。住所は「東京都大島町岡田字新開331−5」なのですが、地図検索で表示される場所が「バッチリそこ!」ではないと思われます。あとは勘を利かせて?お探し下さいませ。
さてそんなわけでこの伊豆諸島北部うろうろ旅行もオシマイに近づきました。レンタカーに給油して岡田港へと向かいます。
島の外周50kmのところ、131.8kmも走ってますね(笑)。そしてさすが離島料金というか、リッター168円は高いですがしょうがないです。でも、支払料金からよく考えてみるとこの時借りたVit'zの燃費は‥
何だか全然エコカーじゃないんですが気のせいですか?うちのフォレスター2000cc4WDだってこのくらいの燃費レコードは出しますよ、いやもうちょっといいかな。何ででしょ。
ちなみにうちのCBR1100XXブラックバードくんは冬の通勤グだけで使うときにはリッター9kmくらいになったりします。全然エコじゃないですね。
さてでもいよいよ岡田港に到着し、あとは帰るだけです。ターミナル内にある「スタンプラリー抽選所」に意を決して進みゆき、ガラポンを回してみると‥「アンコ人形と海の精」をゲット!(うわーイマイチ)。しかしこればかりはガラポンの神の御沙汰なのでしょうがないです。ちなみに全スタンプを集めたプレゼントは右上画像に見えている海の精のミニボトルでありました。うーん(タダでもらえるものに文句言っちゃいけませんね)。
と、このころになると雨が本降りになってきました(あーよかった)。で、これもまた椿祭りの期間中ゆえのイベントなのでしょうが、大島の港から出港するかめりあ丸に「御神火太鼓」で見送るというイベントがあるわけです。でも?(これもまた今日でオシマイ)。
太鼓を叩く皆さん、雨の中頑張れー!と思いながら見ていたわけですが、1人だけ普通の服を着た女性が?どうやら彼女はこの船で東京へと旅立つ、いわば「見送り見送られ太鼓」の立場にあったようなのです。
彼女が自分の太鼓パートをすませ、仲間と最後の別れを惜しみ、そして急いで船に乗り込む姿(右上画像マウスオン)はある種感動的でありました。しかし船内アナウンスによると‥
(もちろん○○さんがどんな人なのかは全く知りませんが)
岡田港周辺の店あたりで「島焼酎でイイキモチ♪」になっているのかも知れませんが、船の出港はその分遅れてしまうわけですよね。そんなわけでタラップを外すわけにもいかないところで再び彼女が下船、御神火太鼓アゲインです!彼女にとってこれは嬉しかっただろうなぁ。
「御神火太鼓で見送り見送られ」
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この旅行では時期柄たくさんの「船の別れ」を見てきましたが、「見送る側が見送られ」というのは初めてでありました。これは見ていても何だかしみじみほのぼの(偶然ですが)。
ちなみに遅れたとはいえ14:45には出港したかめりあ丸ですが、東京竹芝に到着するのは定刻であれば19:15、すなわちここから4時間30分もの長丁場なのですね。そういうわけで2等和室は芸がない、ゆっくりマイスペースで寝たいっしょ!というわけで「特2等」を予約しておりました。そんなわけで部屋に入ってみると‥
そんなわけでおしんこどん共々ゆったりと眠りの国の王様を満喫したわけであります。2等和室だと毛布も借りる料金がかかりますが「特2等」は毛布もありますし(ただし敷き布団等はありません)、これはかなりC/Pの高い等級だと思われます!
さてそんなわけで竹芝に到着です。ここから浜松町駅まで歩いて数分。自分が高校1年生の頃この駅に毎日降り立っていたんだよなと思うと、東京タワーの灯も本当に懐かしく感じます。あれから恐ろしいことに四半世紀以上経つんですがね(笑)。
そんなわけで伊豆諸島北部編、これにて完了でございます。南部の「三宅・御蔵・八丈」、そして「青ヶ島」にもいつか絶対に行くぞぉ!
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