− その0 春の伊豆諸島北部湯めぐり行脚メニュー −
2010年3月下旬、年度末で猫の手も借りたいほどに忙しいはずのこの時期にTakema&おしんこどんはこともあろうに足かけ9日間もの伊豆諸島北部巡りを敢行してまいりました(神津島・式根島・新島・大島)。というわけでその記録をここに公開する次第です。東京からすぐの場所ゆえ行かれたことのある方々も多いと思いますが、われわれにとってはほぼ処女地でしたので(Takemaだけその昔々に大島だけ行ったことがある)まだまだシロート的な旅行だったとも思います。「あの島ならあそこがいいぞ」等のアドバイスがありましたら是非お教え下さいませ。次回訪問時にきっちりとリベンジしますので!
あ、でも次回のこの方面は南部方面(三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島)かなぁ(笑)。
まずは出発前準備何やかんやと竹芝桟橋出航まで
実は「どこに行くか」を考えていた際の一番の対抗馬は「ハワイ島」だったというのが一番たまげる話でもあります。でもまぁ諸般の金銭的な事情でこちらにしたわけですが、ある意味で正解だったかも知れません。伊豆諸島南部は「青ヶ島に行けそうにない」ということで北部に決定し、まずは竹芝出港まで。
「各島停車」で終点の神津島へ到着
大型客船はそれこそ各島に立ち寄って少しずつお客さんを下ろし(乗る人もいます)どんどん南下していきます。われわれが目指す神津島は終点折り返しの港ですからのんびりと各島桟橋の風情を眺めながらというわけですが、ごっつい島が見えてきたらそれが神津島。海はキレイだしワクワクしながらの到着でした。
レンタルバイクでちょこっとお散歩のあと天上山ハイキング(1)
宿泊予定の宿に荷物を置いてまず目指したのはレンタルバイク屋さん。ここでタンデムOKのスクーターを借り出して、まずはちょっと早めのお昼ご飯。そしてここ神津島の最高峰である天上山を目指します。というわけで頂上台地の一角まで上がりました。うわー、ここでロシア?(笑)。
天上山ハイキング(2)頂上台地から頂上へ
というわけで頂上部まで来ればあとは一投足と思いきや、この島(山)の頂上台地はとても広く、池だっていくつかあるのです。その中でも一番風情があると思われる千代池へ。いやー時間が止まってる!(笑)。そして「あの歌」を歌いながらの「表砂漠」経由で頂上へ。天気最高展望最高っ!
天上山ハイキング(3)裏砂漠経由で下山
裏砂漠なんてのもあるんですがここはなかなかにヨロシイ!表砂漠だけでいいやと思っていたTakemaとしてはおしんこどんの「せっかく来たんだから‥」に勉強させていただきました。結局休憩等全て込みでも3時間以内で回って来ちゃったんですね。標高差も400m以下だし、天上山は必須訪問ポイント!
バイク de GoGo! in 神津島北部
バイクの返却リミット=17:00までに3箇所訪問したいというわけで、トロッコ跡を入念に、そのかわり赤崎展望台はサワリだけ。そして絶対欠かせない今回の初湯は神津島温泉露天風呂。この2日後から露天風呂はしばらく休業ということでまにあった!さらに宿は別源泉の温泉宿、宿泊者はわれわれだけというわけで貸し切り湯をタンノー。
いざ「温泉の殿堂」式根島へ渡りましょ
朝目覚めてみるとお天気はちょいと曇天。でも朝食後にお散歩していたらこの宿の源泉を発見しちゃいました(意外とわかりやすい場所だったのね)。往路と同じ多幸港からの出港だったんですが、地図を見ると湧水地が?うむ、おいしい水でありました。時期柄「蛍の光」が流れる出港情緒にちょいとしみじみ?
式根島温泉めぐり(1) まずは「無名の湯」(または「山海の湯」)からスタート
到着するやいなや、民宿の送迎車内で「2泊の予定で承っていますが、明後日は海が荒れるようなので明日島を離れては?」というご託宣。そ、そうならば今日のうちに温泉天国式根島の湯めぐりを完遂しておかなければ!というわけでまずは無名の湯(「山海の湯」とも)へ。
式根島温泉めぐり(2) 足付温泉をタンノー
無名の湯(山海の湯)から徒歩すぐで足付温泉へ。3つの湯だまりがありそれぞれに湯温が違っています(干満潮によっても湯温は変わります)。しかし厄介なのは藻の繁茂、身体にまとわりついたりはしませんが湯だまり内はとにかく滑る!湯がいいだけに気をつけて。
式根島温泉めぐり(3) 松が下雅の湯は万人向けの温泉施設+2湯
続いて宿から一番手前の松が下雅の湯へ。ここは整備が行き届いているひろーい男女共用露天風呂、源泉は地鉈温泉からの引き湯ですから湯の素性は確かです。しかしここだけに飽きたらずちょっとうろうろしてみると、別源泉や「ここ、いいっしょ!」という感じのこぼれ湯も?
式根島温泉めぐり(4) 地鉈温泉+湯加減の穴
ちょっくら宿に戻って休憩のあと、いよいよ地鉈温泉を目指します。尾根を越える山道の登りに「あれー何でこの場所で汗かくのさ」と思いつつも、地鉈の湯はそれを補って余りある気持ちよさ。しかーししかし!いよいよ雨が降り出して早々と撤収!別ルートの帰り道にある奇勝?「湯加減の穴」も見学。
式根島温泉めぐり(5) 式根島温泉憩の家で湯めぐりの汗を流しましょ
式根島湯めぐりの最後の目的地は唯一の日帰り温泉施設である「憩の湯」。石鹸なども使えるのでここでキレイキレイになっちゃおうというわけです。かなり長湯を楽しんだ上でお宿に戻ってまったり。と、ここでアクシデント発生!なぜか憩の家まで再度往復を余儀なくされた理由は?(笑)。
風雨強まる中、村営船にしきで新島へ、夕食は島寿司で外食(ゼータク)
かねてのアドバイス通り新島へと渡ります。村営船にしきは小さな船とはいえ新造船だしベテランスタッフが運航業務に携わっているしということで乗っていて安心。到着後民宿うえりんさんのご厚意に甘えまくり、冷たい雨の新島とはいえ心はホカホカ。夕食の外食まで往復送迎付きって‥(あなありがたや)。
新島2日目も相変わらず雨、よってトボトボと周辺お散歩
そんなわけで民宿うえりんさんの送りで民宿ヤジーさんへ(朝)。夕食時のアルコール持ち込みOKは大歓迎です(笑)。さらに、何とこちらの宿もネット接続OK!(今回の旅行で一番安定した送受信状況でした)。しばしくつろいだあと、新島博物館へ。とにかくこの日は寒かった‥。
新島3日目 晴れた!バイクだ!温泉だ!(1)
ようやくの天候回復!となれば所期の目的通り濃厚に新島を周遊しようではありませんかというわけでレンタルバイクを借り出します。で、まず向かった先は‥湯の浜露天風呂!水着着用とはいえ無料の露天湯をタンノーいたしました!いやーリゾート気分♪
新島3日目 晴れた!バイクだ!温泉だ!(2)
続いては新島最南端を目指してワインディング路をぐんぐんとミサイル基地へ(笑)。そのあとは石山展望台へと未舗装路を走っていきましたが、確かにここは見応えがありました。コーガ石の採掘場跡も見学し、バイクならではの機動性をいかんなく発揮、バイクで良かった♪
新島3日目 晴れた!バイクだ!温泉だ!(3)
「くさや桜」などをちらっと見学したあと(笑)、美味しいラーメンを食べた上で今度は東海岸の羽伏浦へ。サーファーのパラダイスらしいのですが確かにいい波が入ってました。長大トンネルを通り抜けて若郷集落方面へ足をのばした上で、よーしいよいよ間々下温泉でこの日の汗を流しましょ!
新島から大島へ 世の中は年度末のお別れシーズン
ようやく新島を離れる日となりました。でも最後の最後に再度の温泉をタンノー。新島港はものすごい数の人々で賑わっておりました。これほどの規模で見送られるなんて一生のうちでそうそうないですよ、先生っていいお仕事だなーとしみじみ。続いて利島でも「島の規模に見合ったほのぼの系のお見送り」が!
大島編その1 とりあえず初日はちらほらと
さてこの大島編最初のページは愚痴から始まります(笑)。もうちょっとちゃんと連絡してよね(苦笑)。で、いよいよ最終週となった椿祭りにすべり込みセーフ!三原山もバッチリ見えてOK。青ムロのクサヤや夜祭り等々、いろいろと楽しませていただきました。
大島編その2 レンタカーでお大尽系島一周観光はスタンプラリー中心に(笑)
天気がイマイチなのでこの日は島を一周しながら(レンタカー借りといてヨカッタ)各地のスタンプをペタペタという行程になりました。波浮のひと気のなさにちょいと驚いたりましましたが‥。元町界隈の湯にも1つくらいはというわけで浜の湯露天に。タイミング良くほとんど貸し切りモードで楽しめました。夕日はきれいなんだろうなぁ。
大島編その3 大島温泉ホテル滞在でほっこり
いよいよ最後の宿泊ということで温泉ホテルを予約していたTakemaです。建物は古めですが食事も美味しく従業員さんも丁寧な対応でそこそこ満足。ただし温泉は「いかに空いているタイミングを狙うか」でちょっと苦労しました(笑)。あー単純泉って久しぶり♪
大島編その4 何と小雪&強風の中三原山お鉢めぐり
宿を出たら雪あられが降っていてビックリ。お鉢めぐりの途中、風で折り畳み傘の骨がぐにゃりと曲がりました(笑)。しかも気温は氷点下!もっともそのおかげでとっても静かな山上ハイキングでしたが(笑)。御神火茶屋まで戻ってきたところで喫茶店へ。うーんなかなかヨロシイぞ。
そんなわけでいよいよ帰ります
8泊9日という長丁場で「東京都内」をめぐってきましたがいよいよ帰りましょう。最後に「ちょっと気になっていたお蕎麦屋さん」に立ち寄り、自分の「読み」が間違っていなかったことがわかりました(嬉しい美味しい)。竹芝までは貸し切り部屋でよく寝たなー。
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